アクチノライトの意味や効果とは？精神が安定し本来の自分を取り戻せる

アクチノライトは、他の鉱物に内包されていることで、より価値が高まるパワーストーンと言われています。この石の特徴や意味、もたらされる効果とその歴史などに触れていきましょう。

持ち主の精神面に強く働きかけると言われているアクチノライトは、強いヒーリングの効果をもたらしてくれます。

なにをやってもやる気が起こらないときや、ストレスに押し潰されて精神的に不安定になっているときにこのパワーストーンを身につけることで、心の安定が得られるようになるでしょう。
普段から不安な気持ちが抜けずに苦しんでいる方や、ちょっとしたことでイライラしてしまいがちな方にとっても、良い影響を与えてくれます。

また、決断力が鈍っているときや元々優柔不断な性格の方にもお勧めです。アクチノライトには、行動を起こすときに伴う不安を打ち払ってくれるという効果があります。
先行きの不安でなかなか足を踏み出せずにいたことを、さっと決断をして行動に移す勇気を与えてくれるでしょう。

見えないなにかに怯えて、自分自身を解放することができない…という方にもぜひ身近に置いていただきたい石です。アクチノライトは、本来自由であるべき自分自身を取り戻すサポートをしてくれますよ。

古来より魔除けの意味合いを持つ石でもありますから、「最近ツイてない」「なにかと悪い事態を引き起こしてしまう」「嫌なことに巻き込まれがち」など、負の感情に取り付かれてしまっている方にもお勧めです。

本格的に占う

• 魔除け
• 浄化作用
• 子宝祈願
• 集中力を高める
• クリアな思考を育てる
• 決断力が強くなる
• インスピレーションを高める
• 自分らしさの追求
• 内面の力強さを強化する
• 若々しさを保つ

霊的に嫌な感じに悩まされていたり、悪いことが続いたりしている場合、魔除けとしての効果がもたらされるでしょう。ヒーリングや浄化の作用もありますから、不安に感じる気持ちを徐々にニュートラルに戻してくれます。

古来より魔除けと子孫繁栄の意味合いをもつパワーストーンとして有名ですから、子宝になかなか恵まれない…という方のお守りにもお勧めです。

思考がクリアになりインスピレーションが沸きやすくなることから、仕事で頭角を現わしたい方やアーティスト関連の職に就いている方にも大きな恩恵がもたらされるでしょう。

また、仕事などで決断を迫られることが多い方、人生の岐路に立っている方の後押しをしてくれることもあります。自分が自分自身として素直に生きられるように、心の支えになってくれることもあるでしょう。

普段から心細さを常に感じている方にも、芯の強さを育てるサポートをしてくれるはずです。内面・外見共にいつまでも若々しさを失いたくないというあなたにも、アクチノライトは力を貸してくれるでしょう。

アクチノライトの歴史はとても古く、古代より世界各地で「悪霊から身を守るためのお守り」として珍重されていたようです。

日本ではアクチノライトによく似たヒスイがお守りや儀式に使われていることが有名ですが、このアクチノライトもスピリチュアル的な意味合いの強い儀式の装飾品として用いられていたこともあります。

古代の中国では、アクチノライトは不老不死の薬と呼ばれていたことも。流石に不老不死というわけにはいきませんが、子孫繁栄に関係することもあって精力増強剤などの効果があると信じられていました。

現代でもアクチノライト（中国では陽起石と呼ばれている）は、子宝のお守りとして人気があるようです。アクチノライトを粉末状にして、極わずかな量を服用することもあったとされています。

また、漢方薬においても解毒作用や鎮痛に効果があるとされ、様々な効用を発揮する薬として用いられたこともあるようです。インドの医学にも鉱物薬という種類があり、そこでもアクチノライトは薬品として使われていた可能性があります。

近年ではアクチノライトはアスベストの一種であるとされており、直接服用することは禁止されているので注意してください。

透緑閃石とも呼ばれるアクチノライトは、角閃石群に属したイノ珪酸塩で構成されたパワーストーンです。マグネシウムを多く含むと灰白色となりますが、緑色がかっているものは鉄分が多く含まれています。

純粋な大きめのアクチノライトの結晶はとても貴重なものですが、他の石に含まれた状態で生成されたもののほうが価値が高まっているのが現状です。

不透明なアクチノライトは切断され、「アクチノライトキャッツアイ」として市場に出回ります。

多くの場合アクチノライトは、他の鉱石のなかに含まれて流通することが多いようです。透明なクォーツの中にアクチノライトが含まれているものは「アクチノライトインクォーツ」と呼ばれています。

クォーツの中に繊維状のアクチノライトが含まれているのが、「ブルールチル」「グリーンルチル」と呼ばれるパワーストーンです。これらはルチル系のパワーストーンとは全くの別物ですが、針状の結晶が見えることでそう呼ばれるようになりました。

ロシアやミャンマーなど、産出国はとても少ないようです。

アクチノライト自体は硬度も至って一般的なものであるため、どのような浄化方法を用いても問題はありません。お天気の日に、太陽光に当てて浄化してみるのもよいでしょう。