鑑定件数10万4,000件以上
アルミネタロット × 未来透視 で、今と未来を瞬時に読み解く
「いつ・どう動くべきか」 を具体的に示し、迷いや不安を払拭
YES / NOが明確 だから、曖昧な答えがなく決断しやすい
"運命修正" で、望む未来へと導く
◆体験者の声◆
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その絵柄のデザインから、何か神秘的なものを感じるタロットカード。
0番の愚者(THE FOOL)から21番の世界(THE WORLD)の大アルカナはもちろん、スート別の数札、キングやクィーンなどのコードカードまで、さまざまな絵柄で構成されていることはご承知のとおりです。
タロットカードを占術として活用している以上
そのカードが何を示唆しているのか?
という流れになるのは当然のことで、占い師側も受ける側もその点にフォーカスすることは自然な流れと言えます。
特に0番から21番までの大アルカナカードに関しては、そのカードに描かれる情報量も多いため、「〇〇が□□を示しています」という見方に傾倒しがちなのですが、そもそも〇〇にあたる部分
カードに描かれたコンポーネントの根拠
が示されない限り、あまり説得力がないと言って過言ではありません。
例えば、0番「愚者(The Fool))」のカードを見てみますと

というのが主な絵柄の構成であり、そのコンポーネントひとつひとつに象徴が定義されていると考えるのが一般的です。
そもそも、大アルカナ自体が
人生の大きなテーマや普遍的な心理、成長の象徴
を示すものでもあります。例えば0番の愚者においては、人生の始まりとか未知への挑戦、無邪気さ、経験や知識がないことの象徴だったりと、そのカード自体の象意を自身の状態や環境に照らし合わせて運気や運勢を導き出すのです。
これは、すでにタロット占いのフローが確立してしまっているので、引いたカードに対する象意を自身の状況に当てはめることに何ら違和感を覚えないかもしれませんが、冷静に考えると
といった具合に、そのカードを構成するパーツがどのようにして決まったのかが、実はあまり明確ではなかったりもします。
つまり、この記事のタイトルでもある「タロットの絵柄の根拠は?」という部分に繋がってくるのですが、当記事ではそんな疑問のひとつでもある
タロットの絵柄はどのようにして決まったのか?
という部分にスポットを当て、タロットカードの絵柄が生まれた背景や、カードの持つ象徴がどのようにして確立したのかを探っていきたいと思います。
カードの絵柄の細かな要素の意味を理解することで、これまでの受け売りに頼った判断から脱し、
自分自身でカードの象徴や価値を見いだせるようになります。
これにより、カードが示す本来の意味をより深く理解するためのヒントとして活用できるでしょう。

まず、カードのデザインが誕生した背景について確認してみましょう。
タロットカードは、過去記事「▼実はスプレッドの考案者?タロットには欠かせない黄金の夜明け団とは?」でも紹介しているとおり、古くは貴族のカードゲームとして誕生しています。よって、この時代のタロットカードには
デザインが象徴を示すという概念自体がない
のが実情で、カードの象徴性よりも見た目が重視されていました。
でも、カードのデザインにおいては誰かしらが考案している訳ですが、カードゲームとしてのタロットカードは、貴族のパトロンなどがカードを作る職人や絵師に対して
「このカードにはこういう内容を描け」
と指示を出していたと考えられています。
つまり、遊戯用カードとして誕生した15世紀頃のイタリアでは、占術的な要素は皆無だったわけです。
20世紀初頭ごろになると、神秘家のアーサー・ウェイトが黄金の夜明け団の解釈に基づき、画家のパメラ・コールマン・スミスに描かせたカードが誕生。これが当サイトのカード画像でも用いているウェイト版タロットで、カードに象徴の意味合いを持たせ、占術用のデザインとして体系化しました。
実に数百年以上の長い歴史を経て、現代のタロットカードのビジュアル・モチーフが定着したわけで、この頃には「愚者=犬」「塔=雷」といった定番的な象徴も決まりました。タロットカードは、
視覚的・直感的に意味を伝える
ことに全振りし、カード1枚1枚が直感的に意味が分かるように設計されています。
ただし、各カードの絵柄のパーツに定番的な象徴が割り当てられていることは理解できましたが、重要なことは
象意は目安であり必ずしも沿わせる必要はない
という点。「カードの解釈は個人の感覚に依存する」という前提がありますので、自身の直感が非常に重要な要素になってきます。
例えば、前段の愚者のカードを引いたとしたら、その代表的な象徴である「旅立ちや新たなチャレンジ」という前提に自身の状況を照らし合わせるのではなく、
といった点を自身で考えることが最も重要なのです。
0番の愚者のカードを引いた場合、多くの人が最初に目に飛び込んでくるのがカードの中心に描かれた若者(愚者)かと思いますが、人によっては太陽が飛び込んできたり、足元の白い犬が気になるかもしれません。
そもそも描かれている若者がなんで愚者なの?
と思う人もいるかもしれません。
この描かれた若者が、崖の縁で躍動するポーズを取っている背景を見ると、軽やかで危なっかしいと感じる一方、これから学ぶ・成長する段階を表現するのに適しているというのが定番的な象徴ではありますので、年齢は関係なく40歳でも50歳でも新たな挑戦は愚者になるということでもあります。
ただし、人によっては
何かの成功を喜んでいて、犬も一緒に喜んでいる
と捉えることもできます。
つまり、自身の心理状況とカードが示す象徴を照らし合わせることが重要で、大切なのは定番的な象意ではなく、「なぜそのような発想になるの?」「なぜそこが気になるの?」という点に着目しなければならないということを覚えておく必要があります。

