タロット占いといえば、シャッフルしたカードの中から選んだものによって結果を導き出すものですが、大アルカナカードを使って生年月日で占う「パーソナルカード」というものがあります。
大アルカナカードと対応しているパーソナルカードは、その人の性格や人生のテーマを表現するカードであり、その人の本質や運命、成長の機会に関連する重要なメッセージを持っています。
本質や特性
カードの象徴や意味を通じて、その人の性格の特徴や傾向が明らかになる場合があります。
たとえば、カードがリーダーシップや創造性を示す場合、その人が能動的で自己表現が豊かな可能性があります。
運命
カードが示す数字などは、その人の生涯を通じて重要な課題や学びがあることを示唆する場合があります。
たとえば、カードが洞察などを示す場合、その人の人生において精神的な成長や理解が重要なテーマとなる可能性があります。
潜在的な成長の機会
カードが示す意味や象徴は、その人が克服すべき課題や学びを反映しています。
たとえば、カードが変化や挑戦を示す場合、その人が成長するための新しい経験やチャレンジが訪れる可能性があります。
このようにタロットのパーソナルカードからは、その人の個性や運命、成長の機会に関する情報が得られるため、自己理解や人生の方向性を深めるための重要なツールとして活用されます。
ただし、いくら自分のパーソナルカードといえども、自分とは違う、しっくりこない、というように感じる場合もあるでしょう。
まずは自分のパーソナルカードが何かを知り、カードとどのような結びつきがあるのか考えてみてはいかがでしょうか。
パーソナルカードの番号を導き出してくれるツールはありますが、簡単な計算なのでぜひ試してみてください。
1、自分の生年月日(西暦)の数字をすべて一桁として考え、それら全てを加算
例)1995年4月10日生まれ
1 + 9 + 9 + 5 + 0 + 4 + 1 + 0 = 29
2、合計が22より大きい場合は、再び加算
例)2 + 9 = 11
3、これらの計算によりパーソナルカードの番号が決定
該当する番号の大アルカナカードがあなたのパーソナルカードです。
例)11番:力
どうでしょうか。
11番:力のカードは、「誠意、信念、勇気、成功」などのキーワードがあげられますが、何かしら当てはまっているのではないでしょうか?
それぞれのカードの意味は、各カード解説ページをご覧ください。
0.愚者、1.魔術師、2.女教皇、3.女帝、4.皇帝、5.法王、6.恋人、7.戦車、8.正義、9.隠者、10.運命の輪、11.力、12.吊られた男、13.死神、14.節制、15.悪魔、16.塔、17.星、18.月、19.太陽、20.審判、21.世界
さて、大アルカナの12番以降といえば、一見印象が良く感じないカードが多いものですが、それらのカードがパーソナルカードの人もいるかと思います。
戸惑ってしまう場合もあるかもしれませんが、もしかしたら自分自身が気付いていない一面をカードが教えてくれているのかもしれませんので、それらのカードの解釈例を紹介します。
12.吊られた男
忍耐、献身的 → 精神力の強さ
13.死神
停止、失敗 → 崩壊と創造性
14.節制
調和、倹約 → 忍耐強さ
15.悪魔
欲望、過信 → カリスマ性
16.塔
崩壊、困難 → 現状を突破するパワー
これらのパーソナルカードは当てはまっていると感じる場合も、そうでない場合もあるかと思いますが、当てはまると感じない場合には、内なる資質を示しているのかもしれなと捉えるとよいでしょう。
自身のパーソナルカードとは
というように考えることで、これまで自分自身でも気が付かなかった部分の自己理解を深めることができるでしょう。
カードの理解を深めて、カードが示す資質を伸ばしていけると、より良い将来を期待できるかもしれません。
本格タロット占いをやってみる!
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