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大小アルカナが混在した時のリーディングフローとポイントはこれ

大小アルカナが混在した際の読み解き方とケース別リーディング事例

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大小アルカナが混在した時のリーディングフローと優劣ルール

大小アルカナが混在した時のリーディングフローと優劣ルール

タロット占いは、78枚あるカードの中からカードを選び、スプレッドに展開していくことで、自身の置かれている状況や未来への予測、取るべき行動や恋愛相手との発展性などを占っていきます。

タロットカードには、22枚の大アルカナカード、56枚の小アルカナカードがあることはご承知のとおりで、スプレッドによっては大アルカナカードのみ使用する場合もあれば、78枚すべてを用いて行う場合もあります。
カード枚数の比率的に言っても、すべてのカードを用いた場合でも小アルカナを引く可能性が高いことは言うまでもありませんが、

大アルカナと小アルカナが占める割合は千差万別
小アルカナの4スートの割合も多種多様

になることを考えると、一定の解釈のルールがないと、どのように判断すべきかが分からなくなってしまうのも実情です。
大アルカナと小アルカナの違いについては、過去記事「▼≪初心者必見≫タロットカードにおける大アルカナと小アルカナの違い」で詳しく解説しておりますが、基本解釈においては

  • 大アルカナは人生の大きなテーマ
  • 小アルカナは日常における具体的な状況と進捗

を示すとされており、大小アルカナの混在時においては

大アルカナを優先的に読む(小アルカナより重視される)

というのが基本ルールです。

大小アルカナは、言うなれば「階層が異なる」ため、カード自体の優劣(どっちが優れているなど)はありませんが、リーディングのルールとしては大アルカナがメインで、小アルカナはあくまで具体策としての補助といった位置づけです。

  • 大アルカナは全体の流れやテーマ
  • 小アルカナは具体的な方法や手段

次に考えなければならないのが、展開されたカードの比率です。
上述のとおり、78枚のフルデッキでカードを引いた場合、下記のような比率でカードが展開されることになります

  • 1、すべて大アルカナ
  • 2、すべて小アルカナ
  • 3、大アルカナの比率が高い
  • 4、小アルカナの比率が高い
  • 5、大小アルカナが同枚数

さらに言えば、小アルカナにおける4スートの割合なども考慮する必要があります。
大小アルカナが混在した際の読み解き方として重要なのは

展開されたカードの比率で意味合いが変わる

という点。例えば展開したカードに大アルカナが多い場合は、足元では様々な大局的テーマが動いており、運気の流れ・変化に身をゆだねた方が良いと解釈する場合もありますし、逆に小アルカナが多い場合には、日々の行動に留意することの重要性を示唆していると解釈することができます。

このように、特に引く枚数の多いスプレッドにおいては、概ね大小アルカナが混在することから、基本解釈のルールとしては

引いたカード全体の割合を見て判断する

ということを念頭に置くことが大切です。
この記事では、その比率によってどのように解釈が変わるのか?、大小アルカナが示す解釈の切り分け方、そして実践的なリーディング事例を踏まえ、マクロ視点とミクロ視点で、展開されたカードの解釈例などをご紹介していきます。

大局的な流れと日常的のテーマの切り分けと意識すべきポイント

大局的な流れと日常的なテーマの切り分けと意識すべきポイント

上記のとおり、大小アルカナが混在するスプレッドにおいては、そのカードの比率によって解釈の方法が変わるため、「大アルカナが多い場合」「小アルカナが多い場合」「大小バランスが取れている場合」のそれぞれの解釈方法を把握しておくことが重要です。

特に、7枚以上のカードを引く▼スプレッドにおいては、その比率の違いも顕著に出てきますので、特に多くの枚数を引く「ファランクス」や「ホロスコープ」スプレッドは、この比率の概念を理解しておかないと、

大局的な流れと日常的なテーマの切り分けがチグハグ

になってしまう恐れがあります。最初のうちは7~10枚くらいのスプレッドで、その解釈方法を練習すると良いかもしれません。

なお、大アルカナが大局的なテーマ、小アルカナが日常的な行動や進行度ということをお伝えしましたが、例えば「大アルカナが2枚・小アルカナが5枚」というカード引きだった場合、

どっちの大アルカナが大局で、どの小アルカナが補助材料になるの?

