ソードの4のカードは、休憩が必要なことや体力を回復させるようにしなさいと伝えてきています。人生はすべきことがたくさんありますが、少し立ち止まって見ることを勧めているようです。
全力疾走し続けることは誰にもできません。ここで立ち止まり、様々な角度からじっくりと物事を考える時間を取りなさいということかもしれません。そうして、休むことで物事を違う側面から見ましょう。穏やかな気持ちで物の本質を見極めるべきなのです。
ひと時の休養、退避、避難、充電期間、心身を休めることができるとき、休むことが大事な時、休憩、休暇、一時休戦、小休止、寝ること、頭の中を静かにさせる、おとなしくしている、休むことに集中する、疲労回復、動きがない、安息、静止、中止、解放、補充、癒される、問題から距離を置いて休む機会を得る、苦境を乗り越えて休息する、混乱した状況から解放される、苦境・苦難から脱する。
ソードの4のカードの正位置は、一時的な休止や休憩を意味しています。体を休めて体力の回復を図ることはもちろん大切ですが、疲弊した心を穏やかな状態へ戻すこともとても重要です。
そうして心身をより良い状態に整えておくことで、かえって効果的にこの先の目標や目的に近づけます。急がば回れということわざにもあるように、物事の核心に迫るにはただ直進するだけでなく、立ち止まって静かに考える時間も必要だということを示しています。
休憩のタイミングを逃す、疲労、衰弱、強制的な休暇、準備が整っているのに動き出せない、回復、活気、再開、復帰、支援、支持、協力、準備が整う。過去の恋愛が復活する、変化の予感や期待が高まる、待ち望んでいた物の兆しを感じる、病気が回復して活気を取り戻す、開店休業、準備は整っても出番がない、動き出すきっかけを失う、本来の目的を忘れて休む、休み疲れ。
ソードの4のカードの逆位置は、休養のタイミングを逃してしまい、休めないことを暗示しています。あるいは小休止が長すぎてダラダラしている状態や、せっかくの休憩を活かせていない状態を表しているかもしれません。
次に進むのが億劫になっていたり、休みを切り上げるタイミングを逸してしまっていたり、準備は整っているのになかなか休みから戻れなかったり、と現状での足踏み状態が続いていることを表しています。このカードは動き出しましょう、周りに目を向けましょうという喚起のカードといえるでしょう。
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