火星線は別名を二重生命線や副生命線といって、生命線から枝分かれして出ている場合や生命線と平行に縦に走る線のことをいいます。平行に並ぶ火星線の場合は、生命線から5ミリ以上離れて位置していることが必須条件です。5ミリより内側にある場合は別の線になってしまいます。
この線がある人は生命線が一本だけの人よりも生命力に溢れており、強靭な体力が備わっているといえるでしょう。また火星線が表れている年齢域は多忙になるという暗示もあります。パワフルで活動的な人生を送ることができるので、火星線は人生においてとても心強い味方ですね。それでは具体的に火星線の手相の見方を詳しく挙げていきましょう。
線が二重になっている年齢域には体力的にも恵まれ、活力もわいてくるので精力的な活躍が期待できるでしょう。生命線でみる流年法は様々な流派がありますが、一般的なものを簡単に説明していきます。
生命線の起点を15歳として人差し指と中指の間からまっすぐに下ろして生命線と交差した地点を20歳としてください。そこから手首に向かって生命線に沿って4等分した真ん中を40歳として大体の年齢域をみていきましょう。
火星線がある年齢域には体力を過信しすぎて無理を繰り返してしまいがちです。その結果体調を崩してしまっては本末転倒なので、健康には気をつけてください。
生命線から火星線が出ている場合と同じです。体力的にも精神的にも充実しているので、なにごとにも全力で打ち込むことができ、ご先祖様からの加護も厚いので大病をしても奇跡的な回復が望めます。
火星線が生命線と親指の間から出発している場合は、体力も気力も有り余っている暗示です。短気な面があり、闘争心も強いのでとても攻撃的であったりもします。扱いに困る人も多いのですが、妙にお節介な面もあり親切な人も多いようです。
また、生命線が短く切れていてもそこから火星線が下に伸びている場合には、大病や事故にあっても大事には至らないという暗示があります。
切れが生じている年齢域で一時的に体力が低下したり、疲れやすくなったりする暗示です。生命線自体の線の表れかたにもよりますが、たいていの場合には火星線の影響がその期間には落ちているといえます。火星線が切れている年齢のころには、それまでと同じような調子で健康に対して過信するのは止めておいたほうがよいでしょう。
生命線にも火星線と同じような時期に切れが見られる場合は、かなり大きな病気にかかる恐れがあります。生命線と火星線をはっきりと横切る線が見られる場合も、上記と同じく大病にかかる危険があるのでくれぐれも注意してください。
生命線を補強する意味が薄れてしまうことを表わします。横に平行に走っている生命線がしっかりしているならばそんなに深刻な問題には発展しないでしょう。少し体力的に弱っていたり、そんなに悪い出来事があるわけでもないのに色々と考えすぎて神経が参っていたり、その程度の疲労感はあるかもしれません。
もし生命線自体にも同じ年齢域のあたりに悪い相がでている場合には、肉体的、精神的に危うい兆候がみられるので十分注意したほうがよさそうです。火星線の島が手首側に近い場所にあるのならば、若いうちから節制して健康管理を重視することで、大病のリスクを少しでも減らせるでしょう。
生命線を補助するという意味合いが薄まってしまいます。この場合も島のときと同様に生命線自体がはっきりとしていて、島や切れ、横線などがないのであれば、あまり深刻に考える必要はありません。
鎖状になっている期間は火星線の補助的な意味合いが薄れ、ちょっとした風邪や胃腸の病気にかかりやすいとか、マイナス思考に陥りがちで精神的に疲れが溜まりやすい恐れがあります。
本体である生命線に異常が生じている場合には、その年齢域を流年法で確認して幾つぐらいのときにそういったことが起こるのかを注意深くみていったほうがよいでしょう。くれぐれも無理をしないようにしてください。
かなりの注意が必要です。生命線が同じよう蛇行しているようであれば、肉体面か精神面でかなり辛い時期があるという暗示になります。生命線だけが蛇行していて火星線はしっかりとした線であれば、その時期の肉体面や精神面の健康を火星線が補強する形になりますが、その頼みの綱の火星線まで波状になって弱ってしまっている状態ではその役割を果たせそうにありません。
もともと火星線のある方は体力に自信がある場合が多いので、一番元気なときに無茶を重ねてしまいがちです。いざ病気になったときにガックリと気落ちしないように、無理はほどほどにしておきましょう。
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