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運勢の定義とは?九星気学では若・壮・晩年期で運勢が変化する

そもそも運勢とは何?九星気学で紐解く若・壮年運から晩年運の定義

運勢の定義~そもそも運はコントロールできる?

運勢の定義~そもそも運はコントロールできる?

皆さんは、運勢について考えたことはあるでしょうか?

運勢や運気という言葉自体は聞き馴染みのあるワードですが、日常生活のなかで使われる「運が良かった」「運が悪かった」というのは、単に偶発的に起こる出来事に対して使われることが多く、人生そのものを指すことは少ない傾向にあります。よって「運(うん)」という言葉自体は、何かのタイミングの良し悪しを指す一方で

運勢・運気というワードは長いスパンで見た時の全体運

という認識が多いのかもしれませんが、実は「運勢の定義」としては、個人の運命や未来を占う概念のひとつであり、「運勢」自体が占いのひとつであることは意外と知られていません。運気の流れや勢いを占うことが運勢であり、

「運勢は信じるけど占いは信じていない」という概念は矛盾している

ということになるわけです。

もちろん運勢の考え方もさまざまですので、一概に矛盾しているとも言い切れない部分はあるかもしれませんが、人生においては誰しも運勢や運気に恵まれたいと思うのが本心であり、できることなら生涯通して運気に恵まれた人生を送りたいと思うのが当然。
そのためにも、「運気に恵まれるためにはどのような行動を取れば良いか?」という発想になりますが、すなわちこれは

自身の行動によって運勢を変えよう

という考えに基づいており、その行動を導くツールが占いになるわけです。
日本の国民的文化のひとつに、お正月の初詣におみくじを引き、そこに書かれた内容を肝に銘じて1年を過ごすといった風習が挙げられますが、いわばこれ自体が占いのツールのひとつであり、それがたまたま「おみくじ」であるというだけで、諸外国によってはそれが九星気学であったり、算命学であったりするのと同じこと。

運勢や運気という言葉自体はあまりピンと来ない部分はあるものの、意識のなかにはしっかりと植え付けられており、さらにはそれを「コントロールしようという意欲もある」、それが運勢ということなのです。つまり、コントロールした際の結果はさておき、無意識のなかで

運気をコントロールしようというマインドは誰しも持っている

ということを認識し、長い人生・短い人生のなかで運勢と向き合う必要があるのです。

そこで今回の記事では、そんな「そもそも運勢・運気とは?」という概念にフォーカスし、九星気学における「運勢・運気」の定義や、その導き方についてご紹介していきます。九星気学の基本思想や理念を理解することで、運勢を能動的に変えていくことができるのか?・・・

運勢と向き合うということはどういうことなのか?を理解していくようにしましょう。

九星気学の基本理念は「宿命に捉われず能動的に運を動かす」

九星気学の基本理念は「宿命に捉われず能動的に運を動かす」

当サイトでも詳しく取り上げております占術のひとつ「九星気学」。

九星気学の起源・基礎においては、過去記事「▼九星気学とはなにか?その起源と基本概念を知ろう」も併せてご参照いただければと思いますが、九星気学は、不変であるその人の生年月日を元に性格や運勢を導く占いであり、占術分類としては「命術占い」で、偶発的にあらわれる現象や象徴を占う「卜術」ではありません。

となると、不変的な情報である生年月日を元に運勢を導くなら、

その運勢は変えることができない宿命的なもの

になってしまうだけでなく、理屈的には同じ生年月日の人がいれば、同じような人生、運勢を辿ることになってしまいます。ただし、九星気学の基本思想のなかには、

その宿命的な運勢を自らの能動的な行動によって動かす

という動的な概念があり、それが方位の概念であったり、祐気取りであったりするのです。九星気学においては、生年月日を元に本命星を導き、その本命星に割り当てられて基本的な資質や性格を判別することができる点は、「▼一白水星の基礎知識~基本性質や属性・象意ほか」や「▼二黒土星の基礎知識~基本性質や属性・象意ほか」でもご紹介しておりますが、それとは別に

その年その年ごとに運気の良い・悪い方位を導く

といった能動的な行動を促して運勢を動かすためのサインポスト的な役割も果たしますので、必ずしも生年月日が同じ人同士が同じ運勢を辿るという訳ではないということを理解しておく必要があります。

