鍵がない…、スマホがない…、財布がない…
というように、物をなくしてしまった経験は誰しもお持ちのはず。
なかには、普段から家の中でも「あれがない…、これがない…」と日常的に探し物と戦っている人もいるようですが、なくしたことに気が付くと動揺してしまうのが人間というものです。
いつだか、帰宅したらスマホがないことに気が付いたのですが、あのときの焦りは今思い出すだけでも動揺してしまいます…。どこでなくしたんだろう…と必死で考えて、ようやく思い出したのがセルフレジ。スマホは見つかったのですが、やってしまった感は今もなお残っていて、セルフレジではすぐにスマホをバッグにしまうようになりました。
このように物をなくして、なくした場所を思い出す場合もあれば、なかには全く記憶がない場合もあるものですが、そんな時にはまずは
冷静になるように心がけしましょう。
物をなくしたことに気が付くと、ほとんどの人は動揺してしまい、どこで忘れたのか思い出せないことがほとんど。また、人間は習慣的に行動していることが多いため、注意深く行動することは少なく、後から物をなくしたことに気がついても、どこでなくしたかを思い出すことが難しいのです。
ちなみに、物をなくすことの多いパターンとしては、
・物を置いたままにしてしまう
・物を落としてしまう
・持っていくのを忘れてしまう
が多く、忙しかったり、ぼんやりしている場合に起こりやすいものです。
このように探し物を見つけることは簡単ではありませんが、そんな時にはタロット占いに頼ってみてはいかがでしょうか?
占いで探し物が見つかれば誰も苦労しないよ…と思ってしまいますが、身近な悩みに関することを占えるタロットカードなら物を探すヒントを得ることが可能なのです。そこで今回は、失せ物・落とし物を探すタロット占いのスプレッドについてお伝えします。
タロット占いにおけるカードの展開方法をスプレッドといいますが、スプレッドにはいくつかの種類があり、占いたい内容に応じてスプレッドを選びます。まずは、方角を占うホロスコープについてお伝えします。
《ホロスコープ》
西洋占星術のホロスコープ(天体配置図)に見立てて12枚+1枚の全13枚のカードを展開するホロスコープ。現在の全体運を調べたい時や一年間の運勢を占う時などに使われることが多いのですが、方位を占うことができるため引っ越し先や旅行先はもちろん、探し物を見つけるのに一役買ってくれるスプレッドです。
■ホロスコープ・探し物を占う方法
1、大アルカナカード22枚から「愚者」だけを除き、21枚をシャッフル
2、12枚を選び、「愚者」を加えた13枚をシャッフル
3、時計の9時の位置から反時計回りに12枚並べ、残った1枚は中央に置く
4、並べ終わったら順番に1枚ずつめくる
5、タロットをめくった場所から「愚者」の出た方角が探し物のある場所
1枚目:東
2枚目:東北東
3枚目:北北東
4枚目:北
5枚目:北北西
6枚目:西北西
7枚目:西
8枚目:西南西
9枚目:南南西
10枚目:南
11枚目:南南東
12枚目:東南東
なお、「愚者」が13枚目の中央に出た場合には、2回まではやり直して占うことが可能です。ですが、3回目も中央に愚者が出てしまったら見つかる見通しが立たないということなので、1週間程度あけてから再度占うとよいでしょう。
なお、方角を占うホロスコープスプレッド以外にも失せ物・落とし物を探すスプレッドがいくつかあります。ここでは3つご紹介します。
《スリーカード》
スリーカードは時の流れや因果関係を読み解くことができるスプレッドです。シャッフルしたカードの中から上から3枚選び、左から順に裏のまま並べ、1枚ずつ、もしくは3枚まとめてめくって読み解いていきます。失せ物・落とし物を占う場合には、
1、どこでなくしたか?(家の中?家の外?)
2、紛失物が見つかるかどうか?
3、どうしたら見つかるか?
というような問いを立てるとよいでしょう。
タロット占い初心者さんであれば、78枚すべて使うのではなく、大アルカナ(22枚)だけを使って占うとメッセージを読み取りやすいのでおすすめです。
《ヘキサグラム》
7枚のカードを六芒星の形になぞえて展開するヘキサグラムは、出来事の流れを具体的に捉えることができます。失せ物・落とし物を占う場合には、
1、紛失物が見つかるかどうか?
2、どのようにしてなくしたのか?(原因となるもの)
3、見つけるのに必要な手段・方法
4、思い当たる場所にあるか?
5、盗難などのトラブルの可能性の有無
6、解決のヒント
というように、それぞれの意味をアレンジして占いましょう。
《YES / NO スプレッド》
YESかNOか明快な回答が欲しい時に役立つのがYES / NO スプレッド。大アルカナと小アルカナのエース4枚とカップ9のカードの全27枚のカードを使い、カードを順番に並べ、シャッフルし、質問に対して1枚のタロットカードを引きます。YESと判断するカードとNOと判断するカードがありますので、出たカードの意味を読み解きましょう。
《YESと判断するカード》
愚者、魔術師、女帝、皇帝、戦車、正義、星、太陽、世界、カップ9
《NOと判断するカード》
力、吊るし人、塔、死神、節制、悪魔、隠者
《どちらともいえないと判断するカード》
女教皇、運命の輪、恋人、法王、月、審判
《判断できる段階ではない示すカード》
4枚のエース
なお、質問の内容としては
家の中にあるか?
家の外にあるか?
ファミレスにあるか? など
のように、これまでの行動を振り返りながら占うようにしましょう。
NOが続いてしまう場合には、考えている以前になくしている可能性が高いので、さかのぼって行動を振り返るとよいでしょう。
今回は失せ物・落とし物を探すスプレッドを紹介しましたが、もしスマホや財布を無くした場合には、まずスマホ回線やクレジットカード会社に連絡を入れて第三者に利用されないように手続きを行いましょう。
本格タロット占いをやってみる!