人生において幾度となくその場面に直面する異性に対する恋愛観。
「恋愛」とは、主に男女間における心と心の惹かれ合いであったり、相手を特別な存在として想う関係性のことで、単に「好き」という感情とはまたちょっと異なり、心理学的にも生物学的にもさまざまな定義があります。
相手のことを意識し始め、そして徐々にその気持ちが大きくなることで「好き」という感情が芽生え、自然と「付き合いたい」「一緒にいたい」という気持ちに支配されます。さらに付き合いが進むことで
時間や空間、互いの感情や価値観の共有
つまり、お互いの理解がより深まることで「恋愛関係」に発展していくわけですが、その恋愛感情の表現方法については人それぞれ。
面白いことに、どのような性格・性質の持ち主であっても、人を好きになるまでのアプローチはさほど変わらず、自分の好きという気持ちを相手に伝える訳ですが、恋愛関係ともなると
性格や気質によって恋愛関係の表現は十人十色
となり、その段階まで進んで初めて相手の本質や内面的な性格が見えてくるようになるのです。
例えば、相手のことを心から大切に想っていたとしても、放置プレイの性格の人もいれば、逆に常に「好き好き」と言ってくれるのに、裏では他の異性とも遊んでいたりと、この恋愛関係でいる期間のうちに相手の考えや本質を見抜いておかないと
結婚してから苦労させられることは目に見えている
と言っても過言ではないのです。
そんなことを踏まえつつ、この記事では五行における「金」属性となる六白金星を本命星を持つ人の恋愛観・結婚観についてスポットを当て、その恋愛傾向から結婚観、九星別に見る相性の良し悪しなどを深く切り込んでいきます。
ちなみに、多くの男女は
というプロセスと段階を踏んでいるにも関わらず、近年の調査では結婚2年目での離婚が最も多く、その後も結婚5年未満での離婚は全体の約3割を占める状況です※。
※出典:厚生労働省「令和4年度「離婚に関する統計」の概況」
もちろん、結婚するまでの経緯やプロセスは人それぞれですが、少なからず結婚前には恋愛関係だった期間があったはずで、相手の性格や本質もある程度垣間見ることができたのに、それでも
という疑問すら生じてしまうわけです。
そもそも本質的な性格が合わなかったのか、その他の要因が内包されているのか、その点などを結婚前にしっかりと把握できるよう、このページでは「六白金星」ならではの恋愛観や結婚観、男女別でみる相性などを詳しく取り上げていきます。
七赤金星と並び、五行思想「金」のエレメントに属する「六白金星」。
方位は北西、季節は初冬、八卦は「乾(けん)」であり、この方位は権威を象徴する方位のひとつであることから特に仕事運や金運に恵まれやすいとされています。
一白水星と同様、柔軟性や臨機応変さ、コミュニケーション能力が高く上昇志向も強いため、晩年に向けてからが盛運期となる傾向にありますが、常に冷静さを失わないという特徴が、逆に「人間らしさ」を感じないということで、冷めた目で見られやすいという損なタイプでもあります。
そんな六白金星の基本スペックから見ていきましょう。
まずは五行思想における相生・相剋の関係です
≪相生の関係≫
≪相剋の関係≫
相生・相剋における五行相性の詳細をお知りになりたい方は「▼九星早見表を活用した九星別年間運勢と相性を占う相生剋表」も併せてご覧いただければと思いますが、五行思想においてはそれぞれの属性が下記のように影響し合っていると考えられています。

六白金星および七赤金星は、言うまでもなく「金」の属性であることから、相生・相剋・比和の関係をよく理解しておくことで、外面的性格で「根本的に価値観がズレてる」といったような関係は避けることができるでしょう。
続いては、内面的な性格を推し量る「傾斜」です。
傾斜法の詳細や具体的な導きについては、「▼傾斜法(九星気学)で運勢を占えば性格や運命が分かる! 」にて詳しくご紹介しておりますので、そちらもしっかりと理解しておくようにしましょう。
特に結婚観などは、付き合っている当時ではあまり垣間見ることのできない「本質」的な部分ですので、傾斜法で相手の内面的性格を把握しておくことは非常に重要です。「結婚後に性格が変わってしまった・・・」ということはよく聞きますが、実は変わってしまったのではなく
元々そのような性質・気質を持っていた
と判断するのが相応しく、逆に付き合っていた当時の性格が「猫を被っていた」状態なのです。
