はむむと言います。
同僚とのトラブルで悩んでいます。
他の同僚と同僚Aの話題になった時に、周りの空気もあってか「私もAがあまり好きではない」と発言してしまいました。
すると、どこからかそれがAの耳に入ってしまいました。
必死に謝罪と弁解をしましたが、それだけではAには納得してもらえなかったようで…。
「私のこと嫌いって言ったそうですね。なぜそんなことを言ったんですか?」など終業後に長時間問い詰められたり、上司に「はむむさんに悪口を言われた」と何度も報告したり…。さらに、SNSを通じて私の家族や友人を特定し、「はむむさんに悪口を言われた」などDMを送っているみたいです。
弁護士さんにも相談に行きましたが、弁護士さんに色々してもらうには結構費用がかかるそうで、諦めました。元々悪口を言ってしまったのは私ですし、とにかくお互い関わらないように出来ないかと考えています。
友人に勧められて警察にも軽く相談したのですが、「ストーカーということなら動けるけど、そうじゃないんだよね?」と聞かれ、Aと私は同性同士ですし、Aに危害を加えられそうになったこともありません、というと、ちゃんと対応してもらえませんでした。
Aは、私に会社を辞めさせたいのだと思います。
が、Aは正直社内で人望がないので、上司も他の同僚も私の味方をしてくれています。
実害は無いし、私も会社を辞めるつもりはありません。
このままAが飽きるのを待つしかないんでしょうか。。。
一読すると『非常に問題のあるAさんが、あなたに付きまとっている』という、あなたが被害者の話になっています。
でも、ちょっとまってください。
この話を整理すると、
『あなたが悪口を言った加害者、Aさんが被害者』という極めてシンプルな話になります。
はむむさんは加害者であり、Aさんは悪口を言われた被害者です。
でも、ご相談の中では、まるでAさんこそ加害者であり、はむむさんが被害者であるような、加害者と被害者の逆転現象が起きています。
そしてあなたは『Aがあまり好きではないと言った』と書いていますが、この話の中ではAさんは明確に『私のこと嫌いって言いましたよね?』という形で、あなたの言っていることと違う話をしています。
あまり好きではない、と嫌い、というのではだいぶ印象が異なりますよ。
そして、あなたがAさんについてネガティブに話した内容ですが、同僚と『Aがあまり好きではない』というくらいの話で、Aさんがあなたを長時間問い詰めたり、上司に話を持って行ったりするでしょうか?
それも、ほかの同僚たちにもやっているならともかく、あなただけにこれをやっているというのは、状況的にとても不思議に思えます。
『あまり好きではない』という極めてマイルドな表現に対して、Aさんがここまで激昂し、家族まで特定して動くというのは、単なる好き嫌いレベルの言葉では普通は起こりえません。
おそらくですが、あなたは、もっとAさんを傷つけ怒らせる、別の何かを言っていたのでは……?とも思うのです(ただ、Aさんが異常な怒り癖のある人、という可能性もあります。が、そうであれば、仕事をすぐ首になったり、あるいは今回であれば、他の同僚にも付きまとい等する可能性が高いので、Aさんが特別異常な人という可能性は薄そうかなと思います)
あなたの相談で認めるべきは、とにかく、まずあなたがAさんを何らかの言葉で加害したということです。
そしてその言葉が大いに問題です。しかし、その言葉が何か、正確に私に教えてもらえない時点で、この事件について、私が解決策を出すのは難しくなります。
問題の核心がボケてしまうからです。
今回の相談は、これまでの人生相談の中でも、飛びぬけて自分自身の加害を隠蔽する意図が明確です。被害者と加害者を逆転させていること、そして相談者が詳細を伏せていること。
これらは、あなたが悪いと言われるのを防ぐため、つまり自分に都合の良いアドバイスを引き出すための情報操作です。
さらに、自分が悪口を言ったということも『周りの空気のせい』という責任転嫁をしています。
これは「自分が言いたかったわけではない、周囲に同調させられた被害者である」というスタンスです。
自分の言葉に責任を持たず、悪口を言ったのは自分の意思ではなく周囲のせい(自分が発した言葉は自分の責任です)にする時点で、あなたには、責任転嫁する不誠実さもあると思います。
これは、トラブルをさらに大きくし、ややこしくする姿勢です。
文中には、Aさんに、必死に謝罪と弁解をしたと書いてありますが、それがどんなものかも書いていません。
しかし、この、私は被害者である、という形式の相談文を読むだけで、自分は悪くない、という言い訳に終始していたことだけはわかります。
『とにかくお互い関わらないようにできないのかと考えています』とのことですが、Aさんが怒っている限り、それは無理でしょう。
そしてあなたが誠実にAさんに謝罪しない限り、おそらくAさんの怒りは解けません。
現状のあなたは、Aさんに一つも悪いと思っていないし、誠実な謝罪もしていません。その姿勢が見えるだけで、Aさんは怒り続けると思います。
『Aは正直社内で人望がないので、上司も他の同僚も私の味方をしてくれています』とのこと、ではどうして、こんなにも困っているあなたのフォローを、同僚も上司もしてくれないのでしょうか?
Aさんがあなたに詰め寄るままにしているのでしょう?
みんなが私の味方だという認識も、もしかしたら違っている可能性すら感じました。
個人的には、Aさん、とさん付けしないことも地味に気になります。
あなたが加害したAさんを呼び捨てにするはむむさんは、本当にAさんをバカにしているのだなぁと私も感じたくらいです。
小さなところに、自分自身の生きる姿勢や考え方というのは漏れ出てきます。
あなたの猛省と、Aさんへの心からの謝罪を促したいところです。
あなたがやるべきは、自分が放った言葉が人を傷つけたことを正しく認識し、相手を「A」という記号ではなく、一人の傷ついた人間として見ることです。
今のまま「自分は悪くない、相手がおかしい」というスタンスを貫くなら、Aさんの執着は終わらないでしょう。
なぜなら、あなたが反省していないことこそが、相手を突き動かす最大のエネルギーになっているからです。
