アイスクリスタルは優しいピンク色をした水晶で、他の水晶にはない凹凸を持っています。希少価値が高く、多くのパワーを秘めているアイスクリスタルについて詳しく見ていきましょう。
アイスクリスタルは、インドにあるヒマラヤ山脈の標高6000mにある氷河地帯で発見されました。ただ、なかなか簡単に産出できるわけではないため、多く流通しているものではありません。凹凸のある特殊な形をした水晶です。
ヒマラヤには神が宿るといわれており、そこで産出されるアイスクリスタルはスピリチュアルな力を持っている人たちから注目を集めていて、計り知れないパワーを持った石でもあります。
産出地が限られているので、とても希少価値が高いといえるでしょう。アイスクリスタルはポイント上に産出され、クラスター状に産出される他の水晶とは違うといえるでしょう。
名前の由来は、氷河が解けて発見されたことからその名がつけられたといわれています。鉄を含んでいるので赤みを帯びている色が多いですが、白もあるようです。
アイスクリスタルの特徴は、他の水晶にはない凹凸にあります。和名ではヒマラヤ蝕像と呼ばれており、その意味は、水晶が作られる段階で酸やフッ化水素等で表面が溶かされて、浸食した跡に見られるからです。
ごくまれに逆三角形の結晶が先端に見られるものがあり、トライゴニックと呼ばれています。もともと希少価値の高いアイスクリスタルですが、その中でもかなり価値のあるものとなります。
アイスクリスタルは、1995年(2006年という説もあります。)氷河地帯ヒマチャルブラディッシュ州クルーの中で、一つの鉱山からだけ産出された水晶です。アイスクリスタルの別名は、リルヴァーナクォーツとも呼ばれています。
アイスクリスタル同士をぶつけると高音の美しい金属音がするものが多いでしょう。その音が氷のような音がすることから、その名がつけられたともいわれています。産地では、またの名をシンギングクォーツともいわれているようです。
実は、このパワーストーンは本来であればこの時代には見つかるはずではありませんでした。地球温暖化が原因でヒマラヤ山脈の氷河地帯の氷河が溶けたため、奇跡的に発見されたパワーストーンなのです。
非常に高いヒーリングパワーを持っているアイスクリスタルは、人々に何らかのメッセージを伝えるために出現したと考えられるでしょう。この時期に見つかったのは、地球からのメッセージが込められていると言えるかもしれません。
大自然との一体化の象徴でもあるアイスクリスタルは、持つ人に多大なるパワーを与え、精神的にも肉体的にも癒しの効果が高いといえます。
ヒーラーやスピリチュアルな力を持つ人たちからは、穏やかで精神的な安心感を与えてくれる石であり、頭の中にある様々な雑念を消し去って本当の豊かさへと導いてくれるパワーストーンだと言い伝えられているようです。
アイスクリスタルは、英名ではIcecrystalで、和名ではヒマラヤ蝕像水晶と呼ばれています。
蝕像水晶とは、地中での温度や圧力が変化することによってフッ化水素を含んでいる熱水が浸食し、表面が溶かされて蝕像ができ、さらに再結晶化によって複雑で独特な形になった水晶のことです。
蝕像水晶であるアイスクリスタルは、表面が溶かされているのでつやつやとしたテカリがあり、光を当てるとさらに反射によって輝きを増す美しいパワーストーンです。
科学組成はSiO2、酸素の化合物で、色合いは白色、ピンク色は赤色で、条痕色は白色になります。
全体的に白く見えますが、鉄を含んでいるパワーストーンなので赤みを帯びており、とても神秘的な色をしています。ほとんどが赤みを帯びていますが、まれに白だけのものも存在するようです。
独特な凹凸を持っており、大自然からのパワーを持っていることが形からもわかるでしょう。
主な産出地はインド北部のヒマチャルプラディッシュ州クレ市、マニカランです。
分類は酸化鉱物の石英グループで、結晶系は三方晶系、六方晶系となります。
硬度は7で、比重は2.65、屈折率は1.54から1.56です。
アイスクリスタルは太い単結晶で、菱形状の陥没したような穴が幾何学模様のように連なっているものも多くあります。
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