人間関係について悩んでいると、自分の存在価値が分からなくなってしまい自暴自棄になってしまうこともあります。今回は人間関係に悩みすぎて自分を見失わずに済む方法をご紹介しましょう。
人間関係に悩んでいる時、相手にひどい言葉を浴びせられたり、自分を責めてしまうことがあるかもしれません。そうなると自分は価値のない人間なのではないかと自分を責めたり、気持ちがどんどんネガティブになってしまうこともあるでしょう。
ですが、必ずあなたにしかできないことがあります。過去を振り返って、自分がやってきたことを思い出してみましょう。あなたがいたからこそ達成できたことやうまくいったことがあるはずです。
今がすべてではありません。今どんなに追い詰められたり、周囲には味方がいない状況だったとしてもあなたの居場所はそこだけではないのです。リーダーシップを発揮した経験、縁の下の力持ちとなって仲間を支えた出来事をどんなに小さなことでもいいので探してみましょう。
人間関係で悩んでいる環境以外の自分はどんな存在であるのか、誰かにとってたった一人のかけがえのない存在となっているのではないかを落ち着いて考えることが大切です。
悩みに頭を支配されている時は、自分にばかり心がいっていて被害者意識が強くなってしまいます。あの人があんなこと言ったから、あの人さえいなければというような現実逃避をしてしまうこともあるでしょう。そうなってしまうと悪循環に陥り、悩みから抜け出せなくなってしまいます。
被害者意識から抜け出すためには、あなたが力になれる人はいないか考えてみましょう。特別なことをしなくても大丈夫です。普段の生活を振り返って、その延長線上に誰か困っている人やあなたの力を必要としている人がいないのか探してみましょう。
例えば通勤途中でお年寄りが立っていたら席を譲るということでもいいですし、筆記用具を忘れた人に貸してあげるというのでもいいのです。今のままのあなたで力になれるということが重要となります。身近な人で困っている人や助けを必要としている人がいないかもアンテナを張っておきましょう。
ただし、ネガティブな雰囲気や悩んでいるという表情を見せていては誰も頼ってはくれないので注意が必要です。
悩んでいる環境は苦しくて辛いかもしれませんが、あなたにとってたった一部にすぎません。そこから離れてしまえば悩まずに済むこともあるでしょう。
人間関係に悩んでいる時、あなたはどこかで無理をしていたり、自分以外のものになろうと努力して頑張っているかもしれません。その時間が長くなればなるほど、ありのままの自分を否定していることになります。
ふっと緊張がほぐれた時体調を崩してしまったり、ストレスを抱えすぎて精神的に不安定になってしまいます。あなたが無理をせず、自分を偽らずにいられる場所はどこであるのか探してみましょう。
もしかしたら誰といても実は周りからの視線や評価を気にして自分ではない誰かを演じているかもしれません。そうであれば思い切って新しい環境に身を置いて、素のままの自分を出していくことから始めてみましょう。
自分の心のまま、感じるままに発言したり行動できる場所を作るのです。自分らしくありのままを受け入れてくれる場所を見つけましょう。
人は感謝されることで自分の存在意義を感じます。例えば、公共の場でごみを拾って誰かにありがとうと言われたら、こんな風に感謝してもらえるならまたやろうという気持ちになることがあるでしょう。どんなに小さなことでもいいので、誰かにありがとうと言ってもらえるようなことを見つけるのです。
ただし、恩着せがましくやってあげてるのにという態度を取るのは良くありません。感謝されることを行うのはその人のためではなく自分の存在意義のためにやるというのを忘れないようにしましょう。
そして、自分がやってもらったときには心を込めてありがとうを言うことが大切です。自分の行いは良いことも悪いことも返ってきます。やってもらって当たり前ではなく、どんなに小さなことでもいいのでありがとうを言う習慣をつけるのです。
最初はありがとうと言ってもらえないとしても、やったときには自分で自分にありがとうというのもいいでしょう。ありがとうがありがとうを引き寄せます。
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