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現代においては、占いとしてごく当たり前に活用されているタロット占い。
タロット占いに興味を持てば、当然タロットカードへの関心が高まり、タロットカードの起源などを知りたくなるところではあります。
タロットカードは、もともと中世ヨーロッパで誕生したカードゲーム(プレイングカード)であり、4種のスートや数札・人物札(コートカード)などはまさにトランプに由来しています。
実際に、トランプの起源が14世紀ごろ、タロットカードの起源が15世紀ごろなので、トランプの方が先に存在していたようですが、そこに22枚の大アルカナカードが加えられている点が、タロットカードの特徴でもあります。
では、なぜそのタロットカードが占いに変化したのか?
そのカギを握るのが
黄金の夜明け団(The Hermetic Order of the Golden Dawn)
なのです。
「黄金の夜明け団」とは、1887〜1888年ごろのイギリス・ロンドンで設立された神秘主義・魔術研究団体で、占星術やタロット、ユダヤ神秘思想、儀式魔術などの西洋神秘学を体系的に学び、発展させることを目指した非営利団体です。
当時の記録には、公式に非営利法人という記録はないようですが、
あくまで西洋神秘学を研究・学習するための秘密結社
であったとされています。なんだか秘密結社と言われると入会のハードルが非常に高いイメージですが、入会金や会費を払えば誰でも会員にはなれたそうです。
そんな黄金の夜明け団が実際に何をしていたかというと、なんと
ウェイト版タロットカードのデザインを考案した
というのが最も大きな功績として挙げられるでしょう。
黄金の夜明け団の当時の主要メンバーだったアーサー・エドワード・ウェイト氏と、画家のパメラ・コールマン・スミス氏によって1909年に作られたのが、現代でも普及しているウェイト版タロットカードなのです。
ちなみに、このタロットカードは占い関連の書籍出版で知られるライダー社から発売されたことから「ライダー=ウェイト版」とも呼ばれます。
黄金の夜明け団は単にカードのデザインを考案した訳ではなく、数々の西洋神秘思想を研究し、象徴体系をもとにデザインしたとされています。
ユダヤ神秘思想カバラの中心的概念「生命の樹」
という神との関係の象徴図をベースに、そこに構成されるパス(22本の経路)と大アルカナとを対応させ、物語的・心理的な意味を持たせた、というのがウェイト版タロットカードの経緯となります。
ユダヤ神秘思想カバラの詳細については、この記事では触れませんが、カバラ思想の目的として
宇宙・神・人間の精神的構造の理解・魂の成長
という概念がベースにあります。その思想に基づき、タロットカードを通じて、魂の成長や宇宙の法則を理解する象徴体系を作り上げたのが黄金の夜明け団なのです。
少々小難しい話になってしまいましたが、今回はそんな秘密結社「黄金の夜明け団」とタロットカードの結びつきや、黄金の夜明け団が残した数々の功績について詳しく見ていきましょう。

タロット占いにせよ、九星気学にせよ、そのベースにある基本思想を知ることは非常に重要です。
前段のとおりタロットの絵柄はユダヤ神秘思想カバラが元になっていたり、九星気学であれば五行思想がベースになっていたりと、占術の多くは基本思想を体系化してきた経緯があります。
ちなみに話は逸れますが、タロットカードには22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナがあることはご承知のとおり。トランプをベースに、カードゲームとして考案されたものですが、トランプと同じ役割となるのが、数札と人物札で構成される小アルカナカード(1〜10の数札&ペイジ・ナイト・クイーン・キング)だとすると、
大アルカナカードってゲーム上どんな存在だったの?
と疑問に思ったことはないでしょうか?
明確な記録はなく、諸説ありますが、初期のプレイングゲーム自体のタロットカードの大アルカナは、勝負上の切り札として特別扱いされたカードで、点数計算や勝敗に優位に働くカードだったとのこと。
のちに、黄金の夜明け団がこの22枚の大アルカナに神秘的な解釈を加えたことで、現代のような意味合いを持つようになりました。
もうひとつ豆知識で言うと、
トランプのジョーカーは大アルカナの愚者が原型?
