
強い魔よけ効果があると信じられていたジャスパーは、石に混ざる不純物の違いによってさまざまな色や模様があります。
ジャスパーの特徴や意味、もたらされる効果とその歴史などに触れていきます。
ジャスパーの種類はとても多く、赤や緑、茶色等幅広いタイプがあります。成分や産出地、模様によってパワーも多少違いがあるようです。
その中でも赤褐色をしたレッドジャスパーは知名度が高くよく知られています。燃え盛る太陽のような色で活発なパワーを持っており、持っている人にエネルギーを与えてくれるでしょう。
宝石等に使われるパワーストーンとは違い、ナチュラルな美しさを持っているのがジャスパーの特徴です。
ジャスパーを持つことで、本来持っている正直で素直な心を取り戻すことができ周囲に流されることなく自信をもって進んでいけるようにサポートしてくれます。
広い視野を持ち、洞察力と決断力を高めてくれるので、迷いや優柔不断な心を断ち切ってくれるでしょう。
悪縁を断って良い縁に恵まれ、良好な人間関係を築きたいときにもおすすめです。
魔よけ効果の高いジャスパーは、危険回避や他人からの攻撃等、持っている人をマイナスエネルギーから守ってくれます。
精神力や忍耐力を向上させるパワーがあり、夢や目標に向かってポジティブに進んでいけるよう導いてくれるでしょう。
地に足をつけて生きていけるようなグランディング力を高める効果もあり、地道に努力し続ける継続力も授けてくれます。
ジャスパーを持つことで体内のエネルギーが活性化され、どんな時でもポジティブに行動できるようになるようです。
感情をコントロールできるよう働きかけ、イライラや怒り、不安といったネガティブな感情を取り除いて情緒を安定させてくれるでしょう。
悪縁や悪い影響を与える人を遠ざけてくれ、良縁を引き寄せてくれます。
人の意見に流されることなく、自分の強い意思に従い自信を持って行動できるようサポートしてくれるでしょう。
自然と繋がるようサポートしてくれ、人間として成長したいときにパワーを貸してくれます。
ジャスパーの歴史はとても古く、紀元前5千年ほど前に南アジアにあったとされるメヘルガルで弓錐を作るために用いられたと伝えられています。
紀元前1800年ごろにはミノア文明の時に作られたギリシャにあるクノッソス遺跡の宮殿で、ジャスパーの印章が発見されたようです。
古来から花瓶等の装飾品や印章や装身具といった、様々なものにジャスパーは加工されてきました。日本では弥生時代から管玉や勾玉に加工されてきたようです。
また、装身具としても重宝され、当時の人たちはジャスパーを用いて着飾っていたといわれています。
古く日本で玉を作るのに用いられていたものは、西側ではグリーンのジャスパーを、東側ではジェダイトを使っていた伝えられているようです。
日本で最も多く市場に出回っているのは、レッドジャスパーと呼ばれる赤褐色のものですが、本来ジャスパーというと青緑色のものを指していたようです。
古代バビロニアでは、出産のお守りとして使われていました。
ジャスパーは世界中で産出され、その中でもベネズエラ、インド、アメリカ、ロシア、マダガスカルといったところで主に産出されているようです。
他にもオーストラリアやドイツ、フランス、日本、中国でも産出されます。
ジャスパーは石英質の鉱物であり、不純物が多い石英の集合体となります。
半透明であるアゲートやカルセドニーと同じ石英質ですが、酸化鉄や水酸化鉄といった不純物が20%以上含まれていることから不透明になっています。
火山岩や変成岩、堆積岩中にとても細かい粒状の鉄鉱物や粘土鉱物といった、不純物が混ざることによって形成されているため不透明です。
赤色のジャスパーはヘマタイトを含んでいます。
他にもクローライトを含んだものは緑色に、ゲーサイトを含んだものは褐色に、クレイ粘土を含んだものは灰色や黄色というように不純物によって色が様々です。
縞模様のあるものや団球状になった異常構造のものもあり、色だけでなく様々な模様や形をしています。
自然の芸術と呼ばれており原石は非常に大きく、宝飾品として用いられるほかインテリアや観賞用として彫刻に加工されることもあるでしょう。
日本文化の水石の世界では、ジャスパーは色彩石や文様石として重宝されているようです。花紋石として有名である菊花石はジャスパーになります。
和名は碧玉で、化学組はSiO2に不純物がプラスされます。
六方晶系か潜晶質石英となり、硬度は7、比重は2.57~2.91になります。