大三角の秘宝のスプレッドは3枚のカードを三角に置き、キーカードを1枚置くという4枚のカードを用いて占うとてもシンプルなスプレッドです。時間の流れをつかみながら物事の全体像を占うことができます。
占うことを決めたらカードをしっかりとシャッフル、カットをしていきます。カードを、裏を向けたまま一山にまとめたら、3つの山に分けていきます。どのような順番でもいいので自分のイマジネーションで順番に1つの山にします。
カードを左手に持ち、上から7枚目のカードを机の中央に置き、1枚目のカードから数えて7枚目を1枚目のカードの左側に置きます。2枚目のカードから数えて7枚目のカードを1枚目と2枚目の真ん中の上側に置き、1から3枚目で三角形を作ります。残りのカードから裏向きのままインスピレーションで1枚選び、1枚目より少し下げた右隣に置きます。
最初はすべて裏向きにして置き、順番にカードを読み解いていきます。
1:過去、過去に気になっていること、問題の原因となる要素
2:現在、今気になっていること、悩んでいること
3:未来、今のままで行くとどうなるのか、
4:キーカード、問題に対するメッセージ、対応策、解決の糸口
大三角の秘宝は時間の流れを追いながら物事を大雑把に捉えたいときに向いているスプレッドです。複雑な問題や深い悩みについてはあまり向いていません。
キーとなるカードをインスピレーションで選ぶときには、なるべく頭の中をまっさらな状態にしてから選ぶとより良いカードを選ぶことができます。手をかざしてみたり、カードの裏をじっくりと見たり一枚ずつとんとんと触ってみたり、自分のインスピレーションが一番働く方法で選びましょう。
シンプルなスプレッドなだけに1枚1枚のカードをしっかりと読み解いていく必要があるために奥が深いスプレッドです。カードがもつそれぞれのメッセージをしっかりと読み解き、過去、現在、未来において問題となっている事柄や物事を探っていきましょう。自分のことをちょっと占うときに用いることができるスプレッドですが、自分を占うときにはカードからのメッセージを読み間違わないように注意が必要です。
毎日大三角の秘宝を使ってカードを読み解いて初心者の人が練習に使うのもいいでしょう。カードの寓意がどのような状況を示しているのかを読み解いて、その答え合わせをしながら一日を過ごすことでカードを読み解く力がより正確になるでしょう。
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