男女問わず、人間だれしも異性に対して恋心を抱くのは本能であり、男女が惹かれ合う理由は、生物学的にも心理的にも、そして社会的な要因もが複雑に絡み合っています。
ゆえに、人を好きになる「恋愛」という感情が芽生える訳ですが、その生物的な感情は
時と場合によって変化するもの。
その変化もまた、ある程度のパターンは見出せたとしても個々人が持つ性格や本質的な要素が複雑に絡み合っていますので、それを数値化したり、ロジカルに処理したりすることができないのが、人間らしい面白いところかもしれません。
人間の感情や価値観は変化するもの
ということが分かっていても、男女は互いに惹かれ合い、そしてカップルとして付き合ったり、いずれは結婚に至るわけですが、結果的に別れてしまうことは往々にあります。
感情や価値観の変化は、付き合い始めの恋心や結婚したての幸福感を、いともたやすく打ち砕いてしまうのです。
では、なぜカップルや夫婦は別れてしまうのか?
当然、誰しも好き好んで別れるわけではありませんし、避けられない何かがない限りは離婚などは望まないわけですが、結果的にすれ違いや価値観のズレが生じて「別れ」という選択肢に至ってしまうのは、
その感情や価値観の変化を許容できなくなる
のが一番の要因。相手との相性以上に、その人が持つ本質や性格、恋愛観や結婚観を理解できていなかったことが大きいのかもしれません。
今回の記事では、そんな恋愛観や結婚観の本質を見抜くべく、男女別に見る九星別の恋愛観・結婚感の傾向にフォーカスします。
まずは、唯一の水属性となる「一白水星」の恋愛・結婚傾向について詳しく見ていきましょう。
後天定位盤における北方位を司る一白水星は、五行思想の属性は「水」。水という高い流動性を背景に、
物事に対して柔軟かつ状況に応じた高い順応性を持つ
とされ、特に女性は別れても尾を引かずに気持ちの切り替えが早い傾向にあります。
「▼一白水星の外面性格」でも触れていますが、ある意味「困難に対しても前向き」ということが言える一方、恋愛においては奥手で内心は非常にデリケート。自分自身が傷つくのを恐れ、駄目だと思ったら傷つく前に諦める、といった側面があります。
一方、問題解決能力は高いため、結婚後における夫婦の困難も乗り切れるだけの強いメンタルはありますが、浮気など何か大きな問題が発覚し、相手に対する愛情が冷めてしまうと「別れの判断が非常に速い」といったことも挙げられます。
そんな性格が特徴の「一白水星」が持つ恋愛観・結婚観について詳しく見ていきましょう。
上記のとおり、五行思想においては唯一の水属性となる「一白水星」。
五行の相生・相剋の関係は下記のとおりです。
≪相生の関係≫
≪相剋の関係≫
相生・相剋における五行相性の詳細をお知りになりたい方は「▼九星早見表を活用した九星別年間運勢と相性を占う相生剋表」も併せてご覧いただければと思いますが、五行思想においてはそれぞれの属性が下記のように影響し合っていると考えられています。

ただし、こちらは基本的な性格から判断する「相性」に過ぎませんので、恋愛や結婚においては
相剋の関係でも夫婦になるケースもある
ということを念頭に置いておく必要があります。
続いて、相手の内面的な性格を見極める「傾斜」です。
傾斜の詳細や具体的な導きについては、「▼傾斜法(九星気学)で運勢を占えば性格や運命が分かる! 」にて詳しくご紹介しておりますが、「月盤を用いて自身の本命星がどの位置にあるか?」で導きだします。
割り当てられる傾斜によって、その人が持つ内面的な性格を把握することできるので、恋愛や結婚に対する潜在意識はもちろん、
結婚後の価値観の変化やその可能性
といった視点でも、その人の性格や本質をより深く知る手がかりとなるでしょう。
なお、傾斜宮の分類は八卦の卦8つ。本命星と月命星が同じ場合は中宮傾斜に割り当てられますが、中宮傾斜のみ男性の場合は「兌宮傾斜」、女性の場合は「乾宮傾斜」となる点に留意が必要です。
また、傾斜においては八卦盤をベース(八卦盤に中宮は存在しない)にそれぞれの象意が反映され、以下のような特徴があります。
※各傾斜における内面的性格の詳細は、「▼傾斜法(九星気学)で運勢を占えば性格や運命が分かる!」を参考にしてください。
傾斜宮は、本命星がもつ性質や特性をさらに細かく分類したもので、基本的には相性診断に用いられますが、その人が持つ性格を「結婚観」という視点で基本性質と照らし合わせると、また違った傾向が見られるかもしれません。
冒頭でもお伝えした一白水星における恋愛観・結婚観のベースに加え、
割り当てられる傾斜の性質を加味することで
その傾向がより強く出るタイプなのか、まったく違った内面を持つのかの判断材料となりますよ。
例えば、一白水星で坎宮傾斜の場合、より強く一白水星の性質が出ますので、高い順応性に加えて、非常にデリケートで執着心や嫉妬心が強い、そのためストレスを溜めやすく、異性に対する喧嘩が絶えない・・・なんていうシナリオを描くこともできるようになります。
各星に割り当てられる基本性質と傾斜による内面性格を組み合わせ、結婚後の生活をご自身で色々とイメージしてみると良いかもしれません。
基本的な性格を元に、一白水星の恋愛観・結婚観の特徴をピックアップすると
といった特徴が挙げられます。
もちろん、傾斜によってはその性質が強まったり、他の星の性格が入り混じったりすることもありますが、基本的には
献身的で家庭を守ろうという意識が強い
ので、恋人や結婚相手としては相応しい性格と言えるかもしれません。
ただし、それはあくまで何も問題がなかった場合です。
仮に一白水星の彼氏・彼女に対して浮気がバレたり、結婚後に「上着のポケットから飲み屋の名刺が出てきた」といったシチュエーションがあったとした場合、恐らくその事実に固執され、時間の経過と共にあなたへの愛情も薄れていき、結果的に別れに至ってしまうかもしれません。
自分にとっては「大した事ではない」と思っていても、一白水星を持つ人からすれば
裏切られた失望が自身の中で肥大する
という状態になってしまうのです。
また、性格的にも相手に依存しないため、一人で問題を解決しようとします。つまり離別を考え始めるため、何か問題があった際には、自身に問題があったとしても積極的にコミュニケーションを取ることが肝要。
心が離れてしまう典型的なケースとしては、
相手から無視されるからこちらもほっとく
というパターン。何日も会話がなかったりすると、すでにその時点で別れや離婚を考えている、と考えた方がいいでしょう。
気持ちの切り替えが非常に速いのが一白水星の特徴
ですので、自分に非があると自身で納得しているような状況であれば、謝り倒して仲直りするということが大切です。
特に一白水星を持つ女性の恋愛観・結婚観の傾向として、
などが挙げられますので、自身も時々に応じて考えや価値観を変えることができる柔軟性を持ち合わせることが大切ですよ。
そうした柔軟性を持ち合わせた六白金星や、絶対的な安定感のある八白土星などは、一白水星の恋愛・結婚対象として安定感があるかもしれません。
▼一白水星と他の九星との相性一覧はこちら
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