占いの中でも最もメジャーな占術といえば、星座占いとタロット占い。
生年月日などに基づいて占う「命術」の一種である星座占いはテレビ番組や雑誌などで日々目にする馴染みのある占いであり、偶発的な結果に基づく「卜術」であるタロット占いは、カードがあれば自分で占うことができる身近な占術です。
そんな両者ですが、実は共通点がいくつかあることをご存じですか?
タロット占いをする人にとっては一般常識かもしれませんが、占いに対してさほど知識のない人にとっては初耳かもしれません。
というのも、そもそもタロットの起源には諸説あるものの、星座占いのベースとなる占星術が深くかかわっているという説が広く信じられています。
タロットカードの大アルカナに描かれたシンボルは、占星術の
と関連し、占星術の原則や理論に基づいていると考えられているのです。
そのため、タロット占いをする場合には占星術について理解しているとカードの意味を捉えやすくなり、容易にリーディングできるようになるのです。
そこで今回は、みなさんがよく知っている12星座と中世の世界観が描かれたタロットカードにどんな繋がりがあるのかをお伝えしていきます。
タロットカードの中の22枚の大アルカナと、占星術で使用される12サイン(星座宮)と10大天体の間には、関連性があります。
一般的には、それぞれの大アルカナカードが特定の星座や天体と関連付けられていると考えられています。
なお、タロットカードの絵柄をよく見てみるとお分かりいただけると思いますが、下記の様に関連性のあるものが描かれている場合もあります。
このようにカードの絵柄からもその関係性が伺えますので、上記の関係性を覚えていなくても、絵柄からその関係性とカードが示す意味を理解することが可能です。
12星座のおひつじ座から始まって、うお座で終わるサイクルは、人間の魂が様々な経験を積みながら成長していく、成長プロセスを表現しているとされています。
また、タロットカードの大アルカナは、「0.愚者」をはじめとして、人間の魂の成長過程を表しているとされています。
このように12星座もタロットカードの大アルカナも、人間の成長の過程となっています。
いかがでしたか。
タロット占いの起源や意味に関しては諸説があり、その正確な由来を特定することは困難です。
タロットカードの起源や歴史は複雑で、多くの文化や伝統が絡み合っているため、タロットが占星術に直接的に由来しているかどうかについては明確な答えが得られないこともありますが、占星術がタロットのシンボルや意味に影響を与えた可能性は否定できません。
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