占いといえば、星占いや血液型占い、手相や姓名判断など、様々な種類の占いがありますが、中でもタロット占いは常に人気の高い占いです。
そんなタロット占いはプロの占い師に占ってもらうだけではなく、自分で占うことができるため、自分で占えるようになりたいと独学で学んでいる人も多いかと思います。しかし、独学で学ぶ場合には、複数枚のリーディングが難しく感じたり、モチベーションが維持できなくなってしまったりと挫折してしまう人も少なくありません。
では、独学でタロット占いを習得するには、どうするのがよいかといいますと、
やはり練習が必要!
タロット占いの練習方法には
などいくつかありますが、なかでも
毎日、日常のさりげない質問や悩みを占ってみることが上達への近道。
たとえば、今日の運勢を調べたい場合には、
今日はどんな1日を過ごせそう?
今日はどう行動するのがラッキー? など
のような問いかけで占うとよいでしょう。そして、その結果としてカードとリーディングした内容をメモし、一日の終わりには
「占った内容に対して、実際はどんな日だったか?」
と答え合わせします。占った内容とは違った一日だった場合には、カードは一体何を示していたのかを考えてみましょう。考えることでタロットへの理解が深まり、さらに毎日繰り返すことにより、自然とリーディングしていく力がついていくものです。
たとえ同じカードが出たとしても目に留まる象徴が違えば解釈も異なるもので、はじめた当初とは違った解釈になっていることがほとんど。練習回数がものを言う…ではありませんが、メモしておくことで、あの時はあーやって思ったけど、本当はこうだったんだろうなーと考察することができるので、ぜひメモを手元に占ってみましょう。
タロット占い初心者さんであれば、まずは1枚のカードで占う「ワンオラクル」から始めていきましょう。「1枚引き」とも呼ばれ、占いたい内容をひとつ決めて、1枚のカードから読み解いてきます。
まずはじっくりカードを眺め、そこから何を感じるか考えてみましょう。そのあとに解説書を開き、直感で感じたことと照らし合わせながら、カードからのメッセージを読み解いていきましょう。
そして、ワンオラクルに慣れたら、次のステップとして
3枚のカードから読み解くスリーカードスプレッド
で占いましょう。「3枚引き」とも呼ばれ、「過去・現在・未来」や「原因・行動・結果」、「1ヵ月後、2ヵ月後、3ヵ月後」など、様々なことを当てはめて占うことができます。
などのように一度に3つの内容を占います。
このように、スリーカードは状況の流れや関連性を読み解く練習となりますので、タロット初心者さんはワンオラクルに慣れたら、スリーカードを読めるように練習しましょう。
タロット占いは質問内容に対してカードの絵柄や意味からどのようなメッセージが込められているかを読み解くものですが、スリーカードで関連性を読み解こうとした場合、
といったように悩んでしまうことも少なくありません。
そのような時には、
カードの共通点や関係性を考えます!
スート、数字、意味、人物、色…などの同じ部分や重なる部分があれば、それが強調されていると考え、感情や影響をさらに与える要素とだと想像力を膨らませます。
たとえば、「恋人たち」と「カップの2」のウェイト番の絵柄にはどちらも男女が描かれているため、この2枚が出た場合のファーストインプレッションとしては「恋愛モードがフル稼働中なのかな?」と考えたりできます。
さらに、カード同士の細かい違いを見比べるとこで、それぞれの違いを見つけ、「こっちはそうだけど、こっちはこう」といったように考えられるようになります。
また、リーディングの基本ともなりますが、象徴するキーワードや意味に対して、
どのような○○があるのか
といったように具体的な質問に言い換えることで、想像力を働かせやすくなり、カードがより読み解きやすくなります。想像するのが苦手な人もいるかと思いますが、何事に対しても好奇心をもって
どうしてだろう?なんでだろう?
と考えるようにすると、自分の考えの枠から飛び出した答えを見つけることができるものです。タロット占いは誰でも簡単にできるものの練習は必要です。ぜひ、スリーカードで毎日を占い、その結果を考察し、楽しみながらタロット占いを習得してくださいね。