わが子が可愛くてたまらない!そのような気持ちで子育てしていても、ときには苛立ち、怒鳴ったり、喧嘩してしまうこともあるのではないでしょうか。
生まれたばかりの赤ちゃんは空腹などを感じた時に本能的に泣くものですが、2歳くらいになると自我が芽生え、自己主張するようになるものです。これまで素直だったわが子が、何に対しても「イヤ!ダメ!」などを繰り返すようになると、大人げないと分かっていても苛立ちを感じてしまうものです。
そのような2歳前後のイヤイヤ期は3歳ころまでには落ち着くものですが、その後も成長するにしたがい個性が出てくると
この子の○○○な部分は好きになれない…
などと悩んでしまうことも少なくありません。
しかしながら、そもそも子どもはあなたの分身ではなく、子どもにも意思はあるもので物事に対する考え方や価値観が異なるもの。そのため、親子間でも分かり合えないことが生じますし、親の意見に従わないことも当たり前です。
ただし、子どもに対する接し方を変えることにより関係を改善する場合もありますが、中には
親子間での相性が合わない
ことが一因になっている可能性もあります。
親子なのに相性があるの?と思うかもしれませんが、親子と言えども家族は一番身近な他人であり、相性の良し悪しもあるものです。
子どもの主張が受け入れられない…
何度叱っても言うことを聞かない…
親子なのに相性が悪いのかもしれない…
このようなお悩みなら、実際に親子の相性を調べてみると新たな発見があるものです。相性を調べる方法といえば、コミュニケーションを取って相手を理解するところから入りますが、親子間の場合には占いがおすすめ。
相性を占えるものには、生年月日をもとにした星占いや数秘術などがありますが、中でもタロット占いをおすすめします。タロット占いは偶然性から結果を見出す占いのため、占うたびに結果が異なるものですが、子供の成長と共にその関係性も変わってくるものなので、現状の親子の相性を知るのにぴったりなのです。
その方法としては
・ワンオラクル
・ツーオラクル
・ヘキサグラム
などがあります。
■ワンオラクル
1枚のカードで答えを導くもので、「○○ちゃんとの相性は?」と質問し、出たカードから二人の状況や相性を読み解きます。
■ツーオラクル
コートカード(人物カード)のみを使用し、2枚のカードで関係性を占うもの。左側を自分、右側を子ども、として、めくったカードが向き合きや人物像、エレメントを見ていきます。
カードの人物が向き合っていれば心は通じている、向き合っていなければ反発、片方だけが向いていれば片思いや一方通行を示していると言えるでしょう。また人物像としてはキングとクイーンであれば夫婦としての関係性と捉えることができますし、エレメントとしてはワンド(火)とソード(風)、カップ(水)とペンタクル(土)の組み合わせは良い相性だと捉えることができます。
■ヘキサグラム
7枚のカードで自分と相手との関係性を占うものです。六芒星の形に展開し、正三角形は時間の流れ(過去・現在・未来)を、逆三角形は関係性(対応策・相手・自分)を示します。
なお、相手や自分を示すカードを読むときには、スートが同じかどうか、人物の目線はどこにあるか、カードの強さがどうなのかなどを見るとよいでしょう。
親は子を選ぶことはできず、子も親を選べないもの。
そのため、親子の相性が合わない場合には、子どもとの時間が苦痛に感じてしまうこともあるかもしれませんが、たとえ相性が悪くても親子にとっての居心地のよい距離感は必ずあるもので、それを見つけるようにしましょう。
また、相性が合わないということは、自分とは異なる価値観を持っていることの裏返しであるため、自分にはない価値観を教えてくれる大切な存在ともいえます。
たとえば、子どもがテーブルの上に立ち上がってしまった場合、普通であれば「今すぐ降りなさい!」と怒ってしまいがちですが、「なんでテーブルに登っているの?」と質問すると、
「テーブルの上からの景色が見たかった」
などのように、思いも知らない返答があるかもしれません。
子どもの行いは大人にとって理解しがたいものですが、子どもの意見に耳を傾けることで新たな発見があるものです。自分の子どもに対して、自分の思い通りにコントロールしたい人も少なくありませんが、1人の人間として接することが大切です。