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タロット占いの基礎知識。適した占い内容や具体的なやり方とは?

≪初心者必見≫タロット占いで読み解く占術の種類と占い方紹介

そもそもタロット占いとは?

人間関係や職業、将来の不安などなど、生きていれば悩みは尽きないものです。
誰かに相談したり、アドバイスを受けたりする人も多いものですが、中には占いによって鑑定したいと思う人も少なくありません。

占いのことを占術といいますが、占術は主に以下の3つがあり、占術には占う内容に対して得意不得意があります。

  • 命術(めいじゅつ):生年月日などから運命や性格、全体的な運勢を占う
  • 相術(そうじゅつ):モノの位置などから吉凶を占う
  • 卜術(ぼくじゅつ):偶発的な結果から相手の気持ちや短期的な将来を占う

中でも、卜術のひとつである古代から伝わるタロットカードを使った占いは、タロット占いとも言い、カードの持つ意味とカードの並べ方(スプレッド)を理解できれば誰でも占うことができるため人気の占術です。

タロットカードは大アルカナと呼ばれる22枚と、小アルカナと呼ばれる56枚の計78枚で構成され、それぞれのカードには固有の意味があります。
占う際には、カードをシャッフルして、1枚だけ選んだり、複数枚選んで決められた配置(スプレッド)にカードを並べて、運命や人生の出来事、感情、関係などについて解釈したりします。

また、カードにはカードの向きにより正位置と逆位置という考え方があり、それぞれ意味合いが異なります。
たとえば、愚者のカードであれば

  • 正位置:新たな始まりや冒険への旅立ち、無邪気さ、自由な精神を象徴
  • 逆位置:無謀さ、行動の欠如、選択の軽率さを象徴

というように、正位置であればポジティブな意味合い、逆位置であればネガティブな意味合いになる場合もあれば、正位置と逆位置が似た意味合いのカードもあります。

なお、タロット占いは未来を予知するものではなく、あくまでも指針や問題のヒントを得るためのツールとして使用するものとされています。
内面の気づきやインスピレーションを引き出すための1つの方法であり、結果や出来事の具体的な予知をするものではないことを覚えておきましょう。

タロット占い方法と手順について

タロットカードで占う方法には、1枚のカードを引く「一枚引き(ワンオラクル)」と、2枚3枚と複数枚引く方法があります。

一枚引き(ワンオラクル)は、特定の質問や悩み事に対して即座に答えやアドバイスを得たい場合に適している占い方法。
一方の複数枚のカードを引き、特定の位置(スプレッド)に配置する方法は、相互に関連しながら全体のメッセージを構築するために、より詳細な情報や複雑な状況を得たい場合に向いています。

そして、ここからはタロット占いにおける自分を占う一般的な手順をご紹介します。
なお、シャッフル方法は正しいやり方があるわけではなく、占い師さんや指南書により異なりますので、あくまでも一般的な方法をお伝えします。

手順1、質問内容を明確にする
タロット占いを始める前に、まずは何について調べるのか明確にしましょう。
タロット占いは他の占術と比較すると答えやアドバイスがハッキリとしているため、「相手は私のことをどう思っていますか?」、「転職をすべきか、しないべきか教えてほしい」といった具体的な質問に対しての回答を求めることには適しています。
その一方、「最近ついていないな…」「いつになったら彼氏ができるんだろう…」といった漠然とした悩みを占うことは不向きです。

タロット占いに慣れてくれば、リーディングしながら直面している問題点を導き出すことは不可能ではありませんが、慣れないうちは何を占うのか明確にしてから占うようにするとよいでしょう。

手順2、カードをシャッフルする
占いたい内容が明確に決まったら、次は実際にカードをシャッフルしていきます。
テーブルの上にカードを裏向きに置き、山を崩すようなイメージで時計回りに回します。
占いたい内容をイメージしながら集中力を高めます。
しっかりと混ぜ合わせたら、カードが横向きになるようにひとまとめにします。

手順3、カードを3つの山に分け、再びひとつにまとめる
横向きになっている左側が上にくるように縦向きに直し、カードを伏せたまま3つに分けます(カット)。
そして、同じ順にならないように再びひとつにまとめます。

手順4、カードを展開する
あとはカードを展開し、展開が終わったらリーディングです。
タロットカードは複数枚を並べることで関連性が生まれるため、より深く調べることができますが、慣れないうちは1枚のカードを引き、それをリーディングしていくとよいでしょう。

タロットカードのシャッフルで大切なこと

タロットカードのシャッフルは、目に見えないパワーによりヒントを得るため、ある種の儀式とも言われていますが、

いわば心の準備の時間であり、集中力を高めるために必要な手順です。

そのため、疲れ切っているときや集中できないときは占いをするタイミングではありません。
思うようにリーディングすることも難しいので、そんなときには時を改めて占うようにするとよいでしょう。

また、上で紹介した方法はあくまでも一般的な方法のひとつです。
カードの向きを整えるタイミングやカットを入れるか入れないかなど、その方法は人によって様々ですので、自分にとって集中しやすいやり方を見つけるとよいでしょう。

そして、シャッフルを行う上で一番大切なことは、

シャッフルから展開までを集中して一連の流れで行うこと!

それだけをしっかりと行うように心がけることにより、リーディングしやすくなるものです。

慣れないうちは、どのタイミングでシャッフルを終わらせればいいのか悩んでしまう人もいますが、心を澄ませ「すっきり混ざった!」と思ったタイミングで終わらせればよいでしょう。

また、カードが床に落ちてしまったり、飛び出してしまった場合には、カードを山に戻してシャッフルを再開するケースが多いものの、そのカードが大きな意味をもたらす場合もありますので、その時の直感に頼ってみるとよいでしょう。

タロット占いは偶発性から意味を見出す占術なので、上記のような場合や箱の中にカードが取り残されていた…というような場合も、何かしらの意味を含んでいるのかもしれません。
何を意味しているのだろう…と考えてみると、違ったヒントを得られるかもしれませんよ。

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