地主神社で恋の行方を占おう！大人気の縁結びパワースポット

京都府京都市にある地主神社（じしゅじんじゃ）は、「縁結びの神様」として有名です。
良縁を求め、全国から恋愛成就を求める参拝者が後をたちません。

地主神社にはいくつかの恋愛パワースポットがあります。
一番人気なのが、本殿前にある「恋占いの石」。
１０ｍ離れた２つの石の間を目を閉じながら歩き、無事にたどりつけば恋がかなうといわれています。
とはいえ、境内は人であふれていて目を閉じて歩くのはなかなか困難。
「一度でたどりつければ恋の成就が早く、二度三度となると恋の成就も遅く、周りの人の助けを借りた人は他人のアドバイスをうけて恋が成就する」といわれています。
文献には、江戸時代の若い男女も「恋占いの石」で恋を占っていたと書かれていますよ。

「しあわせのドラ」には、ドラの心地よい音色を聞いた神様が良縁のご利益を授けてくれるという言い伝えが。
清らかで素直な心でドラを３回叩いてください。

また、毎月第一日曜日には「えんむすび地主祭」を開催。
縁結びや恋愛の成就、開運などの祝詞が読み上げられ、絵馬や石のお祓いが行われます。
祭典に参加することで、「開運こづち」というお守りももらえますよ。

本格的に占う

地主神社のご祭神は五柱。
主祭神は、恋多き神様であった大国主命（おおくにぬしのみこと）。別名「縁結びの神様」と呼ばれていますよ。
その他、大国主命のご両親である素戔嗚命(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしなだひめ)、奇稲田姫命のご両親である足摩乳命(あしなずちのみこと)と手摩乳命(てなずちのみこと)がご祭神としておまつりされています。

地主神社は清水寺のすぐ脇にあるため、以前は清水寺の鎮守社としてあつかわれていました。
明治政府の神仏分離令以降、神社本来の地位が認められ、神社として独立。
社伝によると、地主神社の起源は日本建国以前の神代で、清水寺よりも古いそう。
あまりに古いため歴史が明らかではありませんでしたが、近年の研究により、「恋占いの石」が縄文時代のものであることが科学的に証明されました。

地主神社には6柱の末社があり、良縁以外にもご利益があるんですよ。

「撫で大国」は、願いをこめて大国さんを撫でるとご利益をいただけるスポット。
頭を撫でると合格祈願、お腹が安産祈願など、撫でる箇所によってご利益が異なります。

「良縁大国」では、良縁大国様がふくよかな笑顔で幸せを授けてくれるでしょう。

「祓戸大神」は、身についた悪事や病気、不浄を祓い清め、もとの清らかな心へと導いてくれる神様。

「おかげ明神」は、どんな願いごとでも一つだけならかなえてくれるという一願成就の神様。
また、奥には「いのり杉」というご神木があります。
丑の刻まいりにつかわれていたそうで、現在でも釘の跡が生々しく残っているそう。

「水掛け地蔵」は、水をかけてご祈願するとご利益があるという身の丈５０ｃｍほどの小さなお地蔵さま。
長い間地中で修行をされていた徳の高い神様です。

「栗光稲荷」は、商売繁盛、家内安全、開運招福の守り神。
毎年初午祭が盛大に執行されていますよ。

地主神社の正殿だけでなく、末社もお参りすることで一層のご利益を授かりましょう。