運勢はもとより相手の気持ちや相性などの日常生活に関する様々な内容を占うことができるタロットカード。
22枚の大アルカナと56枚の小アルカナで構成されている78枚のカードは1枚1枚絵柄が異なり、中世ヨーロッパのイラストで月や太陽、人物や動物など様々なシンボルが描かれています。
そんなタロットカードを使ったタロット占いは、数ある占いの中でも霊感などの特別な能力は不要なため独学で学ぶことができるものの、
タロット占いって何時でも占っていいの?
というような疑問をお持ちになる人も少なくありません。
基本的には厳格な決まりはない
とされており、夜の落ち着いた時間帯で占う人もいれば、一日の運勢を占うために朝一番で占う人がいるように、占う時間帯は人それぞれです。
しかし、一部の解説本には深夜の占いはNGと書いてあるものもありますし、
占い全般において避けるべき時間帯がある
と考えられていますので、今回はそんなタロット占いに適した時間についてお伝えしていきます。
みなさんがタロット占いをする時間帯は日中や夕食後などの自分の時間ができたタイミングかと思いますが、夜の時間帯は注意が必要です。
タロットカードが示してくれるメッセージを正確に読み解くためには、集中力がポイントとなり、
集中できる時間帯がよい
とされているものの、就寝前や深夜などの一日の疲れが溜まったタイミングで占うと、集中力が途切れたり、雑念が生まれたりしてリーディングに影響が出やすいとされているため、就寝前や深夜などはおすすめいたしません。
また、スピリチュアル的なお話しになりますが、
午前2時~2時30分にあたる「丑三つ時(うしみつどき)」
は占い全般において避けるべき時間帯とされています。
丑三つ時とは霊界への扉が開くとされる不吉な時間帯とされ、「魔の時間帯」とも呼ばれています。
悪い霊や魔物などが活発になっているため、そのタイミングでタロット占いをすると占い結果や感情的によくない影響を受けるとされています。
また、西洋占星術に基づいた考え方である
「ボイドタイム」も避けるべき時間帯です。
月の影響が及ばないとされるボイドタイムの「ボイド(void)」とは、「無効の」「取り消す」といった意味があり、感情が不安定になりやすく、正確な占い結果を得ることは容易ではありません。
ボイドタイムも丑三つ時と同じく「魔の時間帯」とされていますので、どちらの時間ともタロット占いを行わないようにする方がよいでしょう。
相手の気持ちや現状の悩みを占っていると
などのようなスパイラルに陥ってしまうこともあるものです。
質問内容が悪いのかな…?と、何度も同じような内容で占ってしまうこともあるかと思いますが、それら原因は時間帯が大きく関係し、悪い霊や魔物などが原因だったり、あなた自身が疲れ切っていたりしますので、
日を改めて、違う時間帯で占うことをおすすめします。
夜の方が集中しやすい人も多いかと思いますが、タロット占い初心者さんであれば、まずは日中の時間帯で占うようにし、どの時間帯で占っても正確に占えるように目指しましょう。
さらにいいますと、
日中の体調が整っている状況で占うのがベスト。
睡眠不足や頭痛などの体調不良な状態で占っても、タロットが読みづらくなり、正確に占うことが難しいもの。
同じカードでも体調次第で捉え方が大きく異なるため、心身ともに安定している状態で占うようにしましょう。