最近やる気がでない、体調不良に陥りやすい、もしかしたら5月病になってしまってるのかも…とお悩みのあなた。5月病になっていないか、簡単な症状のチェックを行ってみましょう。
5月病とは、主に3月から4月にかけて身の周りに様々な変化があり、その間に多くのストレスを感じてきた人がなりやすいようです。一般的には5月病になるのは、嫌なことが続いたり我慢したりというマイナスの要因が引き金と思われがちですが、そうばかりとは限りません。
例えば栄転や以前から希望していた部署に異動するなどの、一見ストレスとは無縁のプラスの状況変化であっても5月病になってしまうリスクはあります。配属されたときにはやる気満々で非常に張り切っていたとしても、1ヵ月も経てば理想と現実のギャップに突き当たりやすくなるでしょう。
また、本人のなかではまだまだ気分が高揚していることもあり、こういったストレスに気がつきにくくなってしまうという危険性があります。自覚がないまま突然ガクッと調子を崩してしまう人のなかには、こういった良い変化が関係していることが多いようです。
5月病になってしまうと、大抵の場合はまず精神面での不調を感じます。特別に思い当たる理由がないのにイライラしたり、不安になることが多くなれば危険信号の出始めです。
それによって普段なら考えられないミスをしてしまうことも増えてしまい、より一層不安な気持ちになったり、怒られてストレスを感じたりと悪循環が始まってしまいます。
そうなってしまうと次には夜になかなか寝付けずに睡眠不足になってしまうこともあるでしょう。十分な睡眠を得られなかったり、熟睡できないことによって、朝起きるのが億劫になって、徐々に会社や学校を休んだり、遅刻しがちになってしまいます。
こういった状態を放っておくと、身の周りのことをケアする気持ちも薄くなり、女性の場合はメイクやヘアスタイルを整えることに興味を失ってしまうことも。ついには他人と会うことすら面倒臭いと思ってしまうようになってしまいます。
次に、肉体的な症状についてみていきましょう。ストレスによって胃酸が出やすくなってしまうため、胃もたれや胃の不快感による食欲不振がまず挙げられます。なんとなく最近身体がだるいな、食欲も無いな…と感じるようならば要注意です。
胃腸の調子が悪い、腹痛が起こりやすい、下痢などが治りにくいといったこともあります。めまいや動悸が頻繁に起こるようになったり、頭痛が起きるのも危険信号の一種です。普段よりも肩こりの症状がキツイ、普段はない腰痛の症状がある、なども5月病のサインかも。
ストレスが溜まって免疫力が落ちているので、様々な不調が治りにくい場合も5月病の疑いがあります。季節の変わり目なので体調不良を引き起こしやすい時期ではありますが、精神的、肉体的な症状のなかで幾つか当てはまるものがあったならば、一度最寄の病院で診察してもらっておいたほうがよいでしょう。
普段あまり病気をしない人は、案外大したことないだろうとこのような症状も軽く見てしまいがちです。特に若い人たちは無茶が利くこともあって、病院に足を運ぶのを面倒臭がったりもします。
本来5月病と呼ばれるこの時期特有の症状は、環境の変化に徐々に適応するに従って夏ごろには治まっていくことがほとんどです。1、2ヶ月経っても治らないようであれば、本格的にうつ病や睡眠障害、そこから引き起こされるパニック障害などになってしまうことも。
5月病の症状はほとんどうつ病の症状と同じということもあり、放っておけばそのまま重度のうつ病に移行してしまう危険性が大きくなってしまいます。胃腸や頭痛などの症状も放っておけばどんどん治療に時間が掛かってしまうことに。
どのような病気でも早期発見・早期治療が、完治への早道です。おかしいなと感じたら勝手な自己診断は控えて、なるべく早く医師の指示に従うようにしましょう。
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