アメジストの意味や効果とは？真実の愛が見つかるかも！

アメジストは、ギリシャ神話にも登場する愛に満ち溢れたパワーストーンです。お守りやジュエリーとしても人気が高いこの石の特徴や意味、もたらされる効果とその歴史などに触れていきましょう。

高貴な紫色の天然石アメジストは、2月の誕生石として有名です。和名は『紫水晶』と呼ばれており、その名の通り水晶の仲間になります。

色の濃淡や赤みがかったものなど色合いに幅があることも特徴で、近年では淡い紫色のものを「ラベンダーアメジスト」と呼び女性を中心に人気を集めている宝石です。

『愛の守護石』『真実の愛をもたらす石』とも呼ばれるアメジストは、恋に溺れて自分を見失ってしまわないように冷静な気持ちにさせ、真実の愛へ導いてくれるとされています。
また、恋愛以外にも心を癒す効果があり、気持ちを落ち着かせたい人にもお勧めの石です。

アメジストのスピリチュアルパワーは強く、瞑想やチャネリングなどにも力を貸してくれます。

恋愛運を上げたい人や感情をコントロールしたい人などにもお勧めで、クリエイティブな仕事をしている人にとっても人気のあるパワーストーンです。

また「酒に酔わない」という伝説から酒宴に関わる人や営業職、それらがストレスと感じる人にとっても助けとなります。

その他にも不眠症に悩んでいる人にとってアメジストはよい効果をもたらすため、枕元に置いたりアクセサリーとして身に着けると良いでしょう。

本格的に占う

• 感情を落ち着かせ冷静になる
• 失恋など傷ついた心を癒す
• 良縁に恵まれ真実の愛を手に入れる
• 恋人との関係をより一層深める
• トラウマの解消
• 邪念を消し去り集中力を高める
• 魔除け
• 二日酔いやお酒の失敗を防ぐ

ギリシャ神話の名残りから現在でも浄化作用を期待して用いられているアメジスト。高貴な紫色は古くから位が高い人が身に着ける色として宗教的な面で使われてきました。

心を平穏に導くアメジストは、不安やストレスを取り除くことから、お守りのような存在と言えるパワーストーンです。また、すぐにイライラしたり心が乱れやすい人が持つと、次第に穏やかな気持ちになれる不思議なパワーがあります。

霊的エネルギーが非常に強いアメジストは、持ち主の隠された才能や魅力などを引き出す力があるため、自分に自信がない人や、確信が持てず悩んでいる人の未来を照らす効果があるとされています。

アメジストの神話からもお酒にまつわる伝承があり、二日酔いやアルコールの依存症などにも効果がある石です。

恋愛に関して最も強いパワーを持つことから、縁結びや伴侶との愛を深めたい人が身に着けるとされています。失恋をしたり新たな出会いを求める人にとっては最適なパワーストーンといえるでしょう。

アメジストはギリシャ神話の中で「美女の化身」として登場し、悲しい物語として語り継がれています。

話の中では、お酒に悪酔いしてしまったお酒の神「バッカス」が、今から最初に出会ったものを猛獣（ピューマ）に襲わせると宣言したことから始まります。そして運悪くそこを通りかかった月の女神の女官の名が「アメジスト」なのです。

月の女神「ディアナ」は、バッカスのけしかけた獣にアメジストが襲われそうになったため、一瞬にして純白の水晶に変え、アメジストの危機を救ったとされています。

その後、酔いから冷めて自分の行いを反省したバッカスは、水晶にぶどう酒を注ぎ、それから紫色に変色した石を『アメジスト』と呼ぶようになったとされます。

語源になった『amethystos』は酒に酔わないという意味を持ち、古代ローマではお酒または人生の悪酔いを防ぐ意味でアメジストの杯でお酒を楽しんだそうです。
現在でもその効果は信じられており、二日酔いや人生の悪酔いを防ぐためにアメジストを身に着けたりされています。

またアメジストのグラスで水を飲むと悪魔祓いができるとも信じられており、ローマ時代から浄化効果を目的として用いられたそうです。

和名で『紫水晶』と呼ばれるアメジストは、微量の鉄イオンの含有やルミニウムまたは共に産出される放射性鉱物などの影響によりその美しい紫色を発色している鉱物です。

退色効果がある繊細なアメジストは、熱を加えることで黄色や褐色または緑色に変わり、さらに過熱することで無色となり、シトリンなど変色により宝石名が変化する繊細な鉱石です。日光にさらすことで変色しますので、取り扱いには注意が必要です。

主な産地はブラジルとウルグアイで、インドや南アフリカなどから産出されています。日本からも良質なアメジストが産出されており『加賀紫』と呼ばれています。

硬度は7で、水晶の中でも顕唱質と呼ばれ、他の水晶には見られない双晶構造による羽根状インクリュージョンがあります。

アメジストは邪気祓いの石とされ、他の石にくらべパワーの消耗が早く、小まめに浄化する必要があるパワーストーンです。

熱に弱いアメジストは、日光浴など高温にさらすことは避けなければなりません。水による浄化は、流水に1～2時間あてると良いでしょう。
また月光浴や天然塩の中に1日置くことも効果的です。煙による浄化の場合はセージを焚いて煙の中を数回くぐらせる程度で浄化できます。