結婚後に急にマウントを取るようになった、パートナーに対する言葉遣いが変わったなどは、まさにその典型。そうならないためにも、結婚前にしっかりと内面的な性格も把握しておくようにしましょう。
なお、傾斜宮の分類は八卦の卦8つになるため、本命星と月命星が同じ場合は中宮傾斜に割り当てられますが、中宮傾斜のみ男性の場合は「兌宮傾斜」、女性の場合は「乾宮傾斜」となる点に留意が必要です。
また、傾斜においては八卦盤をベース(八卦盤に中宮は存在しない)にそれぞれの象意が反映され、以下のような特徴が付与されます。
※傾斜宮は本命星がもつ性質や特性をさらに細かく分類したもので、基本的には相性診断に用いられますが、その人が持つ性格を「結婚観」という視点で基本性質と照らし合わせると、また違った傾向がみられるかもしれません。
各傾斜における内面性格の詳細については、「▼傾斜法(九星気学)で運勢を占えば性格や運命が分かる!」をご参照ください。
前段でもお伝えしたように、六白金星の基本性質として
「高い柔軟性・高い志・高い目標意識」
といった意識が恋愛観や結婚観にも垣間見れ、その高い柔軟性から結婚後も上手に立ち振る舞うことができます。そのため、結婚後にガラリと性格が変わってしまったり、態度が変わってしまうリスクは非常に低い性格ではありますが、
その高い柔軟性ゆえに本音が見えにくく
言わば何を考えているのか分からないという見方もできます。
さらに、あまり感情を前面に出すことがないため、夫婦喧嘩も起こらなかったり、何事も波風が立たない夫婦生活になりやすく、人間味が薄いと感じられることもしばしば。
周りからは、理想の夫・理想の妻とみられがちですが、実はその意識の高い理想像がストレスの元凶になってしまうことも多いようです。
六白金星においては、基本的な相性として良好とされる九星は
となりますが、恋愛や結婚という点にフォーカスすると、実生活が絡んでくるため単に相性の良し悪しだけでは片づけられないという点に留意する必要があります。六白金星における恋愛観・結婚観の主な特徴をいくつか挙げると
などが挙げられ、特に男女問わず結婚相手という観点では理想のパートナーと言えますが、恋愛観より実生活の方を重視しがちではありますので、相手からすると「恋愛対象として見られていない」という気持ちに陥りやすいかもしれません。
また、六白金星を持つ人の多くが「感情が希薄」と見られがちで、例えば何かいざこざがあったとしても、
感情をぶつけるより問題を解決した方が早い
と考えてしまう傾向にあり、これは結婚後も同様に基本性質として不変なものとなりますので、逆に感情が先行しやすい九紫火星などの熱いハートの持ち主とは、性格的に合わないと感じてしまう場面が多いかもしれません。
この問題解決に対する能力は、九星のなかでも一白水星と並びピカイチと言え、感情的になりやすい傾向にある女性においても六白金星は冷静です。
この高い問題解決能力は、例えば「彼女(彼氏)と別れたが尾を引いて忘れられない」という感情があまりなく、
尾を引いてる時間が無駄
という思考になりやすいため、復縁が難しい性格とも言えます。
結婚という観点でも、一度相手のことを嫌だと感じてしまうと、その状況や感情に対する問題解決に意識が向かってしまうため、距離を縮める努力ではなく離婚などを検討するようになる傾向にあります。
こうした場合、相手から積極的に関係改善を進めないと、どんどん状況が悪化してしまうため、ある意味「冷酷」な性格とも言えますが、柔軟性の高さゆえの思考なのかもしれません。
このように、六白金星の恋愛観・結婚観については、
あまり感情的・情熱的ではなく現実的
であると言え、恋愛時には愛情面で物足りなさを感じる一方、いざ結婚となると理想的な相手と言っても過言ではありません。
結婚だけでなく、子育てやその後のライフイベントに対してもその性格を発揮し、特に大きな夫婦間の問題も生じることなく幸せな結婚生活を築くことができるでしょう。
ただし、それは六白金星の性格を十分に理解して、歩みを揃えることが前提。
一度亀裂が入ってしまうと、あらぬ方向への問題解決に向かってしまう可能性もあり、
感情的に投げかけてもあまり響かない
のが六白金星の性格の特徴でもありますので、何かすれ違いが生じた時には感情に訴えかけるのではなく、理論的・理詰めで議論することを意識すると、六白金星の相手には響きやすいという点を覚えておくと良いでしょう。結婚後の夫婦喧嘩も、会議の議論のようになるかもしれませんけどね・・・
内面性格が分かる「傾斜宮」をチェック!
傾斜について