生まれ持った金運は本命星で見る
九星気学とは、古代中国の陰陽五行思想などに基いて日本で発展した占術です。
人が生まれた時に巡っていた「気」によって、その人の性格や運命などさまざまなことが分かると考えられており、仕事運や金運、恋愛運や結婚運、相性や吉方位などを占えます。
「気」は、年、月、日、時間ごとに9種類に分類され、「九星」と呼びます。
一白水星
二黒土星
三碧木星
四緑木星
五黄土星
六白金星
七赤金星
八白土星
九紫火星
九星気学で最も重視する「本命星」は生まれた年で決まり、生まれた月で決まる星を「月命星」といいます。
本命星や月命星は一覧や計算によって割り出すこともできますが、当サイトでも簡単に調べることができますよ。
▼本命星を調べる
▼月命星・傾斜宮を調べる
本命星とは、方角を示す方位盤(生まれた年の年盤)の中央に位置する星のことで、その人の本質を司るものだと言われています。基本的な性格はもとより、仕事や結婚など、今後どのような人生を歩むかといった流れを知ることができます。
また、金運に関することも本命星を見ることでお金に対する価値観やお金への意識、行動がわかるとされています。
お金の使い方は派手な人もいれば、ドがつくほどケチな人もいるもの。金銭感覚は育った環境に影響を受けるとは言われますが、実は生まれ持った九星によるものだったりするのかもしれません。
九星における金運の傾向
ここでは九星ごとの金運について見ていきましょう。
お金に対する価値観や使い方にはそれぞれ特徴がありますので、参考にしてみてください。
一白水星
トータル的にはさほど金銭で不自由しないでしょう。普段は節約家であるものの、欲しいものがあると浪費家になってしまう傾向があります。また、貯金は苦手なほうですが、投資などには向いていないため、計画的に貯蓄することでお金には困ることがないでしょう。
二黒土星
お金の管理がうまく、メリハリのある使い方ができるでしょう。衝動買いなどはしない一方で、一攫千金を狙って大金を投じたり、投資詐欺などにあうことがありますので注意が必要です。節約と貯蓄を心がければ、老後の安定につながります。
三碧木星
誘惑に弱い傾向がある三碧木星の人は、後先を考えずに使ってしまうことが多いでしょう。儲け話に飛びつきやすいですが、ギャンブルや借金に手を出すと金銭的な余裕がない状態が続いてしまうことがあるので注意が必要です。
四緑木星
金銭に執着しませんが、お金に不自由はしないでしょう。人のためにお金を使ってしまう傾向があり、食事をごちそうしたり、プレゼントを贈ることが多いので、収支を考えてお金を使うとよいでしょう。
五黄土星
貯蓄は得意なものの、趣味などにお金を投じる傾向があります。また、そのために食費などを削るため周囲からはケチだと思われることも。ギャンブルなどには向いていませんので、地道に貯蓄を心がけましょう。
六白金星
金銭に執着せず、良質なものにお金を使う傾向があります。自分と他人が共に豊かになることを考えていて、他人のためにお金を使うことが多いものの、お金に不自由することは少ないでしょう。お金の使い方はスマートである一方で、ギャンブルの楽しみを知るとその魅力に引き込まれてしまう可能性があるので気をつけましょう。
七赤金星
頭の回転が早く、お金を稼ぐのも得意な七赤金星の人は、見栄を張るためにお金を使いがちに。衝動買いやブランド品への浪費などで出費が嵩むことが多く、家で節約に徹底した暮らしをしているかもしれません。金銭への執着はほどほどにしましょう。
八白土星
お金への執着心が強く、コツコツ貯めることに長けています。安いお店で買い物したり、食事は割り勘といったように、ケチケチした使い方をしますが、家族や友人のためにお金を使うことで運が開けるでしょう。
九紫火星
お金を稼ぐことが上手であるものの、趣味のものを大人買いしてしまったり、家族のために家具や家電などをまとめて購入したりと、派手な使い方をする傾向があります。貯金も上手ですが、お金を形にして蓄えるようにすると良いでしょう。
金運を呼び込むために必要なこと
九星のお金にまつわる傾向をお伝えしましたが、「当てはまる」と思った人もいるのではないでしょうか。
生きるためにはお金が必要ですが、ギャンブルなどで大金を掴もうと考えるのは浅はかです。
大金を目の前にすると誰でも目がくらみますが、お金の稼ぎ方や運用の仕方をしっかりと考えることで、堅実に暮らしていけるでしょう。
また、金運はお金の使い方次第で運気を上げることも下げることもできます。というのも、人が喜ぶことに使おうとすればお金は巡ってきますが、必要以上に貯めようとしたり、自己中心的な使い方をしていたりすると運気の流れは滞ってしまいます。
金運を上げるためには、収支や使い方のバランスを取れたものにすることが重要です。具体的には、
- 家族や友人のため
- 社会への貢献を考えた使い方
- 将来の安定や成長につながる投資 など
があげられます。自己中心的な使い方だけでなく、より広い視野を持ち、誰かのためになる使い方を心がけることで、金運を呼び込むことができるでしょう。
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