という説がありますが、前段のとおりトランプが14世紀ごろ、タロットが15世紀ごろに誕生していることから、ジョーカーの原型が愚者という説は時系列的に辻褄が合いません。確かに14世紀ごろのトランプにはジョーカーは存在しておらず、実際のところジョーカーが誕生するのは
19世紀アメリカのポーカー用トランプ
となりますが、ジョーカーと愚者は絵柄の象徴こそ似ているものの直接的な関係はないと見るのが定説のようです。
話を黄金の夜明け団に戻しましょう。
黄金の夜明け団が大アルカナカードに占術的な象徴を持たせたことは分かりましたが、タロット占いにおいて
もうひとつ重要な要素となるのがスプレッド(展開法)です。
スプレッドなくして占術は成り立たないと言っても過言ではありませんが、黄金の夜明け団はスプレッドも体系化したことで、占術的な要素が一層強まっていったわけです。
ただ、現代で用いられているスプレッドとは多少異なり、当時のスプレッドは
魔術的儀式の配置
だったとされています。そのベースとなっていたのが、上述のユダヤ神秘思想カバラの「生命の樹」でした。
10個のセフィロトと22本のパスとの対応および象徴については以下の通り(諸説あり)ですが、これらを左右・上下に配置したことが、スプレッドの原型と言われています。
当時のスプレッドは、現代のように自由度がなく、カードの配置は非常に厳密であったとされており、黄金の夜明け団が開発したスプレッドは非常に複雑で時間が掛かるものでした。
そして、20世紀後半ごろからシンプルで実用的なスプレッドが登場しはじめ、
直観的に「カードの象徴をどう捉えるか」に重きを置くようになった
ことで、ケルト十字など実用性の高い数々のスプレッドが誕生していきました。
つまり、黄金の夜明け団は現代のスプレッドを考案したわけではありませんが、その原型となる「カードを展開して配置する」というスプレッドの概念の土台を作ったということになります。

このように、現代のタロット占いやタロットカードの象徴を体系化した黄金の夜明け団。
1888年頃の設立から約15年間精力的に活動を続けましたが、主要指導者や設立者の退会・他界などのほか、1903年ごろには団体内部の権力争いなどによって事実上解体してしまいました。
一方、一部のメンバーは活動を続け、先述のとおり1909年にウェイト版タロットカードの発売に至るわけですが、タロットカードの普及以外にも数多くの功績を残しています。
前段のユダヤ神秘思想カバラを聞いたときに、
カバラ数秘術と関係がある?
と思われた方も多いかもしれませんが、実はカバラ数秘術をタロットに応用して象徴的な解釈をカードに組み込んだのが、この黄金の夜明け団なのです。
さらには、小アルカナ・大アルカナが持つ
元素要素・数字要素・星座要素
を体系化したことも後の功績として非常に大きな役割を果たしています。
●4スートの4大元素
※参考記事
▼≪初心者必見≫タロットカードにおける四大元素について学ぼう
●小アルカナの数札象意
※参考記事
▼【スート別】小アルカナが示す数札と人物札(コートカード)の捉え方
●12星座との対応
※参考記事
▼大アルカナと黄道十二宮の結びつき~タロットと星座占いの関連性
これらのように、今でこそ当たり前、かつ必要な要素として用いられているエレメントや象意においては、概ね黄金の夜明け団の体系化によるものですので、タロット占いが占術として世界的に用いられるようになったのも、黄金の夜明け団の功績と言えるでしょう。
特に星座・天体との結びつけにおいて、一部では
タロットが宇宙・人間・精神の法則を象徴するツール
という思想のもと、宇宙法則の縮図としてタロットを関連付けた点で高い評価を得ており、これにより様々な占術や思想が結びつくきっかけとなりました。
現代においては、存在そのものが薄れつつある黄金の夜明け団ですが、現代タロットにおける土台を築いたその功績は、これからも承継され続けるべきかもしれません。