
幻想的な青白い輝きを持つペリステライトは、女性に嬉しい効果のある優しい石です。このパワーストーンの特徴や意味、もたらされる効果とその歴史などに触れていきましょう。
ペリステライトはブルームーンストーンとも呼ばれていますが、鉱物としては正確にはこの二つの石は別のものです。
ブルームーンストーンと呼ばれる理由は、ペリステライトの知名度がブルームーンストーンほどは高くないことに由来します。
しかし、パワーストーンとしての効果は青白く光るシラーに由来することから同等とされるので、持ち主に余程のこだわりがない限りは大きな問題はないでしょう。
ペリステライトはムーンストーンと同様に、月のエネルギーを受容するパワーストーンです。
月のあかりが優しく降り注ぐように、持ち主の心を穏やかに癒してくれる慈愛の波動に満ちあふれています。恋愛運を高めたい方や、女性性を高めたいと願っている方にオススメの石です。
月はご存知のように満ち欠けを繰り返します。このことから持ち主の生理的な周期を整えたり、情緒の面にも大きな影響を与えてくれるでしょう。
女性特有の病気や不快な症状の緩和のサポートを担ってくれたり、生活のリズムを整えるための手助けも期待できます。
ペリステライトは女性が持つためのパワーストーンと思われがちですが、男性が持つことで感受性が高まったり、考えをフレキシブルにしてくれる効果もあるでしょう。
ペリステライトは優しく穏やかなエネルギーを持つパワーストーンですから、持ち主を選ぶことはありません。
そのヒーリング効果は、今まさに疲れている方に休息と安らぎを与える他にも、過去に受けた心の傷やトラウマによるブロックをゆっくりと穏やかに取り去ってもくれるでしょう。
また、月とインスピレーションは切っても切り離せない関係にあります。持ち主の感覚や感性を研ぎ澄ませて、眠っていたスピリチュアルなパワーを目覚めさせてくれるサポートを担ってくれるでしょう。
女性が持つことで女性ホルモンの活性化にも繋がります。永遠の若さや美を保つことは女性にとっては大きな夢でもありますが、そんな切なる願いを聞き届けていつまでも若々しく生き生きとした生活が送れるように見守ってくれるでしょう。
昔は旅に出たときには、夜間は月明かりを頼りに歩いていたと言われています。月明かりは旅人が道に迷わないように先を照らしてくれる守護の象徴でもありました。そこから旅の無事を祈って、お守りとして持つと良いとも言われています。
ペリステライトの歴史は、本家本元のブルームーンストーンを抜きにしては語ることができません。
本来のブルームーンストーンは、スリランカのミーティヤゴダ鉱山などで極々稀に産出される青白い光を放つムーンストーンのことを指していました。
透明感が高くて青のシラーが美しいスリランカ産のものは、特別に「ロイヤルブルー・ムーンストーン」と呼ばれます。
その他にもオーストリアのアデュラー山脈で産出される青色のシラーを持つものは「アデュラリアン・ムーンストーン」と呼ばれていました。
しかし、こういった鉱山は現在すでに廃坑となっており、新しく天然のブルームーンストーンが産出されることは困難となってしまいます。
ペリステライトはブルームーンストーンに似た石として1990年代ごろから注目度が上がるようになりましたが、見た目はよく似ていてもその成分はムーンストーンとは異なる鉱物です。
また、ラブラドライトという青白いシラーを持つ別のパワーストーンが当初、レインボームーンストーンやロイヤルブルー・ムーンストーンとして販売されていることも多々ありました。
しかし、ラブラドライトもペリステライトも石の希少価値としては本物のブルームーンストーンとは比較になりません。
お値段も段違いですから、ブルームーンストーンと銘打って高額で販売されているペリステライトやラブラドライトには注意が必要です。
ペリステライトの名の由来は、その遊色効果が鳩の羽の光に似ていることから、ギリシャ語で鳩を表わすPeristeraに因んでいます。
別名をアルバイト・ムーンストーンと呼ばれるペリステライトは、曹長石(アルバイト)に属する長石のグループの一種です。
正式な鉱物名は、天然フェルドスパー。フェルドスパー(Feldspar)は長石を指しますが、これは鉱物の中でもっとも広く分布し、地殻の重量の半分を占めるとも言われる鉱物です。
火成岩や変成岩、堆積岩など、ほとんどの岩石に含まれる造岩鉱物で、花崗岩には60%前後、玄武岩にも50%前後含まれます。
長石を含まない岩石は地球上にほとんど存在せず、そういった岩石はかなり特異な成長過程を経ている場合が多いでしょう。
前述したムーンストーンやラブラドライトもこの長石(フェルドスパー)のグループに含まれます。
ペリステライトの化学組成はNaAlSi3O8です。ちなみにムーンストーンはKAlSi3O8、ラブラドライトはCaAl2Si2O8で表わされます。
ペリステライトが持つブルーのイリデッセンス(遊色効果)をペリステリズムと呼びますが、これはアルバイトとオリゴクレースのラメラ構造によるものです。
この効果によって、ペリステライトが本家のブルームーンストーンのような青白い輝きを帯びます。
ペリステライトのモース硬度は6から6.5ですから、扱いやすい部類のパワーストーンです。
浄化の方法も選びませんが、やはりその名にちなんで月光浴をさせてあげると一番よいでしょう。