運命線は手のひらの真ん中に伸びる縦の線のことで、手首のほうは若いころの運勢を表わし、指先のほうは歳をとってからの晩年の運勢を表わしています。運命線は男性であれば仕事運を表わしますが、女性であれば結婚運や家庭運、さらに仕事運がわかるでしょう。
また特に女性に関しては運命線が細く薄い場合には結婚して家庭に入り専業主婦となる方が多く、しっかりと太い場合には結婚後も男性と同じくらいバリバリと外で働かなければならないことが多いようです。それでは具体的に運命線の手相の見方を詳しく挙げていきましょう。
強運に恵まれて充実した人生が過ごせるでしょう。責任感も強くて努力家な面があります。性格も素直で実直なタイプでストレートに感情を表わす人が多いでしょう。パワフルな人が多く、自分の人生は自分で切り拓いていくような生きかたを選びます。
反対に細くて切れ切れに伸びている運命線は、優柔不断でものごとが長続きしないことを表わしており、職を転々と変える傾向があるでしょう。自分の生きかたに疑問を持っている場合が多いので、目的をはっきりと定めることで運命線も濃くしっかりしていきます。
肉親や親戚などの身内の援助によって仕事がうまくいく相です。自力で仕事を決めるよりも、身内のコネや援助などを積極的に活用するとよいでしょう。家業があるのなら親の後を継ぐことがあなたの開運に繋がります。家業を継ぐことを嫌って別の道を選択したとしても、最終的には実家を継ぐことになる人が多いでしょう。
性格的には他人を簡単には信用しないところがあります。交友関係は狭いようですが、一度あなたが認めた人に関しては身内と同様に扱い、固い絆を結んでいこうとするでしょう。
他人の協力によって仕事が成功するという暗示があります。友人や職場の人に恵まれる運勢で、上司から目をかけてもらって出世するでしょう。困ったことが起きても必ずといっていいほど周囲の人が助け舟を出してくれます。積極的に交友関係を広げると、運気の上昇に繋がるでしょう。
視野が広く開放的な性格なので友達も多く、人によってよい運気がもたらされます。この相は大勢の人から支持されるという意味もあり、俳優やスポーツ選手、歌手などの人気商売の人に刻まれていることも多いようです。
大器晩成型の人という証です。知能線のあたりから上に伸びている場合は30歳過ぎから運勢がよくなっていきます。若いころはまだ人生の方向性が定まっていないことも多いので、この年齢域から運命線が現れることは多いようです。
運命線が知能線と感情線の間にある場合は、30歳から55歳ぐらいまで運勢が安定していますが、それ以降には運気が停滞することを表わします。晩年期には中年期のような体力がないという意味もあるでしょう。感情線の上から運命線が伸びている場合は、晩年になってようやく運気が安定します。
若くして成功する社会的に早熟なタイプです。子供のころから将来を期待されるような境遇にあったり、学生の間に起業してそれが大成功したりすることもあります。知能線のあたりで運命線が終わっている場合には、30代前半で運勢が停滞するでしょう。
若いころには運気も好調でたくさんのチャンスが訪れて成功を掴みますが、中年期以降には苦労する恐れがあるのでなるべくお金を貯めておいてください。若くて瑞々しい才能がある間に一生懸命働いて、早いうちにセミリタイヤするような人にもこういった相が現れるでしょう。
今まさに苦労していると本人が感じているか、人生に迷いが生じている証です。周囲の状況に影響されてやりたいことが出来ないときにも、くねくねとした運命線が現れます。蛇行する運命線が薄い場合は、知的好奇心が強くて色々試行錯誤してみたいと思っている時期でもあるでしょう。
移り気で意志薄弱なのでちょっとしたことで思い悩み、すぐに諦めるタイプです。蛇行する運命線が濃い場合はこだわりが強いことを示しています。妥協することができずに、不本意な仕事をやらされているという気持ちが強いようです。
運命線がなくても心配する必要はありません。見づらくてうっすらとした線がある人もいますし、全くない人もそれなりにいます。運命線がない人は他人のサポートをすることが得意な人です。控えめで協調性があり、縁の下の力持ちといったところでしょうか。
また女性の場合は家庭に入って、一生専業主婦として安泰というケースもあります。平凡でも安定した生活を望むなら、打ってつけの相といえるでしょう。手相は日々変わっていくので、既婚女性でも外に出て男性並みに働くことになれば、運命線がはっきりと現れるようになります。
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