もちろん、同じ生年月日の双子の兄弟が、毎日共に同じ行動を取っていればそのようになるかもしれませんが、日常生活においてはそれは非現実的であり、人間が1000人いれば1000通りの人生があるのと同様、日々の行動ひとつで運命の分かれ道となることは往々にありますので、

こうした分岐点での判断を見誤らないようにするため

にも、九星気学のような占術を取り入れるという考えが必要なのです。
日本の風習として取り入れられている「おみくじ」などは、

たまたま偶然にもそのくじを引いた

という点では、タロットカードを引くのと同様「卜術」に該当する占いではありますが、おみくじに書かれた内容を1年通して心がけたり、吉方位を意識したりするのは、少々ナンセンスかもしれません。
おみくじは、あくまで「偶然そのくじを引いた」に過ぎませんので、そういう観点では九星気学のような生年月日を元に、その年の運勢や吉方位を導き出す方が信憑性が高いのかもしれません。

人生における若年~壮年~晩年に変化する運勢

人生における若年~壮年~晩年に変化する運勢を捉えよう!

人生約80年と言われる時代。
実際に自分の意思を明確に持ち、人格が形成されるのが10歳ごろと言われますので、正味の人生は50~60年程度のなかでどのような運気に恵まれるかは、生まれ持った宿命と自らの行動次第ではあります。九星気学においては、その人生を大きく

「若年期~壮年期~晩年期」の3つのフェーズに分類

し、若年期で成功するとか、晩年期に苦労するとか、運勢・運気が変化することを前提としている側面もあります。冷静に考えると、若年期から晩年期まで、安定した運気であればあるほど、つまらない人生になるという考え方もでき、やはり人生においては

苦難な時期もあれば幸運に恵まれる年もある

というのが宿命であり、何事も順風満帆で過ごせるというケースは非常に稀かもしれません。また、九星気学の基本理念としては「いかに凶相を避けるか?」という観点もありますので、病気や仕事面での苦難な時期は必ず訪れるものの、

その際の悪影響をいかに小さく抑えるか

という点で、こうした行動を控えたり、一定の方位には向かわないなどの回避策を暗示してくれるのもまた九星気学の特徴のひとつです。もちろん、仮に若年期では凶相が強まっても、中年期にはそれが吉相になったり、晩年期ではまた凶相になったりと、運気は常に変化するため、目まぐるしく変化する運勢を素直に受け入れ、

自らで柔軟に変化・対応させていく

こともまた必要な行動のひとつでもあります。

せっかく九星気学のリーディングで、運勢を変化させる吉凶方位や行動が示されているのに、それを実行しなければ何も変わりませんし、下手すれば何もかも悪い方向に転じてしまうかもしれません。中年期から晩年期にかけては、こうした行動力も低下し、柔軟性も失われ、考えそのものが意固地になっていく傾向にあります。

特に中年期以降、晩年期にかけては、同じ1年でも

  • 20年生きてきたなかでの1年(1/20:5.0%)
  • 60年生きてきたなかでの1年(1/60:1.6%)

人生における1年間の長さが20代それとはまったく異なり、非常に短いものになってきます。九星気学においては、若年期も晩年期も同じ1年という扱いではありますが、人生にとっては同じ1年でも、20代の時に感じる1年は長くとも、60代で感じる1年はあっという間ですので、

運勢・運気の変化も非常に早く感じる

ということを念頭に置いておく必要があります。

九星気学の本命星によっては、中年期に運気が最大になる星もあれば、晩年期に運気が安定するといった星もあり様々です。晩年期に向けて運気が低迷するようであれば、若年~中年期にいかに安定した生活基盤を築けるか、という課題も見え、対策を取っていくこともできますので、

九星気学を用いた人生のロードマップ

を描いておくことでさまざまな苦難に直面しても、それを運命・運勢として受け入れることができ、それを適切に対処できるようになることでしょう。

このように、九星気学の基本思想を知ることで、人生における多彩な苦楽やライフイベントをこなしつつ、晩年期にかけていかに安定した生活を送ることができるかを導き出し、運気をうまくコントロールできるようになれば、実り豊かな人生にすることができることでしょう。

九星気学で相性や運勢が丸わかり!

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