カルロッタ先生、初めまして。きんぎょと申します。相談したいのは、ちょっと前まで仲良くしていた男友達のことです。
彼と私はゲームの趣味が合うので、ちょくちょく一緒にゲームをしたり、ご飯を食べに行ったりしていました。友達以上恋人未満で付き合っていた感じです。
こちらとしても、相手のことはなんとなくいいなぁくらいに思っていて、こっちから告白して、今後お付き合いしたい……かも?なんて思っていました。
多分彼も私と同じように思っていたと思います。お互い、何となくお互いのこと好きだよなって思ってる感じでした。で、問題はここからです。
一週間くらい前、彼からいつものように電話がかかってきました。電話の内容は、彼女ができた、というもの。
え、私告白もしてないのに振られちゃったな、なんてがっかりした気持ちもありつつ、彼を祝福しました。
これから彼女がいるなら、今までみたいに会ったりするのは控えたりした方がいいよねと思いその旨も伝えました。彼もそうだねなんていいながら、電話をしていたのですが……。
最後に彼が言い出したことがひっかかっていて、カルロッタ先生に相談しました。彼が言ったのは下記のようなことです。
『俺、本当はきんぎょと付き合いたかった。一番好きだったのはきんぎょだったんだよね。正直、今の彼女のことはそこまで好きじゃないけど、でもまぁいいかって気もして付き合うことにしたんだ』
私はこれを聞いた瞬間、なんていうかすごく嫌な気持ちになりました。好きな人に一番好きと言われたものの、何とも不愉快さが先立ちました。理由はわかりません。
彼女ができた、という電話自体は、嫌というか悲しいくらいの気持ちだったのですが、彼のこの発言を聞いて、彼のことを気持ち悪いとまで思ってしまったくらいです。
まず知りたいのは、彼の『お前が一番好きだったけど彼女と付き合うことにした』という報告に、なんで私はこんな嫌な気持ちになったんだろう、ということ。
もう一つは、彼はどうして今さら私のことが好きだという告白をしてきたのかということが知りたいです。
彼女ができたなら、その報告だけでいいような気がします。それなのに、彼女ができてから急に私に『お前が一番好きだった』と伝えてくる理由は何なんでしょうか?
きんぎょさん、ご相談ありがとうございます。
彼女ができた男友達の、突然の『お前が好きだった』報告。驚きますよね。
この謎のお前が好きだった(でもお前と付き合うわけじゃないけど)という彼の告白については、
①彼が彼女とあなたの両方を手に入れようとしている&告白して失うものがない。
②彼が人に点数をつける人である。
のどちらかからではないかという予想ができます。
まず①彼が彼女とあなたの両方を手に入れようとしている&告白して失うものがない。について説明します。
彼女がいなかったときの彼がきんぎょさんに告白したとしましょう。
受け入れられた場合は、彼はきんぎょさんと付き合えるというメリットがあります。
ただし、振られたら友達としてのきんぎょさんを失うデメリットがあります。
では、彼女ができたときの彼が、きんぎょさんに好きと伝えたら?
きんぎょさんがそれで私も…となれば、彼は彼女ときんぎょさん両方を手に入れます。
きんぎょさんに受け入れられなくても、「でも彼女ができちゃったから、これからは友達で」と今まで通り友達でいられます。
このように、彼女がいるところからの好きの告白は、失うものがなくメリットだけがある状態です。
場合によっては2人の女性と付き合える可能性もあるということなんですよね。この場合、彼は相当ずるい人です。
そして②彼が人に点数をつける人である。
の場合についても説明します。
②の場合、彼は、自分の中で50点以上の女性なら誰とでも付き合ってもいいと思っているような人です。
そんな中で、彼からみて60点の女の子と、90点のきんぎょさんがいたとしましょう。
彼は90点のきんぎょさんが、一番価値が高いな、と思いつつ、60点の女の子が告白してきたなら、つきあっちゃう、という感じなのです。
つまり、②の場合、彼は単純に『俺から見てお前は90点。現彼女は60点。正直90点のお前の方がいいけど、でも50点以上なら付き合ってもいいと思っているから60点の彼女と付き合ってる』という報告をしてきた、という感じです。
さて、彼の心の中については、上記2つでだいたい説明が付くでしょう。
それでは、ここからきんぎょさんが、彼の発言を聞いて、なぜ不愉快になったかの説明です。
ここまで読んだら、きんぎょさんは彼が、
①彼が彼女とあなたの両方を手に入れようとしている&告白して失うものがない。
②彼が人に点数をつける人である。
のどちらか、あるいは両方だったとわかっていると思います。
もし彼が①であるなら、きんぎょさんが不愉快になった理由は、あわよくば二人の女性とよろしくやろうとするずるさからです。
また、彼が、自分が絶対に傷つかない場所に立ち、安全地帯から好意を伝えてくるという勇気のなさにも幻滅したのかもしれません。
一方、彼が②であるなら、きんぎょさんが不愉快になった理由は、彼女にも自分にも、平然と点数をつけ、それを伝えてくる彼のデリカシーのなさからです。
そして、他人であるきんぎょさんの前で今の彼女を下げる言葉を言う失礼さにもイラっときたのもありそうですね。
もっというなら、友達であるきんぎょさんの前で、今の彼女を下げる発言をする彼であれば、友達であるきんぎょさん自身のことも、彼は他人の前で誰かと比較して下げる発言をする可能性があると思えたからかもしれません。
さて、今回の解説は参考になったでしょうか。なんにせよ、彼はあまり良いタイプの人とは言えなそうです。お付き合いしなくてもよかったのかもしれませんね。
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