人間関係が上手くいかない
結婚できるのか不安
自分の向いている仕事がわからない
など、生きていれば何かと不安や悩みは尽きないもの。
「人間は考える葦(あし)である」という有名な言葉もあるように、不安や悩みを感じるからからこそ人間なのかもしれませんが、
「もう、どうすればいいかわからない…」
というように、悩みに悩んで心が病んでしまうことも少なくありません。
しかし、たとえば「何歳まで働き続けなければならないのか?老後のお金が心配で…」などのような悩みであれば、現実問題として何歳まで生きているか不明なため、考えるだけ無駄であり、その状況になったときに考えればいい場合もあるでしょう。
もちろん、老後のための準備を進めておくことはとても大切ですが、人間は今この時を生きているものなので、先の将来を考えすぎるのではなく、今を大切に生きるべきなのです。
反対に、現状の人間関係や自分自身の性格、恋人との関係などの悩みであれば、誰かに相談したり、タロットや星占い、九星気学などの占いをしたりするのもよいでしょう。
なかでも、タロット占いは恋愛や仕事、人間関係などのあらえることを占えるため、
身近な悩みを解決する道しるべになるのです。
占い師さんに占ってもらっても良いですし、初心者でも意外に簡単に占うことができるので、これをきっかけにタロット占いを学んでもよいでしょう。
タロット占いをするのには、特別な能力や才能が必要だと思う人も少なくありませんが、実際には能力や才能は必要とされず、タロットカードさえあれば誰でもできるもの。
今より素敵な毎日を過ごすためにタロット占いを始めてみませんか。
さて、タロット占いでは仕事運や恋愛運、相性など様々なことを占うことができますが、今回は現状の悩みを解決するためには
過去・現在・未来を占うことができるスリー・カードやフォー・カード
と呼ばれるスプレッドをオススメします。
これらを基本として、スリー・カードでは現状・自分が取ろうとしている行動・望んでいる結果と解釈したり、フォー・カードでは自分・相手・障害・結果というように解釈していくこともできるのです。
スリー・カード、フォー・カードの展開方法・やり方
1、カードをシャッフル
(タロットカードを裏にして広げ、時計周りにシャッフルし、ひとつの山にする)
2、カードをカット
(ひとつの山を3つに分け、好きな順番でひとつにまとめる)
3、上から順番に左側から順番に3枚もしくは4枚並べる
なお、使用するタロットカードは大アルカナ(22枚)のみでも78枚のフルデッキでもどちらでも可能ですが、初心者であればまずは大アルカナのみで占うと解釈しやすいでしょう。
また、カードを引くときには、「過去・現在・未来の流れを教えてください」と念じ、1枚目のときには「私の過去を教えてください」、2枚目では「現在はどうでしょう?」、3枚目では「どんな未来になりますか?」と問いかけると分かりやすいでしょう。
スプレッドの配置の意味
■スリー・カード
■フォー・カード
スリー・カードおよびフォー・カードの展開方法や解釈については、下記にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
▼スリー・カードのスプレッド解説!
▼フォー・カードのスプレッド解説!
なお、タロット占い初心者の場合、カードを覚えたけど解釈できない…という場合もありますが、
どのように質問すればいいのか?
とタロットへの質問の仕方が分からない人も少なくありません。
もっとも、深い悩みが少ない場合もあれば、深い悩みがありすぎて整理できていない場合もありますが、スリー・カードやフォー・カードでは「はい」か「いいえ」で答えられる質問ではなく、
などのように、
「○○はどうなりますか?」という聞き方がよいでしょう。
「はい」か「いいえ」といった断定的なものではなく、答えに制限がないような質問をすることで、カードの世界観から日々の出来事を捉えることができるのです。
たとえば、彼との関係に悩んでいる女性が1枚目で「皇帝」を引いたとすると、国民のリーダーや支配という皇帝のイメージから「思えばいつも振り回されていたから嫌だったんだ…」というように自分の状況を理解し、今後は振り回されないように自分がリードするようにしよう、と考えられるかもしれません。
なお、タロット占いで分かることは、見えない問題点や隠された状況、それがもとになって成り立つであろう未来です。
このままであればこうなる
障害をクリアすれば未来は変わる
というものですので、3枚目もしくは4枚目から得られるヒントをもとに、自分にとって良い人生を送るために行動を起こすようにしてみましょう。
どんなに深い悩みであれ、物事の捉え方次第で考え方が変わってくるものです。
良いようにかもしれないし、悪いようにかもしれない(未知のファクターが入ってくるわけですから)、 それはわからないのです。
タロットをヒントに視野を広げていくようになるといいですね。