
何をやっても上手く行かない・・・
急いでいる日に限って電車が遅れる・・・・
日常生活を送るなかで、こんな何もかもダメダメな日ってありますよね。
誰しも1度や2度は体験するであろう「運気に見放される日」ですが、事前にその日が分かればどんなに良いことか、なんて考えたことはありませんでしょうか?
基本的に、自分の行動やコントロールできる範疇を超えた偶然の悪い巡り合わせは不運と呼ばれ、
自分にとって好ましくない偶然の出来事
を指しますが、
それが不運なのか?災難なのか?厄災なのか?
という点については、あまり考えたことがない人がほとんどかもしれません。
そもそも「不運」の定義が曖昧なのかもしれませんが、日常会話のなかで使われる言葉を中心に定義してみると
【不運】
比較的軽微な望ましくない出来事。
本人の行動や注意である程度防げたトラブル。
例)
【災難】
想定外の大きな災害や不幸。
本人の行動や注意では全く防げない被害。
例)
などが挙げられると思います。
簡単に整理すると、「不運」は運が悪かったという側面もありますが、自身の行動や判断によって回避できる可能性があった比較的軽微なトラブルであるのに対して、災難は自身ではまったくどうすることもできない被害を指すことが多く、
不運<災難
というのが一般的な認識かもしれません。
こうしたトラブルや被害(特に災難)においては、あくまで運の要素が大きいため(災害を「運」と言うのに語弊はありますが)、基本的には自身でコントロールできない部分となりますが、九星気学においては不成就日という概念があり
何事も成就せず物事がうまくいかない日
という日が設定されます。六曜でいう「大安」や「仏滅」に近いイメージであり、何をやっても成就しない日ということになりますので、基本的には不成就日での婚姻や引っ越し、契約などの重要な判断などはご法度とされる日です。もちろん、不成就日は思想や概念となるので、
科学的根拠はまったくありません
が、江戸時代にはすでに不成就日の概念が庶民に取り入れられていたことを考えると、一定の信憑性があったと考えられます。なお、「不成就日だから家から出るな」とか、「一日中不運に見舞われる」という訳ではありませんので、不成就日を過剰に意識する必要ありませんが、
自身の行動や判断に対する運気
を意識するのであれば、不成就日は凶相の日となりますので、その日に起こりうる出来事は、自分にとって望まない・防げないトラブルが多いかもしれません。
今回の記事では、そんな九星気学における不成就日について、その導き方や不成就日の過ごし方についてご紹介していきます。
自分は毎日が不成就日・・・
なんて思う方もいるかもしれませんが、逆に自身の不成就日を把握できれば、取れる行動にも選択肢を広げることができるようになります。「1週間後のデートは不成就日だから翌週にしておこう」なんてことができるようになれば、事前に大きな失敗は回避できるかもしれません。
そんな不成就日の導き方から具体的に見ていきましょう。

九星気学の概念のひとつされる「不成就日」。
元々は九星気学の概念ではなく、六曜のような「暦注」のなかのひとつではありましたが、その日の吉凶判断を読み解くなかで、不成就日を取り入れるようになってきたのが始まりと言われています。
何をやっても上手く行かない凶日が不成就日であるのに対して、何をやっても上手く回る吉日に該当するのが「一粒万倍日」となります。一粒万倍日については、過去記事「▼2024年を財布で開運!運勢アップの風水術」なども参考にしてみてください。
話は戻りまして、肝心となる不成就日の導き方ですが、
不成就日は十二支の組み合わせによって導かれる凶日
であり、十二支の月に対する不成就日の干支は以下の通りです。
なお、十干十二支においては、▼九星早見表を活用すると便利です。

一粒万倍日や不成就日を導き出すためには、1年を24等分して季節の変化を表す暦のひとつである「二十四節気」を理解する必要があります。
皆さんも良くご存じの立春や立秋、春分や夏至、大寒などは、この「二十四節気」の区分(節気)のひとつであり、一粒万倍日は旧暦の1ヵ月間で約2回、
不成就日は約8日間サイクル
で巡ってきますが、具体的には日付は、干支カレンダーを見ないと分からないため、月の干支を確認したあとに、カレンダーを見ながら不成就日となる干支の日を確認する必要があります。
ただ、上記のとおり不成就日は約8日間前後のサイクルで訪れるため
決して珍しい訳ではなく
もちろん、その「何をしても成就しない」という作用も限定的となる場合もあります。仮に暦上不成就日だったとしても、その日が六曜では大安吉日であったり、一年に数日しかない天赦日であったりする場合もありますので、結婚式や開店・開業などは意識する必要がありますが、日常生活においては
そこまで神経質にならなくても良い
かもしれません。
参考までに、2025年9月における不成就日は
となり、9月2日は天赦日でもあり、不成就日と重なる非常に稀なケースです。
こうした日の吉凶判断については、基本的に負の影響となる「不成就日」の作用の方が大きいと解釈するケースが多く、「不成就日と重なる場合は吉事を控える」という考え方が一般的です。
一粒万倍日(最大吉日)と不成就日(最大凶日)は、頻度の面からも表裏一体ではないということを覚えておくようにしましょう。

そんな不成就日においては、結婚式を挙げたり、新規開業や開店といった吉事は避けた方が良いという概念が一般的ですが、この章では「何をしても上手く行かない」という不成就日の対処法について幾つか紹介していきます。
不成就日においては、確かに何か新しいことにチャレンジしても上手く行かなといった捉え方が先行していますが、実際のところは
大きな決断は避けるというのが本筋
であり、何もしないというのが絶対的な正解ではありません。
逆に、日常生活における行動や通常業務には影響を及ぼさないという考え方の方が主流ではありますので、あくまで下記のような重要な決断は避ける
という認識で問題ありません。
また、当然のことながら不成就「日」ということで、その凶作用も一日に限定されます。
気を付けなければならない点としては、上記でも触れましたように、吉日とされる天赦日や大安だけに捉われていると、
不成就日と重なっていることを見落とす
可能性がありますので、その点は留意が必要です。
九星気学においては、こうした凶相を打ち消す方法のひとつに「▼お水取り」や「▼祐気取り」という行動があります。これはこれで効果がない訳ではありませんが、やはり暦の凶日作用は強い傾向にあるため、目に見える効果は薄いという見方が優勢です。
こうしてみると、不成就日においては決め手となる対処法がないのが実情ではありますが、不成就日における暦中の解釈としては
万事成就しにくい日
ということになりますので、確かに何をやっても上手く行かないというケースもあるかもしれませんが、解釈としてはあくまで「慎重に行動すべき日」と捉え、普段の生活においては「さほど意識しなくても良い」という程度のものかもしれません。
一方で、不成就日と六曜における凶日となる「仏滅」が重なった日を考えると・・・
このあたりも頭に入れておいた方が良いかもしれませんね。