
アメトリンはアメジストとシトリンが混ざった天然石で、産出量が少ないパワーストーンでもあります。とても魅力的な色彩を放つアメトリンの特徴や効果等を詳しく見ていきましょう。
アメトリンはアメジストがシトリンに変化していく途中の石で、アメジストとシトリンの二つのパワーを持つ非常にパワフルなパワーストーンです。
天然で採れるアメトリンはとても希少価値が高く、唯一本物といわれているのがボリビアのアナイ鉱山のアメトリンになります。
アメトリンはアメジストの成分が多いものとシトリンの多いものがあり、見た目でどちらの成分が多いかでどちらの石の意味が強いかが判断できるでしょう。
反対色である紫色と黄色が合わさった非常に神秘的なパワーストーンです。
シトリンが天然で生み出されることは非常に少なく、流通しているもののほとんどはアメジストを加工しているとされています。
アメトリンの黄色の部分はシトリンであるため、天然のものは珍しいといえるでしょう。
アメトリンに含まれているアメジストは恋人や夫婦の関係を円満にしてくれる効果があるので、恋人と良い関係を築きたい人や、夫婦円満で過ごしたい人におすすめです。
シトリンは繁栄や富といった金運に関係するパワーストーンなので、仕事で成功したい人やお金を引き寄せたい人にもいいでしょう。
アメトリンは陰と陽の二つの性質を持っており、自律神経が乱れている人にも効果が期待できます。
多くのことを成し遂げたいときにも、自分の持っている力を最大限に発揮できるようにパワーをもたらしてくれるでしょう。
しっかりと深く考えながらも即断即決したいという一見相反するような気持ちを持っているときにも、適材適所でパワーを使うことを可能にします。
アメトリンは精神に働きかけるパワーにおいて優れた力を発揮します。
精神と肉体のバランスを整えてくれるので、精神的につらい時にも安らぎを与えてくれるでしょう。
アメトリンは、スペイン人の探検家であり征服者がアロヨ族の長の王女と結婚した際に、持参金として送られました。
そのアメトリンを探検家がスペイン女王に献上したため、初めて世に知られるようになったとされているようです。
唯一アメトリンが産出されるアナイ鉱山は、スペイン人の征服者がアジョレオス族の族長の娘であるアナイと結婚した際に、アナイ鉱山を持参金として受け取ったといわれています。
その後はアメトリンの採掘は20世紀まで途絶えていたとされており、1970年頃から採掘が再開されたようです。
活発に採掘がはじまり、ブラジルやパラグアイを通じて市場に出会始め、多くの人に知られるようになりました。
しかしアメトリンが採掘できるアナイ鉱山は公に採掘することは禁止されていたので、その不思議なバイカラーのパワーストーンは多くの謎に包まれていたようです。
他の石にはない反対色の2つの色を持つパワーストーンは、天然ではありえないという鑑定がされ、価格が暴落してしまいます。
謎に包まれていた鉱脈が、ブラジル、パラグアイ、ボリビアの国境付近になるアナイ鉱山から見つかりました。
アナイ鉱山はボリビア政府から、自然保護地域に指定されていたので、採掘が禁じられていたようです。
時を経て正式にアナイ鉱山での採掘が認められ輸出の認可がおり、1993年ごろにはアナイ鉱山で産出される天然物のアメトリンの現状が明らかになったことから、その価値を認めてもらえることとなったようです。
アメトリンは英名Ametrine、和名を紫黄色水晶です。水晶の変色種であり、アメジストとシトリンが混じってできた天然石になります。
アメジストはパープル、シトリンはイエローでその両方を併せ持つのがアメトリンです。
アメジストもシトリンも結晶格子に入り込んだ鉄イオンを含有しているのが由来で、その含有量の違いによってどちらになるかが決まります。
アメジストは4価の鉄イオン、シトリンは3価鉄イオンになります。
天然の放射線によって鉄イオンの含有量と電価のバランス状態が崩れてできたのがアメトリンです。
そのためアメトリンは二つの異なった結晶からできているため、色の境界線がはっきりとしています。
もともとシトリンはアメジストが長い時間をかけて自然の熱によって変化してできたものなので、アメジストからシトリンになる途中で何かの原因で中断されアメトリンになったとされているようです。
天然のアメトリンは非常に希少価値が高く、産地が明らかにされていないものは人工的に熱処理や放射線転写をして加工されている可能性があるでしょう。
現在の鑑定技術では天然ものであるのか人工的に加工されたものであるのかの区別は難しいとされています。
組成はSiO2で、結晶系は六方晶系で硬度は7、比重は2.65です。