島根県出雲市にある出雲大社(いずもおおやしろ/いずもたいしゃ)は、「縁結びの神」として名高い神社です。
ご利益にあずかれる縁は恋愛に限らず、夫婦関係や仕事、お金とさまざま。
なぜ出雲大社は縁結びの神様と呼ばれるのでしょうか。
それは全国各地の神様が集まってくる場所だから。
出雲大社では、毎年10月に全国から集まる神々を迎えるという風習があります。
神様が勢ぞろいした後は「神在祭(かみありさい)」を開き、この1年間、人と人との良縁をどのように結びつけるかのを話し合うそう。
人間だけではなく神様同士の縁を結びつける神社であることが、出雲大社が縁結びの神様と呼ばれる所以なんです。
また、出雲大社の特徴は「良縁」を運んでくれること。
そのため、必ずしも現在好きな人と結ばれるとは限りません。
現在付き合っている人と本当に結ばれるのかを確かめるために、カップルで訪れる人もいるそうですよ。
縁結びに大きな効果を発揮してくれるのがお守りです。
出雲大社のお守りの特徴は、なんといっても効果が出るスピードがはやいこと。
1~2週間程度で効果が出たという人も多く、なかには即日で効果が出たなんて人までいるそうですよ。
出雲大社のご祭神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。
大国主大神は「だいこくさま」として人々から篤く信仰され、国土を開拓し国造りをされた心優しき神様。
出雲大社の歴史は古く、日本最古の歴史書である「古事記」に創建にまつわる神話が記されているほど。
「古事記」によると、かつて大国主大神が天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営されたのが出雲大社だということです。
大国主大神は、恋多き神様でもありました。
たくさんの女神様と結婚したくさんの子神をもうけたことも、出雲大社が縁結びの神様と呼ばれるようになった所以のようです。
ちなみに大国主大神の妻神は、ヤマタノオロチ退治で有名な神様の娘だそう。
出雲の国は神の国として知られています。
一般に旧暦の10月は「神無月」と呼ばれますが、それは全国の八百万(やおよろず)の神様が出雲の国に集まってきてしまうから。
一方、出雲では10月を「神在月」と呼びます。
出雲大社は縁結びの神のほか、医療発祥の地としても有名です。
それは、ご祭神である大国主大神が「医療の神様」と呼ばれることに由来します。
「稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)」という昔話はご存知ですか。
古事記に載っている神話ですが、このお話の中で、大国主大神は瀕死のうさぎを医療行為によって助けます。
これが日本で一番最初に行われた医療行為だといわれているため、大国主大神は医療の神様として崇められるようになったのですね。
その他、出雲大社は国造りの神、農業神、商業神でもありますよ。
ありとあらゆるご利益を授けてくれるのが出雲大社なのです。
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