景気の悪そうな人を見かけると「あの人はなんだか負のオーラが漂っているな」などと思ってしまったことがありませんか?
負のオーラは悪い運勢や不運を知らず知らずのうちに引き寄せてしまうマイナスイメージのオーラのことです。
正のオーラが良いことを引き寄せているのとは正反対に、負のオーラもまた良くないものを引き寄せてしまう性質があります。
人は悪いものを無意識に避けようとするので、正のオーラを感じるよりも負のオーラのほうに対して敏感に反応してしまうことが多いでしょう。
負のオーラは人から発せられるものだけでなく場所の空気や雰囲気などにも宿っています。
霊感があるわけでもないのに、なんとなく気持ち悪く感じるような場所があったり、近づきたくない場所があったりするのは、悪い気を避けるために本能が強く反応しているからなのです。
負はまた負を呼び寄せようとするために、良くない思念が寄り集まってさらに悪い空気を作り出していってしまいます。
こういった場所にうっかり立ち寄ってしまった場合には、早急にその場から離れるようにしなければなりません。
人間から発せられる負のオーラは、その人が持つ悪い考えやネガティブな思考などから生まれます。
いつまでも過去にこだわっていたり、怨み言ばかり口にしていたりすると、負のオーラに包まれてしまうでしょう。
負のオーラを背負っていると色々な弊害が出てくるようになります。
なにかうまくいかないことがあれば、他人の責任にしてしまおうとしたり、自分の運が悪いからこうなってしまったんだと悲観的な考えに捉われてしまったりするでしょう。
またさらにそのマイナス思考が不運を招いたり、他人を寄せつけない暗い雰囲気を作りだしてしまったりすることになり、いつまでも負の連鎖が断ち切れなくなってしまいます。
そうなってしまうとものごとが悪い方向に進んでしまうだけでなく、周りにも伝染してしまうようになるでしょう。
生きている人間から発せられる負のパワーは個人であっても強力で、知らぬ間に人から人へと影響を及ぼしていきます。
なんとなくイライラすることが増えたり、クヨクヨと考え込んでしまったり、ものごとを前向きに考えられなくなったりと良い影響は一つもありません。
マイナス思考の人間がいくら集まってもポジティブな意見が出るはずもなく、当然ながら良い運気が訪れたり、ラッキーな出来事は起こったりするはずもなく、ますます自分たちの不運を呪うこととなります。
対人なので無碍に扱えないという場合もあるでしょうが、こういった負のオーラを持っている人にはなるべく近づかないようにしなければなりません。
負のオーラを持つ人をなんとかして立ち直らせようと向き合うには、そうとうの正のパワーが必要になります。
負のオーラを持つ人の特徴を幾つか挙げてみましょう。
まずは精神的に弱い人やものごとをネガティブに捉えがちな人。打たれ弱くてすぐに弱音を吐いてしまうのがこのタイプです。
どうせ私なんて…などとよく口にしていませんか?こういった人は自分自身でなにもせずに残念な結果だけを取り沙汰している傾向があります。なにもせずに良いことが向こうからやってくるはずがありません。
感情をうまく表現できない人もまた負のオーラを背負っています。
他人からどう思われるか心配で素直になれなかったり、悩みごとがあっても自分の中にすぐにしまいこんでしまったりするので、ポジティブな回答がなかなか得られません。
心に余裕がなくて常にイライラしている人も危険です。イライラはその場の空気も悪くしてしまううえに、すぐに他人に伝染してしまいます。
付き合いにくい人と思って敬遠されてしまうか、あなたがうつしたイライラを振りまく人にあなた自身がまたイライラさせられてしまうでしょう。
笑顔で人と接することができない人や他人に対して高圧的であったり、対人関係に問題があったりする人もまた負のオーラを持っています。
自分を大切にできない人は他人をもまた粗末に扱ってしまう傾向にあるようです。
こういった負のオーラに包まれている人たちは、根本的に自分に自信がもてないという共通点があるのです。
他人と自分自身をついつい比較してしまうような人もまた負のオーラを持つタイプといえます。
最初はただ単に他人のことをうらやましく思っているだけかもしれません。
しかしこういった思考回路が染みついてしまうと、うらやましいという気持ちがだんだんと妬みや卑屈な気持ちへと変化していってしまいます。
その結果として他人に対して文句が増えたり、愚痴や悪口をいうようになってしまったりして、どんどんとネガティブな思考に支配されていってしまいます。
結果的にそのことが負のオーラを増やしていく原因になってしまったりするのです。
好きでもないことを我慢してやっている人も負のオーラを増やす原因を自ら作りだしています。
自分の気持ちを押し殺して行動しなければならないことも、社会生活を送るうえでは必要なことでしょう。
しかし自分の心の声を無視し続けている間にかなりのストレスを抱えてしまいます。
そのストレスが引き金となってどんどんネガティブな気持ちに陥り、負のオーラは増幅していくばかりです。
自分自身が自分のことを大切にできないのに、他人が大事に思ってくれるはずがありません。
もしあなたが自分さえ我慢していればよいと考えているのであれば、今すぐにそういった考えは手放してください。
勇気がいることですが、あなた自身の考えをはっきりと誰かに伝えなければ事態は変わりませんよ。
負のオーラを消して正のオーラに変える方法は、第一にマイナス思考を止めることです。
書いてしまえば簡単に思えますが、実際のところ負のオーラの悪循環に飲み込まれている人にとってはかなり難しいことなのです。
すぐには改善されないかもしれませんが、なるべくポジティブな言葉を口にだしてみることから始めてみるとよいでしょう。
前向きな言葉を口にだしていると、不思議なことに気持ちも前向きになってきます。
また自分自身を大切にすると同時に、他人も大切にするようにしましょう。
自分自身の長所も短所も受け入れるようになると、自然と他人に対しての許容範囲も広くなって多少のことではイライラしなくなります。
自分も失敗することがあるし、それは他人にしても同じこと。
嫌なことがあったときに他人のせいにしていたような人にとっては、ものごとの結果は全て自分が引き起こしたり呼び寄せたりしたものだということを認めることはとても辛いことです。
そういったことも徐々に思考でなく感覚で理解していけるようになるでしょう。
そしてとても大切なことは笑顔を絶やさないことです。楽しくもないのに笑えないと思わずに、常に笑顔でいることを心がけてください。
最初は恥ずかしくて、うまく笑えないかもしれませんが、効果は抜群なので馬鹿にせずにいつも笑顔で過ごせるようにしてみましょう。
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