古代中国に起源をもつ九星気学。九つの星(九星)を基にして個人の運勢や吉方位を占う方法であり、特定の方位や時期が個人の運勢にどのように影響するかを占います。
そんな九星気学における開運日とは、特定の吉方位や運気が強く作用する日を示し、
というように、方位盤が重なる日を指します。
なお、この年盤や月盤といった方位盤は、9つの星を8つの方位とその中心に配置した盤となり、年、月、日、時間によって、時間の流れとともに九星の位置が法則に従って変わっていくものです。
そのため、年盤・月盤・日盤の3つの盤がすべて重なる日はとても稀であり、大抵は1年に1、2回ほどですが、中には重ならない年もあります。これは、各盤の変化周期が異なるため、すべてが一致するタイミングが非常に限られているからです。
このように、月盤や日盤などが重なる日は珍しく、そのため通常の吉方位の数倍の吉作用があるとされていますので、運気を上げたいと思うならば、ぜひ月盤や日盤などが重なる日に吉方位への旅行をおすすめします。
大開運日や開運日を見つける場合には、まずは自分の生年月日から九星(本命星)を割り出すことになります。
そして、年盤・月盤・日盤が重なる日を探すことになるのですが、吉方位カレンダーなどを利用することで、年盤、月盤、日盤の重なりを自動で確認することができます。
なお、年盤・月盤・日盤が重なる日を見つけたら、さらに確認したいのが
最大吉方位(さいだいきっぽうい)の有無。
最大吉方位とは、本命星と月命星に共通して相性の良い九星の方位のことで、これが方位盤に重なっているとさらに運気がパワーアップすると考えられています。
なお、九星気学の開運方法として「吉方位旅行」や「祐気取り」と呼ばれる方法があります。これは自分の吉方位へ旅行して、その土地の良い気を得ることとされ、
開運日に吉方位旅行を行うことで、その方位のエネルギーを最大限に取り入れることができます。
吉効果をより効果的に得るには、以下の通り、自宅からの移動距離と滞在時間が大きく関係すると考えれています。
普段から行動範囲が狭い場合には1泊~2泊の国内旅行でも効果が表れる場合もありますが、より高い効果を得たいと思うならば、長距離の1週間以上をおすすめします。
また、吉方位旅行をしたからといって、すぐに運気がアップするわけではないことを覚えておくと良いでしょう。というのも、九星気学では吉凶効果が表れやすい時期があるので覚えておくと良いでしょう。
なお、吉方位旅行をするならば以下のポイントを押さえていきましょう。
《吉方位旅行のポイント》
1、事前に調査する
吉方位を正確に把握することが重要です。また、吉方位の情報を事前に調査し、計画を立てておくと良いでしょう。
2、リラックスする
旅行中は、リラックスして楽しむことが大切です。ストレスを感じず、ポジティブな気持ちで過ごすことで、吉方位のエネルギーをより効果的に取り入れることができます。
3、その土地に触れ合う
自然に触れたり、地元の食事を楽しんだり、神社とお寺を訪れたりして、その土地のパワーを取り込みましょう。
4、旅行後の過ごし方
旅行後は、吉方位で得たエネルギーを維持するために、ポジティブな思考を保ち、健康的な生活を心掛けることが大切です。
いかがでしたか。吉方位旅行は、良い方位に移動することで運気を向上させる方法となり、特に開運日に旅行をすることで、その方位のエネルギーを最大限に取り入れることができます。運気を上げたい!そのような思いがあるならば、ぜひ開運日に吉方位旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
九星気学で相性や運勢が丸わかり!