伊豆山神社の本殿と境内社を回って縁結びのご利益をもらおう

静岡県熱海市にある「伊豆山神社（いずさんじんじゃ）」は、鎌倉幕府を築いた源頼朝と北条政子が出会い愛を育んだ場所であることから、縁結びの神様として親しまれています。
境内には、縁結びにご利益があるとされるいくつかの恋愛パワースポットがありますよ。

伊豆山神社のシンボルである「赤白二龍（せきびゃくにりゅう）」は、紅白の龍が口から水を出している手水舍。
ここの地下に二龍が潜んでいるという伝説から、赤い龍は火を、白い龍は水を現わしているそうです。
また、この二龍は「結び龍」とも呼ばれ、夫婦和合や縁結びの象徴ともされています。
神社では「赤白二龍」がデザインされたお守りも販売されていますよ。

「腰掛石」は、源頼朝と北条政子が腰掛け、愛を語らった場所。
カップルで訪れた場合は、ぜひ石に腰掛けて語り合ってみてください。

縁結びの神木とされる「梛の葉」は、横に裂けないため縁起のよいとされる葉。
会いたい人の名前を書いて持ち歩くと、願いがかなうのだとか。
北条政子も自分と源頼朝の名前を葉に刻み、手鏡の裏に忍ばせて持ち歩いていたという逸話があります。
嫉妬や邪気などを払いのける力もあるそう。

「結明神社（むすぶみょうじんじゃ）」は、国内でも屈指の恋愛パワースポット。
ご祭神は、男女の神様である「日精」と「月精」。
大杉から生まれ、成長して夫婦となった日精と月精は、「氏人の先祖」になったとされる神様です。
古くは一名恋祭りという神事があり、各地から集まった若い男女の出会いの場所となっていたそう。

本格的に占う

伊豆山神社には、縁結び以外にもご利益がある末社がいくつかあります。

境内にある「雷電社」は、数多くのご利益を持つ「伊豆大神荒魂」「雷電童子」がまつられています。
主に商売繁盛、事業成功のご利益があるとされていますよ。

その他、「白山神社」は病気治療のご利益が、「足立権現社」は足腰の病に効くご利益があるといわれています。

伊豆山神社に訪れた際は、本殿だけでなく末社にもお参りし、ご利益にあずかってみてはいかがでしょうか。