カルロッタ先生、相談です。
ましゅーこと申します。
相談は、同僚の一人、仮にAさんとしますが、その人との関係についてです。
最近、Aさんとの関係が悪くなり、職場にいくのがつらく、また、私自身も落ち込みぎみになっていて辛いです。
私は半年前に今の職場に転職してきました。私にはとあるスキルがあり、それを一手に会社で引き受けてほしい、と社長に請われて転職した形です。
状況としては、お給料も良く、私の夢も叶えられ、上司との関係、社長との関係も良好です。
こういう風に書くと、順風満帆に見えるとは思います。
実際、客観的にみれば、状況としては順風満帆だと思います。
ただ、現在の職場で、私と同僚のAさんとの関係が悪いんです……。
そのせいで、職場にいるのがすごく辛いですし、Aさんのことが気になって仕方ありません。
問題のAさんは隣の部署の女性です。私が30半ばで、私のちょっと上でしょうか。
私と仕事上で直接かかわることはありません。
でも、ミーティングや会議などで一緒になることはあります。
その際に、Aさんが私に怒っているようなのです。
私がやった仕事について、「それは誰でもできる仕事」「私ならもっとうまくやれる」「ましゅーこさんがやっているのはたいした仕事じゃない」等、ここまではっきり言うことは稀ですが、婉曲にも直接にも、とにかくこういうことを言ってきます。
私にも至らないところはあるのかもしれませんが、一応ちゃんとやっている仕事について、認めない、できていないというようなことを会議の度に言われると落ち込みます。
何が彼女を怒らせているのかわからないところも困惑しています。
幸い、上司や社長からはよくやっていると言われているので、Aさんが言うほど、仕事に問題があるわけではないと思います。
が、Aさんがどうして私の仕事に不満足なのかがわからず、困惑しています。
最近では、Aさんと廊下ですれ違って挨拶しても、無視されるようになりました。二人きりで会話しているときに、はぁ?と言われたこともあります……。
Aさんのことを考えると元気がでません。Aさんに対して委縮している自分も感じます。
私は何を改めたら良いでしょうか?私も割と空気が読めない方なのですが、何かやってしまったのか……と思い悩む日々です。
どうしてAさんは、私の仕事が気に入らないのでしょうか。
追記:先生から「今まであなたの人生で、Aさんみたいに、理由がわからない怒りを向けてくる人はいませんでしたか?」と質問を受けて考えてみました。
私は転職を3回していますが、どの仕事場でも、Aさんのように、理由の分からないいらだち、怒りを私に向ける人が現れていたように思います。
私の何が悪かったのだろうと都度反省し、振り返っていますが、自分の何が悪かったのか、いまだにわからないです……。
そのうちの一人は、完全に他部署で、かかわりもまったくなかったのに、怒りを向けてきて、わからないということ以上に怖かったことを覚えています。
ましゅーこさんは今、自分の良くない点を直してAさんとの関係を改善……なんて思っているはずです。
そう、ましゅーこさんは、自分自身に何か良くない点があるから、Aさんが怒っていると思っていて、これを解決するには、自分が何かを改めなければ、と思っているのです。
ふっふっふ、それが全ての間違いです。
もう一度言います。自分を改めようと思っていることが、大きな間違いなんです。
大事なことを言うので、よく覚えていてくださいね。
今回の件、あなたは仕事をよく頑張っており、何も悪いところはありません。
そして、あなたの努力と仕事がよくできて、悪いところがない、ということが、Aさんの怒りポイントなのです。
え、仕事ができてるならいいじゃないか、なんでそんなことで怒るの?と思うかもしれません。
答えは簡単で、Aさんはましゅーこさんに嫉妬しているから、怒っているのです。
ましゅーこさんがAさんを怒らせている理由は、あなたがきちんと仕事をして、成果を出しているから。Aさんに言わせれば、仕事をちゃんとしていて成果を出しているのが悪い!ということになりますね笑。
いやぁ、理不尽ですよね。この理不尽な怒りこそ、嫉妬そのものです。
あなたはAさんに嫉妬されています。だから、Aさんという敵に、理不尽に虐められていますし、今の仕事が遂行できないように邪魔されています。
そして、ましゅーこさんの相談を見るに、そのAさんの意地悪は上手くいっていますね笑
まんまとましゅーこさんは落ち込み、混乱しているようですもの。
ここには書きませんが、ましゅーこさん、華やかな経歴で大きな仕事をしていらっしゃいますね。
きっと相応の努力をしてその経歴を得たことでしょう。
努力ができる人は、手に入れたいものがあるなら、手に入れるための前向きな努力をするというのが当たり前の考えです。
なので、手に入れたいものを手に入れるために、努力せずに相手をいじめて引きずり降ろしてやろうというAさんのような人がいると意識しないものです。
また、あなたのような努力の人は、他人が嫉妬から、理不尽に人をいじめると忘れていることも結構あります。
でも、嫉妬から相手をいじめ、引きずり降ろそうとする人はいるんです。
この場合やるべきは一つ、相手が悪いと認めること。自分が悪いと思わないこと、そして相手と戦うことです。戦うって言うのは、拒否、怒りを相手に表明するということでもあります。
たぶん、ここまでされて、相手が悪いと思えないましゅーこさんは、怒りをはく奪された人だと思います。誰が奪ったかはわかりませんが、あなたは、どんなに理不尽なことをされても、その理不尽なことをした他者に怒ることができず、いつも自分が悪いと思ってしまう人なのでしょう。
これは、嫉妬から人をいじめる人には大変好都合な性格です。
ましゅーこさんのような人をいじめても、いじめられたのは自分のせいだと勝手に反省し、しょげてくれて、いじめた人を責めないからです。
そんな都合の良い人になってはいけません。
自分に悪意を向けてくる人に屈したり、迎合したりしてはいけないのです。
相手が悪いと確信すること、そして相手に拒否、拒絶、怒りを伝えること。そして、理不尽なことをされたら、相応の反応を返すこと。
これができれば、問題は解決していきます。
それでは、良い人生を!
お仕事も頑張ってくださいね!
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