ソードの10のカードは、最悪の状況になる可能性もありますが、決してこれでは終わらないということを暗示しています。最悪の状況に見舞われ、再び立ち上がることができないぐらい叩きのめされるような展開の予感さえすることも。どうやら負のスパイラルのように悪いことがぐるぐると、とめどなく押し寄せてくるようです。
ただし、現状が最悪の状態だとすると、後は好転するだけなので、終わりからの再生という暗示もあります。ただこの始まりを手に入れるのはどん底を味わわねばなりません。一度沈んだ身にしか浮上する感覚は味わえないのです。
最も低い状態、破滅、滅亡、災難、破産、自己憐憫、最悪の状態、負のスパイラル、後悔、自責の念、罪悪感、精神的苦痛、自己否定、自分で自分を追い詰める、理詰めで考えすぎる、立ち直るのには手助けが必要、自業自得、計画のとん挫、重荷を担がされる、破壊、破局、困難、苦境、滅亡、崩壊、苦労、低迷、終止符、家庭崩壊、一家離散、人のツケが自分に回ってくる、予想外の展開に対処できない、自分の手に負えない、崩壊、失意、困難な状況を脱出するのにすべてを捨てる。
ソードの10のカードの正位置は、最悪の状況に遭遇し、身も心も叩きのめされるような展開になることを暗示しています。数々の不運や苦難に遭い、負の底なし沼から抜け出せなくなっている状態です。自らの力では立ち上がることができない可能性さえあります。
深刻な事態に陥っていることには間違いないので、自分自身も心して取り組まなければ、解決の糸口も見えないでしょう。慎重に事を運ぶのはもちろん、状況を整理し行動を見直すことです。そして決して後悔が残るような言動は慎むようにしましょう。
最悪の状況からの復活、教訓、成長、再挑戦、精神的に苦しい状態から抜け出す、苦しさの中に希望が見えてくる、逆転、好転、好意、感謝、成功、脱出、改善、有利、夜明け、大胆な行動、どん底の終わり、一時的な幸運、行動に自由の余地が出る、失われた経験を生かすことができる、新しい道が開ける、目的に近づく、復縁が叶う、後腐れがない、理想の相手と出会う、就職や転職が上手くいく、援助を受けられる、天職と出会う、業績が上向きになっていく。
ソードの10のカードの逆位置は、最悪の状況から立ち上がり、復活することを示しています。一番暗い夜を脱して、夜明けが近づいて来ているのです。かなり大きなダメージを受けましたが、そこからどう立ち直っていくかが課題となります。
最悪の状態を経験したことで、精神的な成長が見込まれますし、失敗や苦労を味わっているので同じ失敗を繰り返さないようにと注意力や意識がとても高まるでしょう。そういうことで人間的にも、懐が深く優しいタイプへと変わっているはずです。
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