変形ヘキサグラムのスプレッドは、ヘキサグラムのスプレットをより具体的に改良されたスプレッドです。
ヘキサグラムは自分や相手の気持ちを比較するためによく使われるスプレッドですが、変形ヘキサグラムのスプレッドではさらに問題解決のカードを2枚、自分と相手の気持ちを過去、現在、未来、3枚のカードと関連づけながら読み解きます。
占うことを決めたらカードをしっかりとシャッフル、カットをしていきます。カードを、裏を向けたまま一山にまとめたら、3つの山に分けていきます。どのような順番でもいいので自分のイマジネーションで順番に1つの山にします。
カードを左手に持ち机の中央やや上側に1枚目を置き、その右下に2枚目、左下に3枚目を置き1から3枚目で三角形を作ります。2枚目の下に4枚目、その下に5枚目を置き2枚でV字を作ります。3枚目の上あたりに6枚目、その下に少し右側にずらして7枚目、さらにその下に少し右側にずらして8枚目を置きます。2枚目の上あたりに9枚目、その下に少し左側にずらして10枚目、さらにその下に少し左側にずらして11枚目を置きます。1枚目の下で2枚目と3枚目の間の中央に置きます。
すべてを裏向きにおいて1枚ずつめくっていきます。
1:占う人の過去
2:占う人の現在
3:占う人の未来
4、5:問題解決のための対策、解決への糸口
6:周囲、相手の過去の気持ち
7:周囲、相手の現在の気持ち
8:周囲、相手の未来の気持ち
9:占う人の過去の気持ち
10:占う人の現在の気持ち
11:占う人の未来の気持ち
12:最終結果
変形ヘキサグラムは、具体的に自分と相手の気持ちを比較しながら問題解決策を読み解いていくのに向いているスプレッドです。
一般的なヘキサグラムと違うところは、3枚のカードや2枚のカードを関わり合わせながら読み解いていくところです。特に4枚目と5枚目になる問題解決のカードは、別々に読み解いて違う問題解決策を導き出すのではなく、しっかりとコンビネーションで読み解いて、1つの対応策を導いていくようにしましょう。
カードをそれぞれ関わり合わせて読み解いていくコンビネーションリーディングは、初級者では少し難しすぎるので上級者向けのスプレッドになります。過去、現在、未来の時間の流れと出来事、さらに占う人と相手との気持ちの流れも読み解いていくことができるので、対人関係で悩んだときに使うと、良い解決策が導き出せるでしょう。
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