上記では、カードに対する自身の直感が重要だというお話をしました。
タロットカードの捉え方には大きく分けて3種類あり、
1.伝統的象意
カードの絵柄が示す基本象意。愚者でいう新たなスタート・挑戦など。
2.視覚的象意
白い犬が甘えているように見えるか、噛みつきそうに見えるか?など。
3.直感的象意
自身の直感・新たなスタートや挑戦と感じないことも多く、なぜそのように感じるかを見える化。
これらを総合したうえで、自身の環境や状況に照らし合わせます。
例えば、シンプルに「▼スプレッドの1枚引き(ワンオラクル)」で診断し、仮に愚者のカードを引いた場合に、
愚者は新しい挑戦を示すから何か新しいことにチャレンジしましょう!
なんていう単純なものではありません。
自身の心境的に「新しいことにチャレンジするほど心に余裕がない」という状況であることも考えられるわけで、伝統的象意だけで判断するのは少々雑すぎるのです。
もっと分かりやすく言えば、幸せなんてその辺にゴロゴロ転がってるけど、
心理的にそれに気づけない状況
ということであり、その心理背景を視覚的象意や直観的象意で探っていくことになるのです。
もちろん、伝統的象意だけで判断できるほど単純なものではありませんが、そのカードが示す基本的な象徴は把握しておく必要がありますので、詳しくは「▼タロットカードは心の原型?アーキタイプから読み取るカードの物語」の記事にあるアーキタイプ一覧なども参照にすると理解が深まるでしょう。
次に紹介するのが、タロットカードのなかでも最も凶相と言われる16番「塔(The Tower)」です。

カードの第一印象からしてもネガティブカードの雰囲気を醸し出しており、伝統的象意においても破壊とか崩壊、悲劇など、タロットカードのなかでは唯一正位置・逆位置のいずれにおいても凶とされているカードです。
もちろん、そうした情報を事前に把握していると
塔を引いたから運気は最悪だ~!
などと感じてしまうのは致し方ない部分ですが、前述のとおり、まずは直感的にどのように捉えることができるか?という部分を最優先に考えてみましょう。
塔自体が一番気になる人もいれば、塔から転落している人物にフォーカスする人もいるでしょう。はたまた、塔の頂上に雷が落ちているのはどういう状況?と思う人もいる訳で、
その印象の違いが心理状態の違い
になるのです。
このカードの絵柄から、前向きで良いことが続くと捉える人はいないと思いますが、基本象意である崩壊を必ずしも否定的にだけ見ない場合もあります。
つまり、塔に雷が落ち、火災が発生して人々が転落しているという悲劇の惨状は把握できますが、逆にそれが再生のきっかけであったり、塔の周りに舞う花びらみたいなもの(正式には神の火ヨッド)が、再生のための神意の種子と捉えることもできるのです。
人によってその捉え方は多種多様なため
人によっては、長年悩んでいたことが塔のカードが出ることで崩壊する……つまり、解決方向に向かうと捉える人もいるかもしれませんし、離婚を考えていた人が決心するきっかけになる事も考えられます。
すべての物事の始まりは、その前段階として崩壊や破滅がありますので、実は必ずしも凶相のカードではなく
凶相の状態の終焉を示唆するカード
と捉えることもできるのです。
いかがでしたでしょうか?
タロット占いは、カードの象徴に縛られやすい傾向にありますので、カードが持つ意味合い前提で推し量ろうとすると、
自身の意識もそっち方向に持っていかれてしまう
ため、まずは自身が持つイメージや第一印象がとても重要なのです。
そのうえで、カードの象意との乖離を見たり、なぜそのような印象を持ったのかを紐解いていくのがタロット占いの本質なのです。