恋をしたり、悩み事を抱えてしまったときに頼りになるのがタロット占い。
みなさんもご存じの通り、タロット占いは現在を起点として現在に至る原因や、これから訪れる近い未来のヒントを与えてくれる「人生を切り開くツール」ですが、占いにハマってしまうと悩みや不安を抱えるたびに占いたいと思ってしまい、
占う頻度が高くなってしまう場合があります。
もちろん、タロット占いは偶発的に展開されたカードを読み解くため、占うたびにその結果は変わります。
そのため、何度も同じ内容で占ったり、納得できる結果が出るまで占ったりする人もいますが、その様に占うことで的中率は下がる一方ですし、思考力や判断力が低下し
何が正しい結果なのか判断できない状態
になってしまう恐れがあります。そうなってしまうと
精神的に病んでしまうことになり兼ねません。
ちなみに、「占いジプシー」という言葉をご存じです?
ジプシーは移動型民族という意味ですが、「占いジプシー」とは自分の望む結果が出るまで複数の占い師を渡り歩く人を指し、短期間に複数の占い師に同様の内容を相談することが特徴です。
占い師の導きなしには物事の分別がつかない状態になったり、占いにお金をかけすぎたりしますので注意が必要です。
では、タロット占いをする場合には、どのくらいの期間を空けるべきなのでしょうか?
占う内容によっても異なりますが、直近のことを占った場合には
最低でも1か月~3か月ほど空ける
ようにしましょう。
もちろん、はじめにした質問内容を発展させた内容や、全く異なる内容であれば時間を置く必要はありませんが、同じ内容を短期間で占った場合には始めの結果が全てです。
なお、どうしても同じ内容を占いたい場合には、高い頻度で行うのではなく、以下のタイミングを重視してみてください。
状況や環境が変化したとき
状況や環境などの身の回りに変化があれば、同じ内容の質問を占っても問題ありません。良いことも悪いことも、予期せぬ出来事は大きな転機でもありますので、占いをする良いタイミングといえるでしょう。
心境が変化したとき
同じ悩みでも心境の変化があれば、あなた自身の考え方が変わっているため同じ内容を占っても大丈夫です。
新年・新年度を迎えるとき
新年や新学期など、新たに物事がスタートする時期は占いをする絶好のタイミングです。何かの節目などに占うとよいでしょう。
タロット占いは、時間の経過や状況の変化により結果が変化していきます。そのため、占い結果に満足いかなかった場合には、
何度も同じ内容で占うことはせず、ひとまず参考程度に受け流してみる
とよいかもしれません。
タロット占いはよく当たるものですが、未来を占った場合には占い後の行動が大きく関係してくるものなので、結果によるヒントを参考に行動しなければ、占い結果のような未来が訪れることは少ないでしょう。
なお、占いをする場合には
どんな結果でもそれが全てではなく未来は変わるもの!と信じる
ようにすることが、タロット占いとの上手な付き合い方かもしれません。
どんなに信頼できる占い師さんでも、それが全てではありません。占い師さんやタロットカードを主体とする考え方になってしまっては、それはあなたの人生ではなくなってしまいます。
タロット占いはあくまでも問題解決のヒントと捉えて、どんなに深い悩みでも、自分の考えをしっかりと持って行動するようにしましょう。