二者択一展開のスプレッドは、二つのうちどちらを選んだらよいか行き詰ったときにどちらがいいのかというだけではなく、二つの問題に対してそれぞれの状況の流れや結果を見比べることができるスプレッドです。V字型に7か所にカードを配置していきます。
まず二つの問題に対して最初に頭の中に浮かんだ方をA、あとに浮かんだ方をBとし、それぞれの今と未来を占っていきます。
カードをしっかりとシャッフル、カットをして一つの山にし、左手に持ちます。カードの山の上からカードを1枚取り、裏返したままテーブルの中央に置き、これを①とします。次もまた、山からカードを取り、裏返したまま②の位置に置きましょう。これを⑦まで順に繰り返していきます。
⑦まで並べ終わったら準備完了です。①から⑦まで1枚ずつカードをめくっていきましょう。これではっきりとした結論が出ないようなら、残念ながら今は占うべきときではないということです。
1:現在の状態、問題についての今の状況、置かれている状態
2:選択肢問題Aの現在の状態
3:選択肢問題Bの現在の状態
4:選択肢問題Aの未来の状態
5:選択肢問題Bの未来の状態
6:選択肢問題Aの最終的な結果、どうなるかという暗示
7:選択肢問題Bの最終的な結果、どうなるかという暗示
二者択一展開のスプレッドは二つのうち、どちらを選択したらいいか迷っているときにそれぞれの選択肢を選んだ場合に起こり得る可能性を示しています。どちらかを選んだときに、それぞれどのような結果になるのかを示してくれ、今取るべき行動や方向性がわかります。
それぞれの問題に対しての今から未来への時間の流れがわかり、どちらを選んだらいいのかをより具体的に知ることができます。自分自身が求める結果がはっきりしていないと、せっかく占っても結局どちらを選んだらいいのかわからなくなってしまう場合もあります。
二者択一展開のスプレッドではどのような状況でどのような結果が訪れるかを示してくれますが、どちらを選んだら良いのかということは教えてくれません。自分にとってどちらが最良な道であるかを選ぶのはあなた自身です。自分がどうしたいのか、どのような結果を望んでいるのかをしっかりと考えてから占うことでより占いを活用することができます。
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