トパーズはジュエリーとしての知名度は高く、とても人気のパワーストーンでカラーバリエーションも豊富です。トパーズの特徴や意味、もたらされる効果とその歴史などに触れていきます。
トパーズは豊富なバリエーションを持っているのが特徴ですが、本来は無色透明なパワーストーンになります。光や熱によって結晶にゆがみが生じ変化することによって色が変わっていくのです。
熱や光を浴びたからといってすぐに変化するわけではなく時間をかけて少しずつ変化していきます。鮮やかなトパーズを買ったのに、気づいたら無色透明になってしまうということもあり得るでしょう。
トパーズは人の手によって簡単に色を変化させることができるパワーストーンでもあり、天然のものであると証明するのはなかなか難しいようです。
トパーズはポジティブなエネルギーを放つので、ネガティブに傾きやすいという人や明るい気持ちで前に進んでいきたい人にいいでしょう。
心に平穏をもたらしてくれるパワーストーンなので、ストレスを感じていたり感情のコントロールができないという人にもおススメです。
トパーズには感受性を高めたり創造性を向上させてくれる働きもあるため、センスを磨きたい人にもピッタリでしょう。
直観力や洞察力も高めてくれるので、自分にとって何が必要かを教えてくれ進むべき方向へと導いてくれます。人生において必要な人や環境、物事等を引き寄せるパワーもあるでしょう。
人生における探し物を見つけてくれるのがトパーズです。持っている人が生きていくうえで、必要なものを引き寄せてくれるでしょう。
直観力と洞察力を向上させることによって、明るい未来に希望を持ち進んでいくパワーを得ることができます。
いろいろなことに悩み疲れた心や頭を癒し疲労回復をさせてくれる効果もあるでしょう。
外部からのネガティブなエネルギーやストレスといったものから持っている人を守ってくれ、感情をコントロールできるよう働きかけてくれます。
精神的な寛大さや深い愛情を得ることができ、平穏な生活へと導いてくれるでしょう。
思考を現実化するサポートもトパーズはしてくれます。
トパーズの名前の由来はギリシア語でTopazosという探し求めるという名前からきているという説、紅海に浮かんでいるトパシオンという島にちなんで名づけられたという説、サンスクリット語で火の意味を持つトパズからきているという説をはじめ諸説あります。
古代ギリシアやローマの時代にはべリベットがトパーズという名前で呼ばれていたという記述も残っているようです。
紅海に浮かぶセントジョーンズ島が主要産地でした。
古代ギリシアの人々はトパーズは自分たちにパワーを与えてくれる石であると信じていました。
ヨーロッパではルネサンスの間にトパーズは魔法の呪文を解き、怒りを拭い去ってくれると考えられていました。
また、インドでは何世紀にもわたって心臓の上にトパーズを着用することによって、長寿や美しさ、知性を得ることが保証されると信じられているようです。
トパーズの中でも赤みを帯びたものをインペリアルトパーズといい、その名は19世紀のロシアから始まっています。当時ウラル山脈がトパーズの主要産地で、そこで産出されたピンクのトパーズはロシア皇帝に敬意を表して命名され所有権は皇族に限られていたようです。
トパーズはアメリカでは11月の誕生石になっています。
トパーズはフッ素を含むアルミニウム珪酸塩です。産地によって多少性質が異なるという特徴を持っています。
古代からカラーバリエーションが豊富で、宝飾品として重宝されていたようです。本来は無色透明ですが、和名では黄玉になります。日本では青いトパーズは知られていなかったからです。
明治初期に滋賀県で大きいトパーズが産出され、その中にブルートパーズも含まれていました。
とても美しいブルートパーズは世界に広まりましたが、現在は天然のブルートパーズはほぼありません。トパーズの中でも高価ですが、加熱や照射処理され加工されたものになります。
硬度は8で、比較的硬い鉱物ですが、結晶の上下軸に直角の方向で割れやすい劈開性質を持っているので、方向によってはもろくひび割れや内部亀裂を起こしてしまうでしょう。
組成はAl2[(F,OH)2|SiO4]で、OHタイプとFタイプに分類されます。
OHタイプはトパーズの中でも最高峰といわれるインペリアルトパーズで、赤みを帯びているものです。
Fタイプは放射線処理によってさまざまな色に変化している特徴を持ち、ブルー以外のものは光を浴び続けると退色してしまいます。
結晶系は斜方晶系で、比重は3.5~3.57です。
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