という疑問が生じます。例として、下記のようなケースを見てみましょう。

■大アルカナ

  • 2.女教皇(The High Priestess)
  • 9.隠者(The Hermit)
■小アルカナ

  • ワンドの6
  • カップの1
  • カップのペイジ
  • カップのクイーン
  • ソードの9

前段のとおり、大アルカナがメインテーマとなるため

  • 2.女教皇=知恵・直感・洞察力・潜在意識
  • 9.隠者=知恵・自己探求・精神的成熟

これらに対する補助的な日常テーマが、小アルカナの5枚ということになりますが、

  • 双方それぞれに紐づくのか?どちらか片方だけなのか?
  • どの大アルカナにどの小アルカナが紐づくの?

という疑問が湧きます。この点については、流派によって相違がある部分ではありますが、基本的にはそのような認識ではなく、

スプレッドの配置ポジションによる

というのが一般的。各スプレッドにおいて「そのポジションが何を示す場所か?」によって判断します。
上記例のように、大アルカナが2枚ある場合の小アルカナの扱いは、どちらか一方に従属するのではなく、両者のテーマ(並行テーマ)に従属する補助的解釈としてして捉える必要があるため、その解釈においても

ある程度の想像力やリーディングスキル

が必要になることはご想像のとおりです。

上記では、女教皇と隠者という共に「知恵や内面」をテーマとした大アルカナでしたが、これが「▼6.恋人(The Lovers)」と「▼16.塔(The Tower)」であれば、

  • 恋愛関係が転換期を迎える可能性
  • 二人の関係性に大きな変化の可能性

ということが容易に想像でき、その主テーマに対して「何を示唆しているのか?」、「具体的にどのような事が起こるのか?」を示すのが小アルカナということになります。

これらはあくまで一例でしかなく、仮に7枚引きのうち6枚が大アルカナになると、そのテーマの共通性を見い出すだけでも一苦労になりそうですが、まずはスプレッドに配置するより、

引いた大アルカナだけ横一列に並べてイメージを膨らませる

というところから始めてみると、想像力とリーディングスキルの練習になります。
最初のうちは判断や解釈に苦しむかもしれませんが、とにかく場数を踏むことでその能力はどんどん高まるはずです。

実践的な読み方事例とシンプルなスプレッドでの練習法

実践的な読み方事例とシンプルなスプレッドでの練習法

このように、混在した大小アルカナの解釈は流派によって違いもありますし、当然占う人によっても捉え方がマチマチなので、何が正解というものはありませんが、これは間違いという点はしっかりと認識しておく必要があります。

例えば、分かりやすい例を挙げると、3枚引きをフルデッキ(78枚)で行って(スリーカードスプレッドではあまりフルデッキで行いませんが)

  • 過去:小アルカナ
  • 現在:大アルカナ
  • 未来:小アルカナ

という展開になったとします。

前段では、大アルカナが主要なテーマで、小アルカナはその補助的材料ということをご紹介しましたが、この3枚引きの場合は、あくまで「過去・現在・未来」の時系列といった従属テーマではないため大アルカナに小アルカナを紐づけるのではなく、カード単体で判断することが多いようです。

もうひとつ例を挙げてみましょう。

シンプルかつ精度の高さで人気のたかい「▼ギリシャ十字スプレッド」での展開例です。

ギリシャ十字

展開されるカードポジションの解釈と、配置されたカードは以下のとおり。

  • 1:現状:小アルカナ
  • 2:障害:大アルカナ
  • 3:傾向:小アルカナ
  • 4:対策:大アルカナ
  • 5:最終結果:大アルカナ

このようなカード配置になった場合の解釈例については

  • 1:現状:今まさに体験・直面している出来事
  • 2:障害:直面している出来事を通じた大きなテーマ
  • 3:傾向:2の障害に対する補助材料(従属テーマ)
  • 4:対策:運命的な流れに身を委ねる重要性
  • 5:最終結果:大局的な流れや方向性に重きを置く

という解釈ができます。

上記例では具体的なカードまでは指定しませんでしたが、例えば最終結果の大アルカナが「▼12.吊られた男(The Hanged Man)」だった場合、主要なテーマは「後悔や試練」となりますので、現状や対策を経ても、身動きが取りづらい状況であることは容易に読み取れます。あくまで、最終結果のカードのみで判断するのではなく、

全体の流れをイメージすることが重要

で、現在置かれている状況や障害となっていることに対して、どのような対策を取れば最終的にどんな結果が得られるか?というのがギリシャ十字スプレッドです。

スプレッドの種類に限らず、一連のシナリオを想像し、前後カードの従属性や大小アルカナの相関性を加味し、最終的にどのような解釈に至るのか?

そのあたりをしっかり読み解くことではじめて、大小アルカナが混在した時でも質の高いリーディングが行えるようになるでしょう。

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