日常生活のなかで、異性に魅力を感じたり、恋心が芽生えたりするのは当然のこと。
異性と付き合いたいという感情は、生物学的にも心理的にも理に適ったものです。生物学的には子孫繁栄、心理的には愛の欲求や孤独感の解消といった点が挙げられます。
そうした本能や感情は性格による個人差が大きいもの。
性格や人格を形成する幼少期にその土台が作られ、10~15歳くらいの学童期にはすでに価値観や信念が形成されると言われ、そのタイミングで恋愛感情が芽生える傾向にあるのです。
当然すべての人が同じように形成されるわけではなく、育った環境や文化、親の影響など、様々な要素によって個性が生み出されていきます。
特に男女の恋愛においては非常に複雑で、
恋愛感情を抱くのに誰でも良いという訳ではありません。
外見的な判断だけでなく、その人が持つ性格や個性といった様々な要素が複雑に絡み合ったうえで、互いに惹かれ合った者同士が恋人同士になる、強いては夫婦になるわけです。
当然のことながら、そこには
外見的な要素と性格などの内面的要素
が判断材料になるわけで、それがある程度把握できればパートナー選びも効率的になるだけでなく、付き合ったり結婚したあとに「失敗した」といった後悔することも避けられるのです。
ただ、人間の感情の難しい点は「人格は時間や環境に応じて変化・成長する」ということ。特に恋愛感情や結婚に対する価値観は
年代や相手の反応次第で幾らでも変わる
ため、相手の本質や性格はもちろんのこと、恋愛感情や結婚に対する価値観の変化などを見据えたうえで付き合ったり、結婚相手として選ぶことが大切です。
こちらの記事では、そんな恋愛観・結婚観を見据えるべく、九星気学における「二黒土星」を持つ人の恋愛・結婚傾向の見極め方についてご紹介していきます。
二黒土星は、その名の通り五行思想における属性は「土」。
「▼二黒土星の外面性格」でもご紹介しているとおり、地に足をしっかりとつけた安定感や、ちょっとやそっとじゃブレない芯のある性格、そして母なる大地と言われる慈悲深い感情など、何かと頼れる存在のように見えるでしょう。
ですが、恋愛や結婚となると若干奥手で、行動が慎重すぎることから物事が進まず、相手にストレスを与えてしまう傾向にあります。
もちろん、自身の信念や概念に芯を持っているので、何か問題があった時でもジタバタせず、腰を据えて問題に対処できる性格ではありますが、
他人の意見を聞かない頑固者
という節もありますので、離婚リスクが相対的に高い傾向にあるかもしれません。
そんな二黒土星について、基本性質から見た恋愛観や結婚観を、より具体的に紐解いていきましょう。
五行思想においては、五黄土星や八白土星と同列に土の属性となる二黒土星。
九星のなかでは、唯一3つの本命星が割り当てられている属性ですが、九星のなかでも特異的な存在となる破壊の象徴「五黄土星」と同じ属性のため、あまり良いイメージを持たれない方が多いかもしれません。
五行の相生・相剋の関係は下記となります。
≪相生の関係≫
≪相剋の関係≫
相生・相剋における五行相性の詳細をお知りになりたい方は「▼九星早見表を活用した九星別年間運勢と相性を占う相生剋表」および、下記の相生・相剋の関係性も併せてご覧ください。

退気においては九紫火星、生気は六白金星・七赤金星が、それぞれ調和の取れる関係性。
死気においては一白水星、殺気は三碧木星・四緑木星が、それぞれ悪影響を与える関係となります。
恋人や夫婦間においても、相生の関係となる相手を選んだ方が無難かもしれませんが、特に結婚相手・夫婦関係という点では
経済的な安定や幸せを相手に頼りたい依存的な関係
を求める人も一定数いるため、必ずしも相性だけでは計れないという点は留意しておきましょう。
続いては、相手の内面的な性格を見極める「傾斜」です。
本命星が持つ性格や性質をより深く分類するのが傾斜法で、八卦に割り当てられる傾斜の詳細や具体的な導き方については、「▼傾斜法(九星気学)で運勢を占えば性格や運命が分かる! 」も併せてご参照ください。
「▼【一白水星】の恋愛・結婚傾向(男女別)と九星別相性表」のページでもご紹介していますが、傾斜法で把握したい内容としては、付き合い後や結婚後における
恋愛観や結婚観の変化と、その要因や可能性。
特に結婚においては、結婚後の価値観の変化や環境の変化など、
