【手相占い】土星丘は探求心が分かる手相！あなたは思慮深い慎重派？

土星丘について様々な面から見ていきましょう。土星丘とは中指のつけ根にある膨らみのことです。土星は英語でサターンと呼ばれ、ローマ神話では農業の神であるサトゥルヌス、ギリシア神話では時を司る神であるクロノスという神々が由来となっています。

農業はこつこつと地道な作業が必要でとても根気がいる仕事ですが、この意味は農業の神であるサトゥルヌスからきており、そして慎重さや思慮深い面はクロノスの性格からきています。またクロノスは神々の父と呼ばれ、全知全能の神であるゼウスの父親でもあり、さらには時の神様ということで運命を司るとされているようです。

この土星丘の象意はそれらに由来したもので、根気、努力、忍耐、持久力、慎重、探究心、そして成長などがあります。土星丘からわかることは、あなたがいかに忍耐強いか、どのくらいものごとをこつこつと突き詰めて考える探究心があるか、一つのことを持続していける根気があるかなどです。

また土星丘はあなた自身のもつ世界観なども表わしています。土星丘は位置的にも他の丘よりも膨らみがわかりにくいのですが、ここが発達している人は研究熱心な学者肌といったタイプが多いでしょう。

本格的に占う

土星丘の膨らみが豊かなあなたは、思慮深くてじっくり時間をかけてものごとを進めていく慎重派です。口数も少なくて孤独が苦にならないタイプで非社交的な面もあります。落ち着いた性格で、なにか始める前にはきちんと計画を立てて準備万端にしなければ気が済みません。少々の苦難やトラブルは持ち前の粘り強さで乗り越えるような強さを持ちあわせています。

この部分が発達しすぎていると自分の殻に閉じこもり、頑固で融通の利かない性格に偏ってしまいがちです。自分の世界観を大切にしつつ、他者との関わりや意見も尊重することで周囲との調和を図りましょう。

土星丘の膨らみがないあなたは少し飽きっぽい性格のようです。すぐにものごとを放り出してしまうところがあるため、周囲からは無責任と思われています。あまり熟考せずに動くタイプなので、後々に困ったことになることが多いようです。裏を返せば積極的で物怖じしないタイプともいえるので、長所を伸ばしてください。また反対にとても消極的な性格になってしまう場合もあり、考えすぎて動けないような面をもつ人もいるでしょう。

土星丘にある代表的な線は運命線です。この運命線は若い人や専業主婦の方には見当たらないことも多く、年齢と共に後天的に現れる場合もあります。男性の場合は主に仕事運を表わしますが、中年期にまでこの線が出てこない場合には、苦労して働かなくても十分な資産があることが多いようです。

女性の場合には家庭の運勢や仕事運を表わしますが、女性で長くてはっきりくっきりとした運命線をお持ちの場合には、あなたが稼ぎ頭として頑張らなければいけないことも多いので吉凶は半々となります。

運命線の長さや出所は人によってかなり差があり、手のひらの下のほうから大体まっすぐ中指にまで伸びているならば、あなたは自力で運を切り開いていくタイプでしょう。天下取りの相とも言われています。

生命線の上から出ている線はあなたの生命力の強さを示しており、生命線の内側から出発して土星丘まで伸びる線がある場合は、身内からの援助に恵まれるでしょう。ただしこの線が切れていたりすると、反対に身内に足を引っ張られることを暗示しています。

いずれも土星丘にかかる縦の線がある場合には真面目で努力家という良い面を、切れ切れの線や横の線はマイナス面を呼んでしまうでしょう。

土星丘にスターがある場合は、なにか夢中になれることに一生懸命になっていることがあるようです。忍耐を強いられるような状況に陥る危険性があると暗示している場合もあります。

フィッシュが現れた場合、孤独な状況になったり、困難に突き当たったりするかもしれません。

トライアングルがある場合は、これまで極めてきた学問や研究などが認められる暗示なので、気を抜かずに最後まで頑張り通すと良いでしょう。

スクエアがある場合、九死に一生を得るような出来事がある暗示です。またこのスクエアが運命線に触れている場合には、地位や名誉などの墜落からなんとか逃れることができる相で、これは土星丘のもつ注意深さや冷静な面に救われるという暗示になります。

クロスが現れた場合、陰気で根暗な性格を表わしたり、不幸やトラブルに見舞われる恐れがあったりするので身の周りには十分注意してください。

グリルがある場合は、土星丘のもつ意味をマイナスにしてしまいます。この場合は忍耐力不足であったり、考えが浅かったりすることを表わしているでしょう。非常に珍しい土星環がある場合は、こだわりが強く孤独が好きな性質を反映しています。この印は精神世界などへ傾倒している人にもよく見られるようです。