
大地の力を内包していると言われるこのスモーキークォーツは、持ち主のなかにあるブレを無くしてくれると言われています。この石の特徴や意味、もたらされる効果とその歴史などに触れていきましょう。
水晶の仲間であるスモーキークォーツは、大地の力を秘めていると言われており、持ち主の心に安定感を与えてくれます。
優柔不断でものごとを決定するのが苦手な方や、不安に苛まれて自分らしさを失ってしまった方、情緒不安定な方にオススメのパワーストーンです。
ヒーリング効果も高く、外部からやってくる邪気を跳ね飛ばしてくれる効果もあります。
不安な気持ちや恐怖心にいつも怯えていたり、肉体的にも精神的にも疲れを感じている方が身につけるのにも適しているでしょう。
ものごとをネガティブに考えがちな方、誰かに悪意を向けられていると考えている方にとっては心強いお守り石にもなってくれます。
一般的に透明なクォーツはエネルギーを拡大、拡散するパワーがあると言われますが、スモーキークォーツはエネルギーを集中させるパワーにより特化した石です。
大地のパワーで心を静め、エネルギーを集中させて、持ち主の感性を研ぎ澄ませることによって必要なインスピレーションがもたらされます。
また、願望達成のために必要な集中力を養ったり、普段から意識が散漫になりがちな方にものごとに集中する力を与えたりもしてくれるでしょう。
心が折れそうになるような困難に立ち向かうためのサポートも担ってくれます。
魔除けのお守りとしての効果や、ヒーリング効果を感じたい場合にスモーキークォーツを使用するときには、ブレスレットやペンダントとして身につけるのが一番です。
不安感を覚えたら石にそっと触れるようにすると、心がスッと落ち着いていくのがわかるでしょう。
ネガティブな思考を排除し、あなたの内面に眠っている芯の強さを引き出してくれます。
夢や目標を実現したい気持ちはあるけれど、ついつい自分の弱さに負けてしまうという方が身につけるのにも適したパワーストーンです。
恋愛での効果を期待するというよりは、普段の生活のなかで自分の弱さに直面しやすい方や、体力がなくてなにごとも長続きしないという方にもオススメします。
また、瞑想におけるグラウンディングの効果をより高く引き出すことも可能です。
イメージングは得意でも現実的なことが苦手だったり、妄想癖が強かったり、計画的な行動が苦手だったりする方は、スモーキークォーツを使用したグラウンディングを体験してみるとよいでしょう。
水晶の仲間であるスモーキークォーツは加工しやすい特性があり、古くから宝飾品や印章の素材として重用されてきました。
このパワーストーンは古代から悪霊を祓うパワーや種族を繁栄させるパワーがあると信じられており、また、勝利を呼ぶ石としてお守りの役割りを果たすこともあったようです。
古代ローマ帝国ではスモーキークォーツに彫刻を施し、それを印章として代々受け継がれたという話もあります。
一時期はヨーロッパでシャンデリアやグラスなどに加工したものが流行し、現在でもアンティークショップなどでその片鱗を伺い知ることができるでしょう。
また、スモーキークォーツには安眠を促して、生命力を強める力があるという言い伝えもあり、不眠症の治療に使用されたり、手足の治療に用いられたこともあったようです。
こういった効果があると信じられているのには、このパワーストーンの発色に深く関わっている放射能の影響があるとも考えられるでしょう。
微量の放射能は温泉の効能に健康を促進する作用があったり、放射線治療に利用されたりします。スモーキークォーツの癒しの効果と、こういった科学的な事象が奇しくも合致しているのは非常に興味深い話ですね。
ただ、これらの効果は医学的にはっきりと証明されているわけではありませんので、ご注意ください。
和名を「煙水晶」というスモーキークォーツは、水晶の仲間で化学式はSiO2で表わされます。
黄褐色のスモーキーな色合いは、水晶のなかに微量に含まれるアルミニウムイオンが自然界にある放射能を受けたことによるものです。
黒に近い茶色から黒色の不透明なものをモリオンと呼び、スコットランドのカンゴーム山脈で産出される灰色系統の茶色のものをカンゴームと呼びます。
天然のスモーキークォーツは結晶の状態で産出されますが、宝飾品になるような高品質のものは極めて少なく、市場に出回っているビーズ状のものは普通の水晶に人工的な放射能(コバルト60)を浴びせて作られたものや着色されたものが多いでしょう。
また、その反対にスモーキークォーツを加熱処理し淡色化させて、シトリン(黄水晶)として流通されている場合もあります。
主な産地はブラジル、イギリス、ドイツ、中国、アメリカなどです。
硬度は水晶と同じですから初心者でも扱いやすい石ではありますが、このパワーストーンは持つ人を選ぶとも言われています。
特に天然のものは強力なエネルギーを持っていますから、手に入れる際にはお互いの相性をよく見極める必要があるでしょう。
浄化に関しては、石の色合いを変えてしまう恐れがあるので、日光浴は避けたほうが無難です。