結婚前までは見えなかった様々な部分が見えるようになる
ことで、男女ともに心境の変化が起きやすいという点にフォーカスする必要があります。
傾斜宮で導く内面的な性格を紐解き、その人が持つ恋愛観・結婚観、環境の変化による価値観の変化の可能性などをできる限り読み解くようにしましょう。
なお、傾斜宮の分類は八卦の卦8つ。本命星と月命星が同じ場合は中宮傾斜に割り当てられますが、中宮傾斜のみ男性の場合は「兌宮傾斜」、女性の場合は「乾宮傾斜」となる点に留意が必要です。
また、傾斜においては八卦盤をベース(八卦盤に中宮は存在しない)にそれぞれの象意が反映され、以下のような特徴があります。
※各傾斜における内面的性格の詳細は、「▼傾斜法(九星気学)で運勢を占えば性格や運命が分かる!」を参考にしてください。
二黒土星を持つ人の結婚観は、
相対的に家庭第一・安定第一
といった安定重視の志向が強く、男性は頑固、女性は辛抱強いといった昭和の夫婦的な側面があります。
ゆえに、熟年離婚などの可能性が高いのも土属性の特徴かもしれませんが、特に男性は安定を重視することから
家計や所得といった金銭的な不安が少ない
といった点はメリットになるかもしれません。
ただ、近年における夫婦の在り方としては、夫婦共働きであったり、家事や育児も男女平等であろうとしたりと、これまでの夫婦という概念が大きく変化してきていますので、安定的で経済的なリスクが低いという二黒土星の特長は、あまりメリットとして感じられなくなってきている傾向にあります。
なお、二黒土星を持つ人は、男女問わず行動や判断は非常に慎重ですので、
といった傾向にあり、恋愛観・結婚観に対しては、どの本命星より忍耐力があると言えるでしょう。
基本的な性格を元に、二黒土星の恋愛観・結婚観をピックアップすると
といった特徴が挙げられます。
二黒土星を持つ人の恋愛観として、自身では強い芯があるものの、それを積極的にアピールすることがありません。その気持ちに気付いてあげられる人ほど、二黒土星から高い信頼を得ることができます。
言うなれば、「恋愛に関しては相当に奥手」ということになりますが、
強い芯とは相手に対する強い愛情でもあります。
一度カップルという関係になれば、一心にその愛情をあなたに注いでくれるでしょう。
タイプ的には「半歩後ろを歩くタイプ」ではありますが、だからと言って優劣をつけたり、二黒土星の相手に対して偉そうな態度を取ったりするのはご法度。
亭主関白的な付き合いは、徐々に相手のストレスを蓄積させ、あるタイミングでそのストレスが爆発してしまうかもしれませんよ。
二黒土星はタイプ的に、
大地のごとく安定感がある、もしくは安定感を求める
という傾向にあり、恋愛にせよ結婚にせよ、勢いやノリで付き合い始めたり、1カ月そこらで結婚したりといった軽率な判断はしません。
結婚においても、しっかりと保険に入ったり、住宅購入のために貯蓄をしたり、生まれてくる子供のために・・・といった感じで、
堅実な生活に使命を感じるほど強い意志があります。
ただし、こうした「きっちりし過ぎた生活」が苦手な方、たまには散財してもいいだろうと考える方にとっては、二黒土星の性格が窮屈になってしまう可能性があります。
このような場合、話し合いによって互いに歩み寄ることも大切ですが、上述のとおり二黒土星は芯が強いタイプ。
悪く言えば頑固者
とも言えなくないので、せっかく心を開いて会話しようと歩み寄っているのに、二黒土星側が折れない・・・結果的に別れや離婚に至ってしまうリスクも一定数あります。
嫌な気持ちを我慢してせっかく本音を話したのに、その本音をまったく聞き入れることがなく排除されたと非常にネガティブに捉えてしまうところですが、
男女問わず二黒土星の性格の典型
だということを予め理解することができていれば、そんなに苦にはならないかもしれません。
二黒土星の深い愛情を理解してあげることができれば、より一層関係性は深まるもの。アニメ「サザエさん」に登場する波平さんとフネさんの関係に近いものがありますので、そんな夫婦像をイメージすれば、相手の感情も理解しやすいのかもしれません。
男女問わず、性格的には結婚に向いている傾向にあるのではないでしょうか?
内面性格が分かる「傾斜宮」をチェック!
傾斜について