カップのペイジ(王子)のカードは、感受性豊かな子供の心を持った人物や好奇心旺盛で人懐っこい性格の暗示です。可愛らしさのある人物、甘えん坊の若者や人を喜ばせるのが好きな、幼さが残る人物、またはそのような性質を表していて、さらに勤勉でひらめきに満ちているという側面を持っています。
可愛らしさであったり、未熟さだったり、様々な印象を併せ持つカードといえるでしょう。このカードは10代から20代前半の若者を示したり、精神年齢が低い幼稚な考えを持つ人物そのものを表したりしていることもあります。
人懐っこい、人を頼る、幼さ、かわいらしさ、甘えん坊、夢見がち、想像力豊か、アイデアが豊富、思いやりがある心優しい人、万人に好かれる、楽しい交際、お互いを頼りにする、謙虚さ、向上心、素直さ、前向きな、誰からも愛される、人の気持ちを思いやれる、誠実、信頼できる、夢想家、風変わりな、技術も心も伸びる余地がある、人が嫌がることを進んでやる、時間がかかっても最後までやり遂げる、アピール上手、男女問わず友人が多い、場の雰囲気を明るくする。
カップのペイジ(王子)の正位置は、想像力に溢れ、思いやりのある心優しい人物を示しています。またそういう性質の10代から20代前半の若者を指していることも。相手のことを思いやることができるので、周囲も自然に心を開き、結果として万人に好かれます。また勤勉で打てば響くようなひらめきを持つので、好感を持たれるでしょう。
夢見がちなところもありますが、個性として捉えられて、好意的に見られるようです。このカードは素直に自分の弱いところを認め、補ってもらいなさい、人を頼りなさいということを伝えています。自分のやるべきことをして、まじめな態度で人に頼ることで、道が切り開かれるでしょう。
感情的になりがち、後悔先に立たず、集中力に欠ける、精神的に未熟、甘えたがり、自立心に乏しい、依頼心が強い、幼稚、稚拙、恋愛に夢見がち、打算的な交際、将来設計ができない、心身にストレス、相手に押し切られる、弱気な交渉、わがまま、情に流されやすい、開き直り、人に依存する、現実逃避、現況不足、不注意からの失敗、不安定な言動、誤解を招く態度、冷静さに欠く、失笑を買う、だらしない人、人付き合いが下手な人、優柔不断、頼りない、誘惑されやすい。
カップのペイジ(王子)のカードの逆位置は、気持ちを抑えることができない感情的な人物やその性質を示しています。また一時の感情のコントロールが出来ず、気持ちが暴走する様子を表してもいるため、感情に振り回され、集中力にも欠けてしまい、不注意からの失敗や誤解を繰り返しがちです。言動全体が不安定なことが多く、周囲からの信頼も得られないことになるでしょう。
もちろん信頼を勝ち取れないだけでなく、心配や迷惑ばかりをかけ続けます。とにかく、冷静に自らの不注意を起こさせる感情の起伏をコントロールできるようにすることで、後悔するような言動は抑えられるようになるでしょう。
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