現在の出来事や近い未来の出来事を知り得るタロット占い。
タロット占いをする場合には、霊感や超能力といった特別な能力が必要だと思われがちですが、実際にはそのような能力がなくても占うことができる占術のひとつです。
ただし、誰でも簡単に占うことができるわけではなく、リーディングで占い結果を導き出すためには、
タロットカードの知識
直感力
洞察力 など
の特定のスキルが必要です。
占い結果を導き出すためにはこれらのスキルが必要ですが、総じて言えることは、タロット占いは特別な霊的な力を持っている必要はなく、誰もが学び、実践することができる身近な占術であるということです。
また、タロット占いは人々の心に触れ、未来に光を当てる手助けとなる重要なものです。より深くリーディングできるようになりたいと思うならば、素直な心や深い理解力、さらに学び続ける姿勢を持つことが大切です。そこで今回はタロット占いのリーディングスキル向上を目指す方法についてご紹介します。
カードの意味は分かってもリーディングができない
自分なりに解釈しても当たっているかどうかがわからない など
リーディングに自信が持てない方はぜひご参考にしてみてください。
まず、タロット占いに必要なのは知識です。
72枚から構成されるタロットカードは、特有のシンボルなどが描かれ、様々な意味が込められています。
《シンボルの一例》
太陽:生命力、エネルギー、成功、新しいはじまりや終わりを表す
山:試練、挑戦、目的、目標などを表す
馬:繁栄、本能、エネルギー、行動などを表す
裸:偽りのない純粋な心、純粋な精神などを表す
タロットカードの世界観やシンボルなどを理解することが、リーディングの基本となりますので、カードの基本的な意味やカードの配置(スプレッド)、大アルカナのストーリーや小アルカナのスートの意味などを覚えましょう。
ただし、カードのキーワードを全て丸暗記する必要はありません。質問内容に対して受け取り方は人それぞれとなりますので、カードのキーワードはざっくりと覚えておくとよいでしょう。
次に必要なのは直感力です。
タロット占いではカードのシンボルや配置を通じて直感的に浮かんだ考えやひらめきを得るものです。自分の直感とカードの意味を結びつけることで、カードが示す的確なメッセージを伝えることができます。
直感力は経験と記憶を通じて培われる後天的な力なので、ベースとなる知識を大量にインプットし、即座にアウトプットする力を身につけましょう。
また、深い洞察力も必要です。
タロット占いは単なるカードの組み合わせで占い結果が出るわけではなく、洞察力によっても大きく左右されます。人間関係や状況といった物事の本質を見通すことができなければ、占いの意味を正確に解釈することは難しいでしょう。占い師になる場合には相談者との対話を通じて質問内容や相談者の背後に潜む感情を感じ取ることが求められます。
なお、これらのスキルを身につけることはもちろん、何よりもタロットに対して興味を持ち続け、たくさんの質問を読んでいくことが大切です。
恋愛や仕事、職場の人間関係、運勢や健康など、あらゆることを占ってみましょう。
《恋愛》
《仕事・職場の人間関係》
《運勢》
このように様々なことを占ってみると、同じカードでも違ったように解釈できるものです。なお、リーディングが上達しないとお悩みの人の中には、占ったら占いっぱなしといったように分析していない人がいます。
分析力を磨くことで、多角的な視点から物事を見る習慣が身につきますので、どんな質問に対して、どのカードが出た、どんな解釈をしたかを記録しておきましょう。そのようにしていくことで、自ずとリーディングスキルが向上するものです。
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