希望線は、基本的に生命線を起点として人差し指のほうに伸びている線のことです。この希望線は努力線や向上線と呼ばれることもあります。諸説ありますが、ここでは人差し指の方向に伸びているものを希望線と定義しましょう。
この希望線は木星丘に向かって伸びています。木星丘は意思や希望を表わす場所なので、そこに向かってまっすぐ伸びている希望線は夢や希望を実現するために努力をしていることを表わしているのです。
希望線があるにもかかわらず夢も希望も特にもっていないというあなたは、なんらかの目標をもつようにすると人生にやりがいが出てきますよ。それでは具体的に希望線の手相の見方を詳しく挙げていきましょう。
希望線の起点は生命線から出発している場合がほとんどです。生命線上に一本か二本の希望線が出ていると、目標や夢を叶えることができるでしょう。三本以上の希望線がある場合は、目標を絞り込めずにあれもこれもやりたいと気持ちが分散してしまって結局は夢を叶えることができません。目的を一本に絞ってそこに向かって努力してみると運勢も変わってくるかもしれませんね。
希望線は人差し指に向かって長くくっきりとした線であるほどよい意味となります。ただしくっきりとした線の持ち主は、プライドが高い性格が強調されているようです。無意識に他人を見下したり、馬鹿にしたりすることのないよう注意してください。
結婚する時期が近付いていたり、子供が生まれたりと、身内に関する幸せが訪れる知らせです。または家族や親戚からの支援によって、あなたの夢が叶う可能性もあります。親指のつけ根から生命線の間は金星丘といって身内や愛情を表わす場所で、そこから出発している線は身内の影響であなたの運勢に動きがある、という証です。
生命線の中ほどから人差し指に向かって長い希望線がでることがありますが、これは中年期以降に目標や夢を見つけて努力していく相となります。その線が生命線の内側から出発しているなら、家族のバックアップが見込める可能性があるでしょう。
一時的に努力を中断しなければならなくなりそうです。やむを得ない事情で夢を追い続けることができなくなったり、どうしても超えられない壁に突き当たってしまい目標の変更を余儀なくされたりする恐れがあります。
仕事が忙しくてそれ以外のことに割ける時間がなくなったり、遠回りせざるを得なくなったりするかもしれませんが、この場合はある程度の時間をおいてから再びその目標に向かって努力を始めるでしょう。
薄い希望線であれば、切れていてもいなくても夢に対する気持ちが弱いことを表わします。気持ちが弱いために夢に対しての持続力に欠けてしまっているようです。
目標に向かう行動に対してモチベーションを保てなかったり、行き詰まりを感じたりすることがありそうです。特に親指側の先端付近に島が現れている場合は、目標や夢が達成できない恐れがあります。いざ目標に向かって努力を始めたのちに、あなた自身のやる気が下降していってしまうのか、またあなた自身ではどうすることもできない外的なことが原因で勢いが落ちてしまうかもしれません。
いずれにしてもこういった相が現れているときは、むやみやたらと動き回ったり、焦って無理を押し通したりしないほうがよいでしょう。こういったときは動けば動くほど突破口がみえなくなってしまいます。
夢に向かって走りだしたかと思うと、突然やる気がなくなってしまったり、また突然やる気がでたりという状態を繰り返してしまいます。気持ちが安定しないためか、どうもあなた自身のモチベーションにムラがあるようです。こういった状況が長く続いたとしても、到底成功には結びつかないでしょう。
こうと決めたら一心不乱に努力するくらいの気構えがないと、夢や希望は叶えられそうにありません。原因があなた自身のムラっ気のせいでなければ、やむを得ない事情で目標を叶えられなくなりそうです。他の線との兼ね合いもありますが、家業を突然継がなければならなくなって夢を断念せざるを得なくなるかもしれません。
希望や夢に向かう努力を続ける信念が揺らいでいることを表わしています。完全には夢を諦めることができないと思っているのだけれど、本当にこのままでいいのだろうかという疑問が心の中ではわきあがっているのかもしれません。またやる気はあっても本腰を入れてまで実行できていないようなケースもあるでしょう。
手相は常に変わっていくものなので、あなた自身がコレと決めて夢に向かってひた走るようになれば、こういった相もまっすぐになる可能性があります。状況が許すのであれば、たった一度きりの人生ですから目標に到達できるように頑張ってみてくださいね。
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