カルロッタ先生、こんにちは。
最近人間関係で悩んでいます。
相手は同僚二人(仮にツヨシ、コウイチとします)なのですが、自分と彼等はどうしても考え方や性格が合いそうにありません。
ツヨシはきつい物の言い方をする人で、コウイチは陰口の多い人です。
ツヨシの言葉で特に傷ついたのは、私が「やってもらって当然と思っているテイカーだ」というもので、それ自体は真っ当な指摘なのですが、その指摘の仕方が私にかなりの精神にショックを与えるものでした。
なぜなら、上記はツヨシから直接言われたのではなく、コウイチから「ツヨシが裏でこんなこと(上記含む私へのマイナスな感想)を言っていてその通りだと思った」と私に伝えられたからです。
なので、私は当然、ツヨシにそれについて問いただし、謝罪しました。
それなのに、ツヨシは「自分が伝えたわけじゃないし、あなたに変わって欲しいと思っているわけじゃない」と言いました。
挙句、私が裏で言われていたことについてショックだと伝えると、他責思考で誰かのせいにしたいという態度が出過ぎ、と言われました。
正直自分はどうなんだとは思いましたがショックです。そんなに言われるほどのことをしたとは思いません。
ツヨシにはその後「大人だし言っても無駄、変わらないと思ってたから注意しなかったけど(今は言う)」とわざわざ言わなくてもいいことを言ってきたり「本音で」「あなたのためを思って」という言葉を免罪符に、普通は言わないことを言われます。
向こうがこちらを嫌っているわけではないそうですが私は既に半分くらい嫌いです。
①こういう人は他にいるものですか?
②また今回の件、私が悪いのか相手が悪いのか分からないのですがどちらに非があるでしょうか。
③どうしても性格が合わない、何を言っても言われても互いに嫌な気持ちになるような、素直に信用できない相手が立場的に切り捨てられない場合、どのようにすべきでしょうか?
ちなみに、②についての自分の見解は、注意をしてきたコウイチが悪いのではと思っています。
ツヨシともコウイチとも、付き合いをやめて何か言われるのも嫌ですし、私は既に好きではないですが嫌われるのはそれはそれでいやです。
しかも、ツヨシ・コウイチ共に、ただ同じ業界でそれぞれ成果を出している方でもあるので、切り捨てるのは少し怖さがあります。
長いですが、よろしくお願い致します。
長いご相談、ありがとうございます。
同僚……といいつつ、友人付き合いもあったようなので、友人と言っていいかもしれませんね、そういう人とトラブルになった、誰が悪いのか、自分はこれからどうしたらいいのか、というご質問、承りました。
①こういう人(自分に対して直接の注意をしたり、悪口、陰口を言う人)は他にいるものですか?
②また今回の件、私が悪いのか相手が悪いのか分からないのですがどちらに非があるでしょうか。
③どうしても性格が合わない、何を言っても言われても互いに嫌な気持ちになるような、素直に信用できない相手が立場的に切り捨てられない場合、どのようにすべきでしょうか?
上記の質問に、一つ一つ答えていきましょう。
①こういう人(自分に対して直接の注意をしたり、悪口、陰口を言う人)は他にいるものですか?
これについては、私にきくまでもなくわかっていることではないでしょうか。
結論から言えば、いるでしょう。どこにでも人の陰口を言う人、誰かに対して直接の悪口をいう人、きついことをいう人なんていうのは沢山いますよね。
②また今回の件、私が悪いのか相手が悪いのか分からないのですがどちらに非があるでしょうか。
これについては、実は私は、あなたに非がある可能性が高いと見ています。
一つは、あなたが自分がテイカー(※人から奪うだけ奪って恩返し等をしない人)であるとはっきり認めていること。おそらく、これをはっきり認めるということは、あなたは自分が相手に嫌に思われる何かをしたという自覚があると思われます。
そして、もっと重要なのは、この質問の中で、自分の過失を一切書いていないことです。
この話の中では、ツヨシとコウイチが悪いということが漠然と書いてあるのみです。全容も何が起こったのかも、きっかけが全く分からないお話です。
しかし、長く占い師として仕事をしていると、こういう話をする人に一つの傾向があるよう感じています。それは、自分の過失、悪いと思われることを一切言わず、漠然と相手を責める人は、基本的にはその人自身に問題があり、相談者の漠然とさせている話を具体化していくと、はっきりとその人自身の非が現れてくることがほとんどでした。
今回の相談は、その手の相談にとてもよく似ています。自分が何をしたかは一切書かず、すなわち、自分の何が相手を怒らせたのか、という観点が抜けていて、振り返りもない。これは、ちょっと危ない兆候です。
③どうしても性格が合わない、何を言っても言われても互いに嫌な気持ちになるような、素直に信用できない相手が立場的に切り捨てられない場合、どのようにすべきでしょうか?
これは、距離をとるか切り捨てるほかないでしょう。
というか、あなたと問題の人物とは、ただの同僚です。実は距離をとったり切り捨てたりというのは案外簡単にできるはずなのです。
あなたは「立場的に切り捨てられない」と書いていますが、本当はおそらくかなり容易に縁を切ることはできるはずだと私は思います。
この③の切り捨てられないというのは、本人だけがそう思っているだけで事実とは異なる可能性が高く、もっと言えば、実は相談者が、この2人の同僚か友人かを、切り捨てたくないと思っている可能性が高いと私は思っています。
問題がある友人と付き合い続ける人は、必ず寂しい人で、自分が嫌な目にあっても、嫌な友人がいないよりましだと考えることが多くあります。そしてその考えを合理化するために色々な理由を付けて、自分は離れたいけど立場や状況が離れさせてくれないのだ、なんていうものなのです。
どうでしょう、あなたもそうなっていないでしょうか?
③の質問は、ともあれナンセンスです。あなたはこの2人と距離をとることはできます。距離をとらないのは、あなたがどうしても、この2人と距離を取りたくないさみしがりやだからです。まずは、それを認めた方がいいかもしれません。
繰り返しますが、この手の相談で一切自分の非を書かない人というのは、実は問題がご自身にあるということがほとんどでした。
そして、具体的な問題をかかず、漠然とよくわからない内容の相談をしてくる人は、問題を具体的につきつめると、相談者に非がある場合がほとんどです。
この相談については、あなたが話したこと、やったこと、友達とのやりとりなど、まったく具体的な内容が書かれていないということに、重要な意味があります。
あなたが『なぜ彼らに強く言われたのか』というそもそもの原因とやりとりに、根があり、そこを掘り下げることであなたを悩ます問題の解決の兆しがあると思います。
もしよければ、次回それを知らせてください。
もう一度書きますが、あなたは、なぜこの二人と一緒にいるのでしょうか。それをよく考えてみることです。
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