とても美しい色彩を持つクリソコラは、ブルーやグリーンといった宇宙や地球といった自然を感じさせる石です。
ターコイズに似ているクリソコラの特徴や効果等を詳しく見ていきましょう。
クリソコラは不透明なパワーストーンで無加工なものはほとんどなく、樹脂浸透等の加工されていることが多いようです。不純物が少ないほど美しく色鮮やかな青色をしています。希少価値が高く価格も比較的高価です。
単独で結晶となることはあまりありません。マラカイトやアズライトなどのほかの鉱物と混ざり合って産出されるようです。
クリソコラに水晶が融合して半透明になっているものはジェムシリカと呼ばれていますが、正式な名前はシリシファイド・クリソコラと呼ばれます。
地球をイメージさせるような特徴を持つクリソコラは、繁栄を象徴するパワーストーンです。マイナスやネガティブなエネルギーを浄化して、プラスやポジティブなエネルギーを呼び込むことができます。幸運のお守りとしての効果があり、恋愛成就や商売繁盛にもおすすめです。
女性らしい繊細さや細やかさをもたらしてくれるので、女子力アップや気配りを手に入れたい人にもいいでしょう。癒しのパワーも強く、リラックスしたいときに身に着けることで心身ともに癒されます。
生活リズムを取り戻させてくれたり、不眠症の改善にも効果的です。心身のバランスを整え、情緒を安定させたり、感情的になるのを抑えてくれます。
穏やかさと持続性を持っているパワーストーンであり、ヒーリング効果が高いです。ネガティブなものやマイナスエネルギーを取り去ってくれます。
潜在意識に働きかけ、本来持っている強さを呼び覚ましあらゆる変化に対応できるようサポートしてくれるでしょう。人間関係を円満に築くことにも力を貸してくれます。
母なる大地の象徴であるクリソコラは、女性だけではなく持つ人の思いやりや慈しみの精神を高めてくれるでしょう。感性を磨き自分をうまく表現するのにパワーを与えてくれます。
幸運や繁栄、豊かさをもたらしてくれ、実りある人生へと導いてくれるでしょう。
クリソコラはギリシア語で金を意味するchrysosとつなぐを意味するkillaを合わせたものになります。クリソコラは金を生み出してくれる不思議な石として昔は信じられていていました。シジリアの哲学者によってクリソコラと名付けられたようです。
質の良いクリソコラはアメリカで産出されるものが多く、ジャムシリカと呼ばれてアクセサリーとして人気があります。
イスラエルのエイラットで産出されるクリソコラがとても有名で、ターコイズやアズマライト、マライカイトといったほかの鉱物と一緒に産出され、エイラットストーンと呼ばれていたようです。
その昔ソロモン王がエイラットストーンを身に着けていたという伝説が残っており、ソロモンの記憶を持つ伝説の石であるとして語り継がれています。先史時代からとても人気のあった歴史のある石で、ターコイズと似ていることから緑のトルコ石と呼ばれることもあるでしょう。
不純物やほかの石を含んでいるものがほとんどで、色彩のばらつき具合がターコイズと見間違えさせるようです。
ターコイズに比べて脆いのでクリソコラはそのまま宝飾品として使えるものは少ないですが、古代ギリシアやローマの人たちには人気で好んで使われていました。
クリソコラは主に銅から作られている鉱物であり、銅が酸化した錆でできています。
クリソコラと一緒に産出されることが多い鉱物の代表にマラカイトがありますが、昔はマラカイトは錬金術で金属銅をあぶって取り出していたようです。
とても硬度が低いため崩れやすい特徴を持っています。そのままで研磨や加工することが難しく、透明な樹脂を浸透させて加工を施され強度を増すことが多いでしょう。
低温で形成されるもので、明確な結晶系は持っていません。いろいろな状態で産出されるようです。
クリソコラの模様は地球を思わせるような鮮やかな青色をしていますが、純粋なものはほとんどなく不純物や別の鉱物が混ざっています。
クリソコラは不透明ですが、珪酸溶液がしみ込んだものは半透明のものもあるようです。
透明度が特に美しいものはジェムシリカ、透明度が低くなるにつれてクリソコラ・カルセドニ、クリソコラ・クォーツと呼ばれます。縞模様があるとクリソコラ・アゲートです。
色はグリーン、ブルー、青緑で、ケイ酸塩鉱物に分類されます。単斜晶系で、ガラス光沢、蝋光沢、土状光沢があります。
硬度は2~4ですが、石英化していると7です。比重は2.8~3.2、屈折率は1.575~1.585で、断口は不平坦か貝殻状になっています。
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