古代ギリシア・ローマの時代より、この世界の物質は「火・地・風・水」の4つの元素から構成されると考えられていました。
西洋占星術の世界では、その4元素を12星座に当てはめて分類したものをエレメントと呼びます。
牡羊座から始まって、火、地、風、水の順番で1つずつ星座が分類され、12星座のうち3星座ずつ同じエレメントになります。
エレメントは性格や行動傾向を表現するための枠組みであり、各エレメントの3つの星座は似たような価値観や性質を持っています。
「なんだか話しやすい」と感じる人とは同じエレメントであることが多く、他のエレメントの人とよりは人間関係をスムーズに築くことができるでしょう。
火の性質を持つ星座(おうし座、おとめ座、やぎ座)の人は、アイデアや情熱にあふれるタイプ。
地の性質を持つ星座(おうし座、おとめ座、やぎ座)の人は、物事の本質を重視するタイプ。
風の性質を持つ星座(ふたご座、てんびん座、みずがめ座)の人は、情報をキャッチしてトレンドに敏感なタイプ。
水の性質を持つ星座(かに座、さそり座、うお座)の人は、感受性が強くて愛情深く思いやりのあるタイプだと言えるでしょう。
風のエレメントは、風が吹くように軽やかで移り変わる特性を持っていて、
に長けています。
このエレメントに属する星座は、知識への興味と学び続ける欲求が強い傾向にあり、常に新しい情報を追い求め、知識を深めることを重視します。この知的好奇心が成長への原動力となります。
また、柔軟性も風のエレメントの特徴のひとつとなります。
風は常に方向を変え、柔らかな流れで障害物を避けて進みます。そのため、このエレメントに属する星座の人たちは柔軟で、変化に対応しやすい性格です。
新しい環境や異なる意見の場でも適応力があると言えるでしょう。
そして、風のエネルギーによって強調されるのがコミュニケーション能力。
風は情報を運ぶ役割を果たすため、このエレメントに属する星座の人たちはコミュニケーション能力が高く、人との交流を大切にします。
社交的なので、違った考えを持つ人たちとの交流をも得意とするため、豊かな人間関係を築くことができます。
ただし、風のエネルギーは軽やかで変化しやすいために、落ち着いて行動することは苦手。フェイクニュースも信じてしまいがちなので、重要な決定事項はきちんと精査できる人に相談しましょう。
好奇心旺盛でコミュニケーション能力に長けた特徴を持つ、風のエレメント。
そんな風のエレメントと相性が良いとされるのは
です。
一番相性がよいのは、同じエレメントの風です。
同じような考え方をする風のエレメントは、価値観が似ているため、仲良くなるのもスムーズです。お互いにコミュニケーション能力が高いため、フレンドリーな関係を築きやすいでしょう。
次に火のエレメントについて。
このエレメントは4元素の中で最も実行力のある人たちです。情熱的でエネルギッシュな性質を持つ火のエネルギーは、知的好奇心が旺盛な風のエネルギーと相まって活気に満ちた関係を築き、共に刺激し合いながら成長していくことが期待されます。
なお、これらの相性はあくまで一般的な傾向なので、それぞれの人間関係には様々な要因が影響します。
たとえ相性の良いエレメント同士でも、それぞれの性格や価値観の違いがあることをしっかりと理解し、お互いに尊重し合うことが大切です。
風のエレメントは、広い視野で物事を捉えることが得意です。
人とのコミュニケーションを通じて成長し、社会においては風のように変化し続ける存在となることでしょう。
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